社会特論(D)

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 社会特論(D)
科目番号 1951002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 授業で配布するプリント類
担当教員 澤田 大吾

到達目標

(1)グローバル化された現代における時事問題など一般教養程度の内容が理解できる。
(2)科学技術の諸問題や思想などについて一般教養程度の内容が理解できる。
(3)企業や資源や地域紛争、グローバル化や反グローバル化などについて一般教養程度の内容が理解できる。
(4)日本の抱える社会や国際的諸問題について一般教養程度の内容が理解できる。 (5)現代における地域の抱える諸問題について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1グローバル化された現代における時事問題などに関するニュースの内容が理解できて、内容も説明できる。グローバル化された現代における時事問題などに関するニュースの内容が理解できる。グローバル化された現代における時事問題などに関する理解できていない。
評価項目2科学技術の諸問題や思想などに関するニュースの内容が理解できて、内容も説明できる。科学技術の諸問題や思想などに関するニュースの内容が理解できる。科学技術の諸問題や思想などに関する理解できていない。
評価項目3企業や資源や地域紛争、グローバル化や反グローバル化などに関するニュースの内容が理解できて、内容も説明できる。企業や資源や地域紛争、グローバル化や反グローバル化などに関するニュースの内容が理解できる。企業や資源や地域紛争、グローバル化や反グローバル化などに関する理解できていない。
評価項目4日本の抱える社会や国際的諸問題に関するニュースの内容が理解できて、内容も説明できる。日本の抱える社会や国際的諸問題に関するニュースの内容が理解できる。日本の抱える社会や国際的諸問題に関する理解できていない。
評価項目5地域の抱える諸問題について内容が理解できて、内容も説明できる。地域の抱える諸問題について、基礎的な理解ができる。地域の抱える諸問題について、基礎的な内容が理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)グローバル化された現代における時事問題などについて理解できる。                                                     
(2)科学技術の諸問題や思想などについて理解できる。                                        (3)企業や資源や地域紛争、グローバル化や反グローバル化などについて理解できる。                                        (4)日本の抱える社会や国際的諸問題について理解できる。                                        (5)地域の抱える諸問題について理解できる。
授業の進め方・方法:
 社会特論は、これから就職活動を控え、また社会人となっていくために必要な現代社会を理解するために時事問題を、講義(ニュース検定)と演習形式で学習していくものである。グローバル化された世界情勢の動きや、行き過ぎたグローバル化や企業の問題、それに伴う格差や資源、テロの問題など、学習する内容は多岐にわたる。これらの内容を講義と共に、新聞や書籍記事などを用いて学生個々人が読解し、分析することによって理解をふかめるものである。
注意点:
(1)ニュース検定(毎日新聞社)を利用して補助プリントを利用して授業を展開していく。                                                                     
(2)課題などは必ず期限内に提出すること。
(3)学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 世界の現状 ガイダンス終了後、ウクライナ問題を理解する。
2週 超加速経済アフリカ
将来の日本社会はリープフロッグ現象のアフリカで見られるお話から今後にの世界について理解する。
3週 日本国憲法について(1) 憲法改正過程 改憲勢力と護憲勢力
4週 日本国憲法について(2) 9条について 
9条以外のテーマについて
5週 日本の外交について(1) 日本と韓国の関係について理解する
日本とアメリカの関係について理解する
6週 日本の外交について(2) 今後の日本とアメリカの関係について理解する
日本とロシアの関係について理解する
7週 日本の外交について(3) 日本と中国の関係について理解する
8週 人口減少社会について(1) 地方自治の基本について理解する
ふるさと納税と地方の抱える問題点
2ndQ
9週 人口減少社会について(2) 少子高齢化と国債残高について理解する
10週 日本の貿易について(1) 保護貿易と自由貿易
11週 日本の貿易について(2) 円高と円安について理解する
自由貿易体制(TPPはどうなるのか)
12週 これからのエネルギー政策について エネルギーの変遷と今後のエネルギー
13週 社会保障制度について 人口減少と社会保障にういて理解する
14週 働き方改革について 働き方改革が目指すもの
15週 まとめ
全体の補習日
まとめ
16週 前期末試験 前期末試験
後期
3rdQ
1週 戦後の国際関係(1)
WWⅠ以前の国際関係(1)
2週 戦後の国際関係(2) WWⅠ以前の国際関係(2)
3週 戦後の国際関係(3) WWⅠ中の国際関係
4週 戦後の国際関係(4) ヒットラーの登場
5週 戦後の国際関係(5) WWⅡの始まり
6週 戦後の国際関係(6) ポストWWⅡ
7週 戦後の国際関係(7) 勝者の世界分割
8週 戦後の国際関係(8) 冷戦と各抑止力
4thQ
9週 戦後の国際関係(9) ベトナム戦争
10週 戦後の国際関係(10) 冷戦終結
11週 戦後の国際関係(11) 戦後の日本
12週 戦後の国際関係(12) 戦後の日本
13週 戦後の国際関係(13) 戦後の日本
14週 戦後の国際関係(14) 戦後の日本
15週 戦後の国際経済(15) 戦後の日本
16週 学年末試験 学年末試験
答案返却と解説

評価割合

試験発表相互評価態度課題その他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力4000020060
専門的能力200000020
分野横断的能力200000020