科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 国語
科目番号 0019 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 適宜、プリントを配布する。
担当教員 朝倉 和

到達目標

(1)情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。
(2)他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。
(3)相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。
(4)社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを最大限に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに大いに生かすことができる。情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができない。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができない。
評価項目2他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に大いに資することができる。他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができない。
評価項目3相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションを効果的にとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を十二分に習得できる。相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができない。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できない。
評価項目4社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を十二分に理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして効果的に実践できる。社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前半は(1)日本語表現演習 と称し、日本語(特に科学・技術文章)の基本ルールを再確認する。これは、その後に続く、コミュニケーション基礎力の養成を目的とする(2)スピーチ・プレゼン、(3)文章作成 をより効果的な内容にする狙いがある。(2)スピーチ・プレゼン は、原稿の書き方・話し方・聞き方・質問の仕方等を学習する。(3)文章作成 を行う際は、文章の「型」や段落構成を、特に意識する。
授業の進め方・方法:
(1)日本語表現問題演習は、プリントを使った問題演習形式である。事前に問題を解いておき、授業でその解説をする。
(2)スピーチ・プレゼンは、「おすすめの本」という題目で、一人ずつクラス全員の前で発表する(時間は3~5分)。
(3)文章作成は、課題ごとに文章を作成し、提出する。
(4)課題提出は期限厳守、フロッピーやUSBメモリで提出する場合がある。発表や提出に際して、下書き原稿を一旦提出し、添削を受ける機会もある。
注意点:
(1)課題提出は期限厳守、フロッピーやUSBメモリで提出する場合がある。発表や提出に際して、下書き原稿を一旦提出し、添削を受ける機会もある。
(2)プリントをファイルするバインダーを各自準備すること。
(3)電子辞書もしくは国語辞書を持参することが望ましい。
(7)学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.日本語表現演習 就職活動に際して、自分の考えを、的確に相手に伝えることは大切である。また、就職してからも、(科学・技術)文章が書けないかぎり、円滑に仕事を進めることは難しい。「句読点のルール」など基本的な事柄から再確認し、添削や演習を繰り返して文章能力の向上をはかる。

1-(1) 「誤字の削除」 1-(2) 「送りがなの付け方」 1-(3) 「同訓・同音語句の選択」 1-(4) 「形式名詞の識別」 1-(5) 「補助動詞の識別」 1-(6) 「禁則処理」 1-(7) 「中点」 1-(8) 「括弧・コロン」 1-(9) 「接続詞」 1-(10) 「接文語句」 1-(11) 「カタカナ単語の表記」 1-(12) 「長音符号」 1-(13) 「副詞の表記」 1-(14) 「当て字の表記」 1-(15) 「敬語」
2週 同上 同上
3週 2.スピーチ・プレゼン これまでの読書タイムで読んだ本の中で、最も印象的な1冊を選び、クラス全員の前で紹介することができる。その際、言葉遣いや発表態度にも気を配る。また、聞く側も、的確に発表を分析、評価することができるようになる。
4週 同上 同上
5週 同上 同上
6週 同上 同上
7週 同上 同上
8週 3.文章作成 文章構成を意識しながら、様々なパターンの文章を書くことができる。

3-(1) 手紙・はがき・メール文書
3-(2) 小論文
3-(3) 自己推薦(PR)文・志望動機(理由)書
2ndQ
9週 同上 同上
10週 同上 同上
11週 同上 同上
12週 同上 同上
13週 同上 同上
14週 同上 同上
15週 前期末試験
答案返却・解説
16週

評価割合

試験発表レポート・課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合502525000100
基礎的能力502525000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000