科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 歴史
科目番号 0019 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『詳説 世界史B 改訂版』(山川出版社、2017年)
担当教員 小河 浩

到達目標

(1)先史時代から、オリエント・古代ギリシア=ローマ文明、古代インド、中国文明(モンゴル帝国時代まで)などについて高等学校履修程度の内容が理解できる。
(2)古代インド、中国文明(モンゴル帝国時代まで)について高等学校履修程度の内容が理解できる。
(3)イスラム世界の興隆について高等学校履修程度の内容が理解できる。
(4) 西欧封建社会について高等学校履修程度の内容が理解できる。 (5)上記の時代にあたる日本および地域史について、基礎的な内容が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1先史時代から、オリエント・古代ギリシア=ローマ文明、古代インド、中国文明(モンゴル帝国時代まで)などについて、基礎的な用語が理解できて、内容も説明できる。先史時代から、オリエント・古代ギリシア=ローマ文明、古代インド、中国文明(モンゴル帝国時代まで)などについて、基礎的な用語が理解できる。先史時代から、オリエント・古代ギリシア=ローマ文明、古代インド、中国文明(モンゴル帝国時代まで)などについて、基礎的な用語が理解できていない。
評価項目2古代インド、中国文明(モンゴル帝国時代まで)について、基礎的な用語が理解できて、内容も説明できる。古代インド、中国文明(モンゴル帝国時代まで)について、基礎的な用語が理解できる。古代インド、中国文明(モンゴル帝国時代まで)について、基礎的な用語が理解できていない。
評価項目3イスラム世界の興隆について、基礎的な用語が理解できて、内容も説明できる。イスラム世界の興隆について、基礎的な用語が理解できる。イスラム世界の興隆について、基礎的な用語が理解できていない。
評価項目4西欧封建社会について、基礎的な用語が理解できて、内容も説明できる。西欧封建社会について、基礎的な用語が理解できる。西欧封建社会について、基礎的な用語が理解できていない。
評価項目5上記の時代にあたる日本および地域史について、基礎的な事柄が理解できて、内容も説明できる。上記の時代にあたる日本および地域史について、基礎的な事柄が理解できる。上記の時代にあたる日本および地域史について、基礎的な事柄が理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)先史時代から、オリエント・古代ギリシア=ローマ文明などについて理解できる。                                                     
(2)古代インド、中国文明(モンゴル帝国時代まで)について理解できる。                                                        
(3)イスラム世界の興隆について理解できる。                                                                       (4)西欧封建社会について理解できる。                                                                       (5)上記の時代にあたる日本および地域史について理解できる。
授業の進め方・方法:
 1年の歴史では、先史時代から世界四大文明、古代ギリシア・ローマ、インド、モンゴル帝国時代までの中国、イスラム世界の成立と展開、西欧封建社会の成立と展開など、主に近代以前の歴史について学習する。グローバル化した世界の展開を理解するのは、語学ばかりでなく、世界の歴史や文化についての幅広い知識が必要である。本学年では、近代以降の歴史・文化的基盤となるより古い段階の日本を含む世界史を主に講義形式で学ぶ。
注意点:
(1)シラバス内容に照らし合わせて予習をしてくること。                                                                     
(2)課題などは必ず期限内に提出すること。                                        (3)学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。   

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.先史時代から、オリエント ガイダンス
1-(1) 先史の世界について理解できる。
2週 1.先史時代から、オリエント 1-(2)古代オリエント文明について理解できる 。
3週 1.先史時代から、オリエント 1-(3)古代エジプト文明について理解できる。
4週 2.地中海東岸の世界・古代ギリシア文明 2-(1)ヘブライ人の文明について理解できる 。
5週 2.地中海東岸の世界・古代ギリシア文明 2-(2) ユダヤ教の成立について理解できる。
6週 2.地中海東岸の世界・古代ギリシア文明 2-(3)古代ギリシア文明、科学、哲学など全般について理解できる 。
7週 前期中間試験 中間試験
8週 3.古代ローマ文明、古代インド文明 答案返却・解説
3-(1)共和政期ローマについて理解できる 。
2ndQ
9週 3.古代ローマ文明、古代インド文明 3-(2)帝政ローマについて理解できる 。
10週 3.古代ローマ文明、古代インド文明 3-(3)キリスト教の成立と発展について理解できる 。
11週 3.古代ローマ文明、古代インド文明 3-(4)古代インダス文明の発祥について理解できる 。
12週 3.古代ローマ文明、古代インド文明 3-(5)古代インド統一王朝、仏教の成立と発展について理解できる 。
13週 4.中国とイスラム世界 4-(1) 黄河文明の成立について理解できる。
14週 4.中国とイスラム世界 4-(2) 殷から漢代、文化、古典思想まで理解できる。
15週 4.中国とイスラム世界 4-(3) 中国の分裂時代と日本の曙まで理解できる。
16週 前期末試験 前期末試験
後期
3rdQ
1週 4.中国とイスラム世界 答案返却と解説
4-(4) 隋・唐・宋と地域の関わりについて理解できる。
2週 4.中国とイスラム世界 4-(5) モンゴル帝国時代と日本について理解できる 。
3週 4.中国とイスラム世界 4-(6) イスラム教の成立について理解できる。
4週 4.中国とイスラム世界 4-(7) 正統カリフ時代からイスラム帝国時代まで理解できる。
5週 4.中国とイスラム世界 4-(8) イスラム世界の分裂からトルコ人のイスラム化まで理解できる。
6週 4.中国とイスラム世界 4-(9) アフリカ、アジアのイスラム世界について理解できる。
7週 4.中国とイスラム世界 4-(10)イスラム文明について理解できる 。
8週 5.西欧封建社会 5-(1)ゲルマン人の大移動について理解できる 。
4thQ
9週 5.西欧封建社会 5-(2) フランク王国と東ヨーロッパ世界について理解できる。
10週 5.西欧封建社会 5-(3) ローマ=カトリック教会の成立について理解できる 。
11週 後期中間試験 後期中間試験
12週 5.西欧封建社会 答案返却と解説
5-(4) 西欧封建社会の成立について理解できる。
13週 5.西欧封建社会 5-(5) 十字軍運動、自治都市の成立などについて理解できる 。
14週 5.西欧封建社会 5-(6) 西欧封建社会の変容について理解できる 。
15週 5.西欧封建社会 5-(7)西欧封建社会の文化について理解できる。
16週 学年末試験 学年末試験、答案返却と解説

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合700015015100
基礎的能力50001501580
専門的能力200000020
分野横断的能力0000000