政治経済

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 政治経済
科目番号 0020 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 政治・経済(東京書籍)
担当教員 澤田 大吾

到達目標

(1)日本の政治経済の基本事項を理解する。
(2)日本国憲法を理解し、民主政治の諸問題を主体的に解決できるようにする。
(3)日々起こる出来事を主体的に理解し分析する力を得る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1政治経済の諸問題を理解し主体的な行動がとれる政治経済の諸問題を理解できる政治経済の諸問題を理解できない
評価項目2憲法を理解して民主社会の一員として主体的の行動できる憲法が理解できる憲法が理解できない
評価項目3日々のニュースが理解できる(ニュース検定準2級以上がとれる)日々のニュースがわかる (ニュース検定3級以上がとれる)日々のニュースが理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本のみならず世界の政治・経済・文化など様々な知識を習得し、多様な価値観を理解する。前期では、民主政治の基本原理と日本国憲法の基本原理を学習する。後期では、日本の政治機構そして国際政治について学び、戦後の日本政治経済史を統括する。またニュース検定本を副テキストとして採用し、現代のリアルな時事問題を理解する。また地域経済の具体化として大崎上島についての経済を学習する。
授業の進め方・方法:
1)授業は検定教科書を中心に講義方式で行う
(2)ニュース検定の副教材も常に準備しておく
(3)11月のニュース検定を受験し合格を目指す
(4)夏休みの課題として「税に関する作文」の提出を目指す
注意点:
1年間を通してノート作成をする作業を身につける。また学習した内容をアウトプットする機会としてニュース検定を受講することを進める。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 民主政治の基本原理 民主政治の成立を理解する
2週 民主政治の基本原理 法の支配を理解する
3週 民主政治の基本原理 基本的人権の確立を理解する
4週 民主政治の基本原理 現代の民主政治を理解する
5週 中間テストと返却 今まで学んだことのアウトプット
6週 民主政治の基本原理 現代の民主政治を理解する
7週 日本国憲法の基本原理 明治憲法の制定を理解する
8週 日本国憲法の基本原理 明治憲法の内容を理解する
2ndQ
9週 日本国憲法の基本原理 日本国憲法制定を理解する
10週 日本国憲法の基本原理 基本的人権の保障を理解する
11週 日本国憲法の基本原理 平和主義を理解する
12週 日本国憲法の基本原理 精神の自由と判例
13週 日本国憲法の基本原理 学問の自由・表現の自由と判例
14週 日本国憲法の基本原理 信教の自由と判例
15週 前期末試験と返却 経済的自由と判例
16週 後期にむけて 前期のまとめと後期での取り組み
後期
3rdQ
1週 日本国憲法の基本原理 夏休み課題テストと前期のまとめ
2週 日本国憲法の基本原理 社会権と判例
3週 日本国憲法の基本原理 自衛隊の成立過程
4週 日本国憲法の基本原理 自衛隊と憲法9条(判例)
5週 日本の政治機構 国会と立法を理解する
6週 日本の政治機構 内閣と行政を理解する
7週 中間テストと返却 これまでのまとめ
8週 日本の政治機構 裁判所と司法を理解する
4thQ
9週 現代の国際政治 国際関係と国際法を理解する
10週 現代の国際政治 国際社会の組織化と変容を理解する
11週 現代の国際政治 国際政治の動向と課題を理解する
12週 戦後日本政治経済史 終戦から朝鮮戦争まで
13週 戦後日本政治経済史 高度経済成長期からオイルショックまで
14週 戦後日本政治経済史 バブル経済まで
15週 戦後日本政治経済史 現代政治の問題点と総まとめ
16週 学年末試験と返却 試験の返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。3前6,後12,後14
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。3後13,後14,後15
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3後15
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。3前4,後8,後9
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。3後9,後10
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。3後10
公民哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。3前1
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。3前1,前2
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。3前2,前3
民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。3前7,前10
資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。3前8,前9,前11,後12,後13,後15
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3前8,前9,後12,後13,後14
地歴・公民現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。3前1,前4,前10
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。3前2,前3,前4
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。3後12,後13,後14,後15
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。3後13,後14,後15
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。3後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合21030300030300
基礎的能力7010100010100
専門的能力7010100010100
分野横断的能力7010100010100