科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 歴史
科目番号 0033 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『詳説 世界史B 改訂版』(山川出版社、2016年)
担当教員 小河 浩

到達目標

(1)ルネサンス以降の近代ヨーロッパ、絶対王政時代などについて高等学校履修程度の内容が理解できる。
(2)市民革命、産業革命などについて高等学校履修程度の内容が理解できる。
(3)植民地獲得から資本主義時代、社会主義やファシズムの勃興、世界大戦などについて高等学校履修程度の内容が理解できる。
(4) 中国(明・清から現代まで)について高等学校履修程度の内容が理解できる。 (5)戦後から米ソ冷戦構造、冷戦構造崩壊後の世界について、高等学校履修程度の内容が理解できる。 また上記の時代にあたる日本および地域史について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ルネサンス以降の近代ヨーロッパ、絶対王政時代などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、内容も説明できる。ルネサンス以降の近代ヨーロッパ、絶対王政時代などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できる。ルネサンス以降の近代ヨーロッパ、絶対王政時代などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できていない。
評価項目2市民革命、産業革命などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、内容も説明できる。市民革命、産業革命などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できる。市民革命、産業革命などについて高等学校履修程度の基礎的な用語などが理解できていない。
評価項目3植民地獲得から資本主義時代、社会主義やファシズムの勃興、世界大戦などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、内容も説明できる植民地獲得から資本主義時代、社会主義やファシズムの勃興、世界大戦などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できる。植民地獲得から資本主義時代、社会主義やファシズムの勃興、世界大戦などについて高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できていない。
評価項目4中国(明・清から現代まで)について高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、内容も説明できる。中国(明・清から現代まで)について高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できる。中国(明・清から現代まで)について高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できていない。
評価項目5戦後から米ソ冷戦構造、冷戦構造崩壊後の世界について高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できて、内容も説明できる。また、上記の時代にあたる日本および地域史について基礎的な事項が理解できて、内容も説明できる。戦後から米ソ冷戦構造、冷戦構造崩壊後の世界について高等学校履修程度の基礎的な用語が理解できる。また上記の時代にあたる日本および地域史について基礎的な事項が理解できる。戦後から米ソ冷戦構造、冷戦構造崩壊後の世界および、上記の時代にあたる日本および地域史について基礎的な用語が理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)ルネサンス以降の近代ヨーロッパ、絶対王政時代などについて理解できる。                                                     
(2)市民革命、産業革命などについて理解できる。                                        (3)植民地獲得から資本主義時代、社会主義やファシズムの勃興、世界大戦などについて理解できる。                                        (4)中国(明・清から現代まで)について理解できる。                                        (5)戦後から米ソ冷戦構造、冷戦構造崩壊後の世界および、上記の時代にあたる日本および地域史について理解できる。
授業の進め方・方法:
2年の歴史では、ルネサンス、大航海時代、宗教改革から絶対王政、市民革命期、帝国主義から二度の世界大戦を経て、米ソ冷戦構造からソ連崩壊後の現代にいたるまでのはば広い対象に関して学習する。中国に関しては明と清およびその後の中華人民共和国にいたるまでを学ぶなど、近代以降の歴史について学習する。グローバル化した世界の展開を理解するのは、語学ばかりでなく、世界の歴史や文化についての幅広い知識が必要である。本学年では、現代にいたるまでの世界の動向について、日本も含めて学習する。
注意点:
(1)シラバス内容に照らし合わせて予習をしてくること。                                                                     
(2)課題などは必ず期限内に提出すること。                                                                       (3)学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。 

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.ルネサンス、大航海時代、宗教改革 ガイダンス
1-(1) ヨーロッパのルネサンス全体について理解できる。
2週 1.ルネサンス、大航海時代、宗教改革 1-(2)大航海時代や日本についての影響について理解できる 。
3週 1.ルネサンス、大航海時代、宗教改革 1-(3)宗教改革とプロテスタントについて理解できる。
4週 2.絶対王政、啓蒙専制君主、植民地獲得 2-(1)絶対王政時代について理解できる 。
5週 2.絶対王政、啓蒙専制君主、植民地獲得 2-(2) 啓蒙専制君主について理解できる。
6週 2.絶対王政、啓蒙専制君主、植民地獲得 2-(3)ヨーロッパ諸国の植民地獲得運動や、ヨーロッパの思想や科学などについて理解できる 。
7週 前期中間試験 前期中間試験
8週 3イギリス市民革命、産業革命、資本主義の時代、フランス革命とナポレオンなど 答案返却と解説
3-(1)イギリス市民革命について理解できる 。
2ndQ
9週 3イギリス市民革命、産業革命、資本主義の時代、フランス革命とナポレオンなど 3-(2)産業革命やその背景、資本主義について理解できる 。
10週 3イギリス市民革命、産業革命、資本主義の時代、フランス革命とナポレオンなど 3-(3)フランス革命やナポレオンの台頭について理解できる 。
11週 3イギリス市民革命、産業革命、資本主義の時代、フランス革命とナポレオンなど 3-(4)ナポレオン没落後の西欧での市民革命の進行について理解できる 。
12週 3イギリス市民革命、産業革命、資本主義の時代、フランス革命とナポレオンなど 3-(5)啓蒙思想やヨーロッパの科学の発展について理解できる 。
13週 3イギリス市民革命、産業革命、資本主義の時代、フランス革命とナポレオンなど 3-(6) アメリカの独立について理解できる。
14週 4.明と清、近代ヨーロッパ諸国の植民地支配、社会主義思想、両世界大戦の時代 4-(1) 明と清について理解できる。
15週 4.明と清、近代ヨーロッパ諸国の植民地支配、社会主義思想、両世界大戦の時代 4-(2) 欧米列強の植民地支配とアジア、アフリカ、明治維新や地域について理解できる。
16週 前期末試験 前期末試験
後期
3rdQ
1週 4.明と清、近代ヨーロッパ諸国の植民地支配、社会主義思想、両世界大戦の時代 答案返却と解説
4-(3) 植民地側の抵抗について理解できる。
2週 4.明と清、近代ヨーロッパ諸国の植民地支配、社会主義思想、両世界大戦の時代 4-(4)社会主義思想の普及や欧米市民社会について理解できる。
3週 4.明と清、近代ヨーロッパ諸国の植民地支配、社会主義思想、両世界大戦の時代 4-(5)帝国主義の時代の世界情勢について理解できる。
4週 4.明と清、近代ヨーロッパ諸国の植民地支配、社会主義思想、両世界大戦の時代 4-(6)欧米列強による中国半植民地化と辛亥革命について理解できる。
5週 4.明と清、近代ヨーロッパ諸国の植民地支配、社会主義思想、両世界大戦の時代 4-(7)第一次世界大戦と日本や地域について理解できる 。
6週 4.明と清、近代ヨーロッパ諸国の植民地支配、社会主義思想、両世界大戦の時代 4-(8)ソヴィエト革命の展開について理解できる。
7週 4.明と清、近代ヨーロッパ諸国の植民地支配、社会主義思想、両世界大戦の時代 4-(9)戦間期の時代、世界恐慌やファシズムの台頭 について理解できる。
8週 4.明と清、近代ヨーロッパ諸国の植民地支配、社会主義思想、両世界大戦の時代 4-(10) 第二次世界大戦、太平洋戦争について理解できる。
4thQ
9週 5.戦後と米ソ冷戦構造の時代、ソ連崩壊から冷戦終結後の世界、現代文明の諸問題など 5-(1)東西両陣営の形成について理解できる。
10週 5.戦後と米ソ冷戦構造の時代、ソ連崩壊から冷戦終結後の世界、現代文明の諸問題など 5-(2)朝鮮戦争やキューバ危機、世界各地での冷戦構造の展開について理解できる。
11週 後期中間試験 後期中間試験
12週 5.戦後と米ソ冷戦構造の時代、ソ連崩壊から冷戦終結後の世界、現代文明の諸問題など 答案返却と解説
5-(3)米ソ冷戦構造の新展開と雪解けなどについて理解できる 。
13週 5.戦後と米ソ冷戦構造の時代、ソ連崩壊から冷戦終結後の世界、現代文明の諸問題など 5-(4)戦後日本の歩みについて、現代にいたるまで理解できる。
14週 5.戦後と米ソ冷戦構造の時代、ソ連崩壊から冷戦終結後の世界、現代文明の諸問題など 5-(5)ソ連崩壊から冷戦終結後の現代について理解できる 。
15週 5.戦後と米ソ冷戦構造の時代、ソ連崩壊から冷戦終結後の世界、現代文明の諸問題など 5-(6)地域紛争や、科学・産業の発展、思想とその諸問題について理解できる。
16週 学年末試験 学年末試験、答案返却と解説

評価割合

試験発表相互評価態度課題その他合計
総合評価割合700015150100
基礎的能力50001515080
専門的能力200000020
分野横断的能力0000000