海事英語基礎

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 海事英語基礎
科目番号 1922004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 【平成28年度以降】商船学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教員作成プリント
担当教員 Khaled LAOUBI,藤沢 徹也

到達目標

1. 船内での基本的な専門コミュニケーションに必要な海事英語の語彙を使用できるようになる。
2. 日常の船内作業における指示を理解し、それに従うことのできる自信をつける。
3. 安全および緊急時に必要な英語の運用能力を身につける。
4. 一般的な海事業務における効果的なコミュニケーション能力を示す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船内での基本的専門コミュニケーションに必要な海事英語語彙をよく理解している。海事英語語彙を通常レベルで理解している。海事英語語彙の理解が低い。
評価項目2日常作業の指示をよく理解し、従うことができる。日常作業の指示を通常レベルで理解できる。日常作業の指示を理解できない。
評価項目3安全・緊急時の英語を適切に使用できる。安全・緊急時の英語を通常レベルで使用できる。安全・緊急時の英語が使えない。
評価項目4一般的な海事業務におけるコミュニケーション能力が高い。一般的な海事業務でのコミュニケーションが標準的にできる。海事業務でのコミュニケーション能力が低い。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(1) 焦点(Focus): 船内コミュニケーションのための基礎海事英語と語彙の習得
(2) 技能(Skills): 海事語彙の使用、指示の理解、日常作業でのコミュニケーション、安全・緊急時の対応
(3) 教材(Materials): プリント教材、船の図などの視覚教材、音声教材、練習問題
(4) 評価(Assessment): 試験、課題
(5) 対象(Target Audience) 船内コミュニケーションのために基礎海事英語を学ぶ学生
授業の進め方・方法:
(1) 講義:海事用語や船舶運航に関する基礎知識を導入する。
(2) ディスカッション:船上での日常業務や安全に関わる状況を想定し、コミュニケーションの練習を行う。
(3) グループ活動:共同作業を通じて、対人コミュニケーション能力を高める。
(4) 実技演習:マッチング問題、文章作成、問題解決型アクティビティなどの体系的な課題に取り組む。
リスニング・音声学習:音声教材を活用し、話し言葉としての海事英語に対する理解力を向上させる。
注意点:
(1) 積極的な参加:クラス内の活動や演習に主体的に関与することが不可欠である。
(2) 宿題と自習:語彙や表現を定着させるため、定期的な練習と復習が必須である。
(3) 継続的な向上:海事コミュニケーションにおける自信と正確性を、段階的に高めることに注力する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 海事英語イントロダクション(挨拶、海事英語の重要性) 海事英語の重要性を理解し、自己紹介と挨拶ができる
2週 船の各部名称(船首・船尾・デッキ・ブリッジなど) 船の主要部分を識別し、位置語彙を使える
3週 方向と位置(前方・後方・中央・上下)
船内の位置を説明し、簡単な方向指示ができる
4週 数字・時間・日付 時間・日付を明確に言える、数字を海事文脈で使える
5週 基本命令(止まれ・行け・待て・確認しろ) 基本命令を理解し、簡単な指示を出せる
6週 安全装備(救命胴衣・救命艇・消火器・警報) 安全装備を識別し、基本的な安全指示を理解できる
7週 緊急事態(火災・落水・衝突) 緊急事態を理解し、簡単な緊急表現で対応できる
8週 天候と海象(風・波・嵐・霧) 天候を説明し、簡単な天気報告を理解できる
4thQ
9週 基本航海用語(方位・針路) 基本航海用語を理解し、進行方向を説明できる
10週 船内コミュニケーション(無線・標準表現) 乗組員と明確にコミュニケーションできる
11週 IMO SMCP 基礎 標準海事通信表現を理解し、簡単なSMCPを使える
12週 日常業務(清掃・整備・当直) 日常作業を説明し、作業指示を理解できる
13週 貨物と装備 貨物の種類を識別し、基本的な貨物指示を理解できる
14週 機関室基礎(エンジン・ポンプ・バルブ) 機関室用語を理解し、簡単な機械トラブルを報告できる
15週 指示の出し方と理解 明確な指示を出し、確認・質問ができる
16週 試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後12,後13,後14,後15
中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学校までに学習した文構造及び文法事項に加え、高等学校学習指導要領に準じた文構造及び文法事項について習得して適切に運用できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後12,後13,後14,後15
日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。3後2,後3,後4,後5,後7,後8,後9,後10,後12,後14,後15
日常的な話題や社会的な話題について平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握して必要な情報を読み取り、書き手の意図、概要や要点を把握できる。3後8,後10,後12
日常的な話題や社会的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。3後8,後10,後12
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3後8,後10,後12
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3後2,後3,後4,後5,後7,後8,後9,後10,後12,後13,後14,後15
自分の専門分野などの予備知識のある事柄や関心のあるトピックについて、話の展開や話者の意図に注意しながら必要な情報を聞き取り、概要や要点を把握できる。3後10

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力6030000090
専門的能力100000010
分野横断的能力0000000