到達目標
(1)船舶に使われている機関の種類,概略を説明できる.
(2)機関の動力が,船舶のプロペラに伝達され,推進する仕組みを説明できる。
(3)熱が機関の仕事に変換される物理的原理を説明できる.
(3)機関の仕事、出力の概略計算方法と単位を把握し説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 船舶に使われている機関の種類、概要を説明できる. | ディーゼル機関、ガソリン機関、ガスタービン機関、蒸気機関,原子力機関の区別がつき説明できる. | 機関の区別がつかない |
| 機関の動力がプロペラに伝わって推進する原理を説明できる. | 機関の動力が船舶に伝わって馬力を発生する仕組みを説明できる | 馬力発生の仕組みを説明できない |
| 熱機関が仕事をする基本的な熱力学の原理を説明できる. | 燃料が燃焼して熱を発生し,それが仕事に変わるメカニズムを説明できる. | 熱力学の基本原理を説明できない. |
| 機関の始動の仕方、日常のメンテナンスの基本を説明できる. | 機関の始動方法,メンテナンスの重要ポイントを説明できる. | 始動方法,重要なメンテナンスポイントを説明できない. |
| 機関の出力,船舶の出力の発生メカニズムを説明できる. | 機関の主力、船舶の出力、概略計算方法、単位を説明できる. | 出力、概略計算方法、単位を説明できる. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
船舶の運航において,機関とはなにかを学習する.また,船体にはどのような物理的現象が起きていて,それらの現象を理解しながら推進していく原理を理解する。
"(1)船舶の主駆動源である各種機関の概略を理解する.
(2)機関の基本的な作動原理と船舶の推進原理を理解する.
(3)船舶の機関の特徴を把握する.
(4)船舶の機関の作動のさせ方、日常のメンテナンスの基本を理解する."
授業の進め方・方法:
(1)船舶の主駆動源である各種機関の概略を理解する.
(2)機関の基本的な作動原理と船舶の推進原理を理解する.
(3)船舶の機関の特徴を把握する.
(4)船舶の機関の作動のさせ方、日常のメンテナンスの基本を理解する.
注意点:
(1)船舶の航行における様々な物理的現象の基礎を理解し,これから学習していく商船学科の土台としていく.
(2)決して暗記をするのではなく,現象や本質を理解する姿勢を身につける.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.船舶の機関とは何か |
1-(1)船舶にとって機関とは何か
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2週 |
1.船舶の機関とは何か |
1-(2)船舶の機関の種類
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3週 |
1.船舶の機関とは何か |
1-(3)船舶用の機関それぞれの特徴 1-(3)陸上輸送機器、航空機と船舶の機関の違い
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4週 |
2.動力の伝達と船の推進 |
2-(1)機関の動力の伝達
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5週 |
2.動力の伝達と船の推進 |
2-(2)プロペラの回転
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6週 |
2.動力の伝達と船の推進 |
2-(3)船の推進
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7週 |
前期中間試験 |
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8週 |
答案返却・解説 |
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2ndQ |
9週 |
3.機関の仕事,馬力 |
3-(1)機関の仕事とは、基本計算例
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10週 |
3.機関の仕事,馬力 |
3-(1)機関の仕事とは、基本計算例
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11週 |
3.機関の仕事,馬力 |
3-(2)機関の馬力とは,基本計算例
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12週 |
3.機関の仕事,馬力 |
3-(2)機関の馬力とは,基本計算例
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13週 |
3.機関の仕事,馬力 |
3-(3)船舶における動力の損失
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14週 |
3.機関の仕事,馬力 |
3-(3)船舶における動力の損失
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15週 |
前期中間試験 |
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16週 |
答案返却・解説 |
2-(1)機関の動力の伝達 2-(2)プロペラの回転 2-(3)船の推進
3-(1)機関の仕事とは、基本計算例 3-(2)機関の馬力とは,基本計算例 3-(3)船舶における動力の損失
4-(1)機関の点検 4-(2)機関の始動 4-(3)機関の運転で気を付けること 4-(4)異常の見つけ方 4-(5)異常時の対応 4-(6)機関の停止 1-(2)船舶の機関の種類 1-(3)船舶用の機関それぞれの特徴 1-(4)陸上輸送機器、航空機と船舶の機関の違い
2-(1)機関の動力の伝達 2-(2)プロペラの回転 2-(3)船の推進
3-(1)機関の仕事とは、基本計算例 3-(2)機関の馬力とは,基本計算例 3-(3)船舶における動力の損失
4-(1)機関の点検 4-(2)機関の始動 4-(3)機関の運転で気を付けること 4-(4)異常の見つけ方 4-(5)異常時の対応 4-(6)機関の停止
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後期 |
3rdQ |
1週 |
4.機関の始動,船の発進,日常のメンテナンス |
4-(1)機関の点検
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2週 |
4.機関の始動,船の発進,日常のメンテナンス |
4-(2)機関の始動
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3週 |
4.機関の始動,船の発進,日常のメンテナンス |
4-(3)機関の運転で気を付けること
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4週 |
4.機関の始動,船の発進,日常のメンテナンス |
4-(4)異常の見つけ方
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5週 |
4.機関の始動,船の発進,日常のメンテナンス |
4-(5)異常時の対応
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6週 |
4.機関の始動,船の発進,日常のメンテナンス |
4-(6)機関の停止
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7週 |
4.機関の始動,船の発進,日常のメンテナンス |
4-(7)日常のメンテナンス
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8週 |
前期期末試験 |
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4thQ |
9週 |
答案返却・解説 |
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10週 |
5.船舶用機関の今後の課題 |
5-(1)船舶用機関の利点
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11週 |
5.船舶用機関の今後の課題 |
5-(1)船舶用機関の問題点
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12週 |
5.船舶用機関の今後の課題 |
5-(2)今後の展望
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13週 |
5.船舶用機関の今後の課題 |
5-(2)今後の展望
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14週 |
前期期末試験 |
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 10 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 0 | 0 | 10 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |