情報処理

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 情報処理
科目番号 1932001 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 【平成28年度以降】商船学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリントを教材として使用
担当教員 内山 憲子

到達目標

(1)プレゼンを行うためのスライドの構成を理解することができる。
(2)効果的なスライド作成と提示の仕方を理解することができる。
(3)プレゼン発表を成功させるポイントを理解することができる。
(4)要点を押さえた判りやすい発表ができる。
(5)プレゼンテーション技法の活用ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1ニーズに合わせたスライドの構成の工夫ができる。プレゼンを行うためのスライドの構成を理解することができる。プレゼンを行うためのスライドの構成を理解できない。
到達目標2効果的で工夫を凝らしたスライド作成と提示ができる。効果的なスライド作成と提示の仕方を理解することができる。効果的なスライド作成と提示の仕方を理解できない。
到達目標3プレゼン発表を成功させるポイントを理解し、説明できる。プレゼン発表を成功させるポイントを理解することができる。プレゼン発表を成功させるポイントを理解できない。
到達目標4判りやすい発表を行った後、具体的な改善点を見つけ、表現能力の向上をさせることができる。要点を押さえた判りやすい発表ができる。要点を押さえた判りやすい発表ができない。
到達目標5プレゼンテーション技法を活用したサンプルスライドを見本として提示することができる。プレゼンテーション技法の活用ができる。プレゼンテーション技法の活用ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
WindowsのアプリケーションであるPowerPointソフトを使用し、効果的なスライド構成やスライドの提示方法を習得し、卒業研究発表に活かせる資料ができるようになること、機能を活かしてプレゼンテーション発表ができるようになること。
授業の進め方・方法:
(1)PowerPointを使用して、見やすい・判りやすいスライドの作成を行う。
(2)効果的なスライド構成やスライドの提示方法を学ぶ。
(3)「人に情報を伝えるにはどうしたらよいか」の技術を身につけ、「自らの考えや主張を正確に効率良く伝え、説得力のあるプレゼンテーション方法」を発表を通して実践的に学ぶ。
注意点:
(1) 専門科目の基礎となる科目であるため、学習内容をしっかりと身に付ける必要がある。
(2) 学習内容の定着には、日々の予習復習が不可欠である。教科書・問題集などを活用して主体的に学習すること。
(3) 課題を出題するので期限期限を守ること。
(4) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 0.コンピュータ利用に関する復習 0-(1) コンピュータ利用に関する内容について確認することができる。
0-(2) コンピュータについての復習項目について実践できる。
0-(3) コンピュータに関する内容について説明がができる。
2週 1.プレゼンテーションとは 1-(1) プレゼンテーションの目的と意義を理解することができる。
1-(2) プレゼンテーションソフト(伝達媒体)の特長を理解することができる。
1-(3) スライドの構成方法が理解することができる。
1-(4) プレゼンテーションの目的を達成するための留意点を理解することができる。
1-(5) プレゼンテーションを成功させるための準備のポイントを理解することができる。
1-(6) 話し方(声の大きさやテンポ)について理解することができる。
1-(7) 聴講者が興味をもつような工夫について理解することができる。。
3週 1.プレゼンテーションとは 1-(1) プレゼンテーションの目的と意義を理解することができる。
1-(2) プレゼンテーションソフト(伝達媒体)の特長を理解することができる。
1-(3) スライドの構成方法が理解することができる。
1-(4) プレゼンテーションの目的を達成するための留意点を理解することができる。
1-(5) プレゼンテーションを成功させるための準備のポイントを理解することができる。
1-(6) 話し方(声の大きさやテンポ)について理解することができる。
1-(7) 聴講者が興味をもつような工夫について理解することができる。。
4週 2.プレゼンテーションの構成1
 (個別作業)
2-(1) プレゼンテーションのテーマから、伝えたい内容について整理することができる。
2-(2) ストーリーボードの手順を使って、伝えたい内容をまとめることができる。
2-(3) 客観的評価を受けて、ストーリボードを改善し、その後完成させることができる。
5週 2.プレゼンテーションの構成1
 (個別作業)
2-(1) プレゼンテーションのテーマから、伝えたい内容について整理することができる。
2-(2) ストーリーボードの手順を使って、伝えたい内容をまとめることができる。
2-(3) 客観的評価を受けて、ストーリボードを改善し、その後完成させることができる。
6週 3.プレゼンテーションの作成1
 (個別作業)
3-(1) PowerPointの基本的な使い方がわかる。
3-(2) スライド作成の要点を踏まえた課題条件を満たすスライド作成することができる。
3-(3) プレゼンテーションのレビューを行い、改善点を的確にアドバイスすることができる。
3-(4) 客観的評価を受けて、スライド構成や内容を改善することができる。
7週 3.プレゼンテーションの作成1
 (個別作業)
8週 3.プレゼンテーションの作成1
 (個別作業)
3-(1) PowerPointの基本的な使い方がわかる。
3-(2) スライド作成の要点を踏まえた課題条件を満たすスライド作成することができる。
3-(3) プレゼンテーションのレビューを行い、改善点を的確にアドバイスすることができる。
3-(4) 客観的評価を受けて、スライド構成や内容を改善することができる。
4thQ
9週 4.プレゼンテーションの構成2
 (グループ作業)
4-(1) プレゼンテーションのテーマから、伝えたい内容について整理することができる。
4-(2) 伝えたい内容をストーリーボードの手順にまとめることができる。
4-(3) 客観的評価を受けて、ストーリボードを改善し、その後完成させることができる。
10週 4.プレゼンテーションの構成2
 (グループ作業)
4-(1) プレゼンテーションのテーマから、伝えたい内容について整理することができる。
4-(2) 伝えたい内容をストーリーボードの手順にまとめることができる。
4-(3) 客観的評価を受けて、ストーリボードを改善し、その後完成させることができる。
11週 5.プレゼンテーションの作成2
 (グループ作業)
5-(1) PowerPointの応用的な使い方がわかる。
5-(2) グループで選定したテーマに基づいて、課題条件を満たすスライド作成することができる。
5-(3) プレゼンテーションのレビューを行い、改善点を的確にアドバイスすることができる。
5-(4) 客観的評価を受けて、スライド構成や内容を改善することができる。
12週 5.プレゼンテーションの作成2
 (グループ作業)
5-(1) PowerPointの応用的な使い方がわかる。
5-(2) グループで選定したテーマに基づいて、課題条件を満たすスライド作成することができる。
5-(3) プレゼンテーションのレビューを行い、改善点を的確にアドバイスすることができる。
5-(4) 客観的評価を受けて、スライド構成や内容を改善することができる。
13週 5.プレゼンテーションの作成2
 (グループ作業)
5-(1) PowerPointの応用的な使い方がわかる。
5-(2) グループで選定したテーマに基づいて、課題条件を満たすスライド作成することができる。
5-(3) プレゼンテーションのレビューを行い、改善点を的確にアドバイスすることができる。
5-(4) 客観的評価を受けて、スライド構成や内容を改善することができる。
14週 6.プレゼンテーション発表 6-(1) リハーサルを行い、話し方、姿勢、説明の指示などを確認し、発表準備することができる。
6-(2) 判りやすい発表をすることができる。
6-(3) 発表後、客観的評価を受けて、スライド構成や内容を改善することができる。
6-(4) 発表した学生に対して、改善点を的確にアドバイスすることができる。
15週 6.プレゼンテーション発表 6-(1) リハーサルを行い、話し方、姿勢、説明の指示などを確認し、発表準備することができる。
6-(2) 判りやすい発表をすることができる。
6-(3) 発表後、客観的評価を受けて、スライド構成や内容を改善することができる。
6-(4) 発表した学生に対して、改善点を的確にアドバイスすることができる。
16週 学年末試験
答案返却・解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。3
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。3前1,前2
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。3前1,前2
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。3
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。3
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。3
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。3
情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3前3,前4,前5,前6,後1
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3後1
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3後1
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3前8,前9,前10,後1
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3後1
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3後1
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3後1
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3後1
専門的能力分野別の専門工学商船系分野(航海)情報処理電子メールの使用設定や使用方法を説明できる。3後1
ワードプロセッサソフトウェアの基本的な使い方を説明できる。3後1
ワードプロセッサソフトウェアを利用し、文書の作成ができる。3後1
表計算ソフトウェアの基本的な使い方を説明できる。3後1
表計算ソフトウェアにより、基本的なグラフが作成できる。3後1
プレゼンテーションソフトウェアの基本的な使い方を説明できる。3後2,後3
プログラム言語の利用法について説明できる。3後1
通信の原理について説明できる。3後1
インターネットを用いた情報の検索ができる。3後1
プレゼンテーションソフトを利用し、プレゼンテーションの資料を作成できる。3後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13
商船系分野(機関)情報処理電子メールの使用設定や使用方法を説明できる。3後1
プレゼンテーションソフトウェアの基本的な使い方を説明できる。3後2,後3
コンピュータを構成するハードウェア・ソフトウェアについて説明できる。3後1
プログラム言語の利用法について説明できる。3後1
いろいろなコンピュータの利用について説明できる。3後1
通信の原理について説明できる。3後1
インターネットを用いた情報の検索ができる。3後1
プレゼンテーションソフトを利用し、プレゼンテーションの資料を作成できる。3後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13
コンピュータを用いたデータ処理方法について説明でき、簡単なデータ処理ができる。3後1

評価割合

試験発表成果品・実技態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合020701000100
基礎的能力020701000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000