海事ビジネス演習

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 海事ビジネス演習
科目番号 1952003 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書は使わず、プリントを配布する。
担当教員 内山 憲子

到達目標

(1) 社会人に必要とされる資質を知り、その心構えを身につけることができる。
(2) 就職活動に向けて、自分を見つめ直し、効果的な自己PRを行うことができる。
(3) ビジネスマナーを手に入れ、職場で社会常識を持って実践できる力を身につけることができる。
(4) 良い人間関係を築くことを考えたコミュニケーション力を身につけることができる。
(5) 船員として部下の指導や管理に活用できる能力を身につけることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1社会人に必要とされる資質を知り、身につける必要性について説明することができる。社会人に必要とされる資質を知り、その心構えを身につけることができる。社会人に必要とされる資質を知り、その心構えを身につけることができない。
評価項目2自己PR文を改訂し、積極的により良いものに仕上げる努力を行うことができる。就職活動に向けて、自分を見つめ直し、効果的な自己PRを行うことができる。就職活動に向けて、自分を見つめ直し、効果的な自己PRを行うことができない。
評価項目3ビジネスマナーを手に入れて、日常的に行動の改善に取り組み、社会常識を持って実践することができる。ビジネスマナーを手に入れ、職場で社会常識を持って実践できる力を身につけることができる。ビジネスマナーを手に入れ、職場で社会常識を持って実践できる力を身につけることができない。
評価項目4日常的に行動の改善に取り組み、良い人間関係を築くことを考えたコミュニケーションを実践することができる。良い人間関係を築くことを考えたコミュニケーション力を身につけることができる。良い人間関係を築くことを考えたコミュニケーション力を身につけることができない。
評価項目5日常的にビジネスマナーを活かした模範的な行動を行い、後輩の指導や管理について実践することができる。船員として部下の指導や管理に活用できる能力を身につけることができる。船員として部下の指導や管理に活用できる能力を身につけることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)社会で活躍できる人材となるために必要な知識(社会常識=ビジネスマナー)を身につける。
(2)面接練習や敬語での会話では、「あたりまえにできる」ために反復練習を演習を実施する。
(3)円滑な意思伝達が行えるような「コミュニケーション力」を身に付ける。
(4)学生が考える「正しい」マナーと、実社会で要求される「マナー」との違いを認識し、望ましいマナーとその理由について理解できるようにする。
授業の進め方・方法:
授業内容は、就職試験に出る一般常識問題の解説や身近な社会常識の内容について、企業に就職するにあたって身につけてもらいたい知識の理解を促す内容である。
演習のため、理解したことや学んだことが実践できるかどうかについても確認させてもらう。
注意点:
(1) 専門科目の基礎となる科目であるため、学習内容をしっかりと身に付ける必要がある。
(2) 学習内容の定着には、日々の予習復習が不可欠である。教科書・問題集などを活用して主体的に学習すること。
(3) 課題を出題するので期限期限を守ること。
(4) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.社会人に必要な資質 1-(1) 企業で求めらてれいる資質、海運業で求められている資質について知ることができる。
1-(2) 社会人としての心構えを持ち、授業に積極的に臨むことができる。
2週 1.社会人に必要な資質 1-(3) 社会で求められている人材になるために必要な「人間力」について理解し、獲得しようとする前向きな気持ちを持つことができる。
3週 2.就職活動 2-(1) 就職活動に対しての心構えを持つことができる。
2-(2) 自分の強みと弱みを理解して、効果的な自己PR文を作成することができる。
 
4週 2.就職活動 2-(3) 説得力のある自己PRをすることができる。
 
5週 2.就職活動
2-(4) 面接のマナーを知り、身につけることができる。
2-(5) 積極的に模擬面接を行って、改善点見つけ、より良い自己PRをすることができる。
 
6週 3.社会常識・一般常識
3-(1) 企業活動・経営・組織・会社法・税などの社会常識を理解することができる。
3-(2) 社会常識問題で合格点を取ることができる。
 
7週 前期中間試験
答案返却・解説
8週 3.社会常識・一般常識 3-(3) 就職試験で必要な一般常識を理解することができる。
3-(4) 一般常識問題で合格点を取ることができる。
2ndQ
9週 4.マナーと接遇1 4-(1) 《印象力》高感度の高い身だしなみや態度を身につけることができる。
10週 4.マナーと接遇1 4-(2) 《基礎力》職場で働くためのマナーを身につけることができる。
4-(3) 《会話力Ⅰ》コミュニケーションを円滑にする会話を身につけることができる。
11週 5.マナーと接遇2
5-(1) 《会話力Ⅱ》コミュニケーションを円滑にする敬語を身につけることができる。
5-(2) 《伝達力》電話や文書を使った伝達力を身につけることができる。
 
12週 5.マナーと接遇2 5-(3) 《応用力》接客や訪問のルールを身につけることができる。
5-(4) 《社交力》冠婚葬祭のマナーを身につけることができる。
 
13週 6.技能 6-(1) 仕事の進め方を理解することができる。
6-(2) ビジネス文書やメール文書の決まりを理解することができる。
  
14週 6.技能 6-(3) 文書の種類と取り扱いについて理解することができる。
6-(4) 船員での業務管理を身につけることができる。 
15週 6.技能
6-(5) 総合的なマナーや知識を手に入れて、自信を持った発言や行動をすることができる。
  
16週 前期末試験
答案返却・解説

評価割合

試験ポートフォリオ課題態度その他合計
総合評価割合600201010100
基礎的能力600201010100
専門的能力000000
分野横断的能力000000