航海演習

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 航海演習
科目番号 1932109 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科(航海コース) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 レーダー観測者講習用レーダー自動衝突予防援助装置シミュレーター講習用教本(日本船舶職員養成協会)、IMO標準通信用語集(国土交通省海事局=成山堂)、はじめての船上英会話(商船高専海事英語研究会編=海文堂)
担当教員 岸 拓真,大山 博史

到達目標

1.船舶に乗り組む航海士として必要な基礎知識・技術を習得し、航海計器・船内機器の操作及び保守管理を行うことが出来る。
2.各種航海計器の基本原理と操作方法を理解し、操作運用することが出来る。
3.船舶運航において、レーダーに関する知識を十分に活用でき、レーダー観測者として船舶運航に活用できる技能を身に付ける。
4.自動航行船舶を活用した新しい事業構想をまとめることができる。
5.航海演習の内容を理解し、レポートにまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船舶に乗り組む航海士として必要な基礎知識・技術を習得し、航海計器・船内機器の操作及び保守管理を行うことが出来る。船舶に乗り組む航海士として必要な基礎知識・技術を習得し、航海計器・船内機器の操作を行うことが出来る。船舶に乗り組む航海士として必要な基礎知識・技術を習得できない。
評価項目2各種航海計器の基本原理と操作方法を十分理解し、操作運用することが出来る。各種航海計器の基本原理と操作方法を理解し、操作運用することが出来る。各種航海計器の基本原理と操作方法を理解できず、操作運用することが出来ない。
評価項目3船舶運航において、レーダーに関する知識を十分に活用でき、レーダー観測者として船舶運航に活用できる技能をが身についている。船舶運航において、レーダーに関する知識を活用でき、レーダー観測者として船舶運航に必要な技能をが身についている。船舶運航において、レーダーに関する知識を活用できず、レーダー観測者として船舶運航に必要な技能をが身についていない。
評価項目4航海演習の内容を理解し、まとめとレポート作成ができる。航海演習の内容を理解し、まとめの項目立てができる。航海演習についてのまとめ、レポートの作成が出来ない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
航海演習は、航海士として必要な基礎的な技能及び技術を習得するとともに、船舶乗組員とし望ましい態度や習慣を身に付ける。
授業の進め方・方法:
実習及び演習を主体として実施する。
相互評価に「実技・成果物・発表」などを含む。
ポートフォリオに「課題・レポート・自学」などを含む。
注意点:
三級海技士(航海)の免状取得に必要な必修科目である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 レーダー観測者講習Ⅰ レーダー観測者として、レーダーの原理、構造、指示方式、映像について理解する。
2週 レーダー観測者講習Ⅱ レーダーの性能、精度について理解する。
3週 レーダー観測者講習Ⅲ レーダーによる衝突防止に関して基礎知識を理解する。
4週 レーダー観測者講習Ⅳ レーダーによる衝突防止に関して効率的な衝突回避法を理解する。
5週 レーダー観測者講習Ⅴ 海技資格に必要なレーダー観測者講習の要件を取得し内容を理解する。
6週 上級航海英語Ⅰ 英文解釈Ⅰ:水路図誌及び気象情報についての英文の解釈を理解する。
7週 上級航海英語Ⅱ 英文解釈Ⅱ:水路図誌及び気象情報についての英文の解釈を理解する。
8週 上級航海英語Ⅲ 英文解釈Ⅲ:船舶の安全及び運航に関する情報、通信等についての英文の解釈を理解する。
2ndQ
9週 上級航海英語Ⅳ 英文解釈Ⅳ:船舶の安全及び運航に関する情報、通信等についての英文の解釈を理解する。
10週 上級航海英語Ⅴ 英文解釈Ⅴ:船舶の安全及び運航に関する情報、通信等についての英文の解釈を理解する。
11週 自動航行船舶を活用した新しい事業構想演習 自律航行船舶を使用した新しい事業構想を行う
12週 自動航行船舶を活用した新しい事業構想演習 自律航行船舶を使用した新しい事業構想を行う
13週 自動航行船舶を活用した新しい事業構想演習 自律航行船舶を使用した新しい事業構想を行う
14週 自動航行船舶を活用した新しい事業構想演習 自律航行船舶を使用した新しい事業構想を行う
15週 自動航行船舶を活用した新しい事業構想演習 自律航行船舶を使用した新しい事業構想を行う
16週
後期
3rdQ
1週 自動航行船舶を活用した新しい事業構想演習まとめ 自律航行船舶を使用した新しい事業構想を行う、発表する。
2週 航海系演習Ⅰ(航海Ⅱ) 航海系演習(航海)に関わる内容について、理解及び実践できる。
3週 航海系演習Ⅰ(航海Ⅲ) 航海系演習(航海)に関わる内容について、理解及び実践できる。
4週 航海系演習Ⅰ(航海Ⅳ) 航海系演習(航海)に関わる内容について、理解及び実践できる。
5週 航海系演習Ⅰ(航海Ⅴ) 航海系演習(航海)に関わる内容について、理解及び実践できる。
6週 航海系演習Ⅱ(運用Ⅰ) 航海系演習(運用)に関わる内容について、理解及び実践できる。
7週 航海系演習Ⅱ(運用Ⅱ) 航海系演習(運用)に関わる内容について、理解及び実践できる。
8週 航海系演習Ⅱ(運用Ⅲ) 航海系演習(運用)に関わる内容について、理解及び実践できる。
4thQ
9週 航海系演習Ⅱ(運用Ⅳ) 航海系演習(運用)に関わる内容について、理解及び実践できる。
10週 航海系演習Ⅱ(運用Ⅴ) 航海系演習(運用)に関わる内容について、理解及び実践できる。
11週 航海系演習Ⅲ(法規Ⅰ) 航海系演習(法規)に関わる内容について、理解及び実践できる。
12週 航海系演習Ⅲ(法規Ⅱ) 航海系演習(法規)に関わる内容について、理解及び実践できる。
13週 航海系演習Ⅲ(法規Ⅲ) 航海系演習(法規)に関わる内容について、理解及び実践できる。
14週 航海演習まとめⅠ 航海演習にて学んだ内容をまとめレポートを作成する。
15週 航海演習まとめⅡ 航海演習にて学んだ内容をまとめレポートを作成する。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合006020200100
基礎的能力0000000
専門的能力00201010040
分野横断的能力00401010060