航海計器

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 航海計器
科目番号 1942104 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科(航海コース) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:電波計器(西谷芳雄、成山堂) 参考書:基本航海計器(米澤弓雄、海文堂)、GPS測量の基礎(土屋淳・辻宏道、日本測量協会)
担当教員 岩切 敬晃

到達目標

(1)レーダ/TTの原理及び作動、取扱いについて、理解している。
(2)AISの原理及び作動、取扱いについて、理解している。
(3)測位方法及び位置の線(LOP)について、理解している。
(4)GPSの原理及び作動、取扱いについて、理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1レーダ/TTの原理及び作動、取扱いについて深く理解している。さらに、複数の機器からの情報を扱うことができ、故障等の原因を考えることができる。レーダ/TTの原理及び作動、取扱いについて、理解している。レーダ/TTの原理及び作動、取扱いについて、思い起こすことができる。
評価項目2AISの原理及び作動、取扱いについて深く理解している。さらに、複数の機器からの情報を扱うことができ、故障等の原因を考えることができる。AISの原理及び作動、取扱いについて、理解している。AISの原理及び作動、取扱いについて、思い起こすことができる。
評価項目3測位方法及び位置の線(LOP)について、深く理解している。測位方法及び位置の線(LOP)について、理解している。測位方法及び位置の線(ROP)について、思い起こすことができる。
GPSの原理及び作動、取扱いについて深く理解している。さらに、複数の機器からの情報を扱うことができ、故障等の原因を考えることができる。GPSの原理及び作動、取扱いについて、理解している。GPSの原理及び構造、取扱いについて、思い起こすことができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
レーダ/TT、AIS、GPSの電波計器について、解説する。ここでは、航海学の電波計器に関わる専門知識・技術を身につける。
授業の進め方・方法:
基本的には講義形式で授業を進める。
注意点:
(1) 今後学ぶ航海計器Ⅲと関係が深い科目であるから、学習内容をしっかりと身に付ける必要がある。
(2) 予習として、授業の前に、習う範囲について、教科書を熟読しておくこと。
(3) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 レーダ 1-(1) 関係法規、構成、使用電波、レーダ方程式
2週 1-(2) 最大探知距離、最小探知距離
3週 1-(3) 方位分解能、距離分解能
4週 1-(4) 指示方式、STC、FTC
5週 TT 1-(5) 概要、レーダ・プロッテイング
6週 1-(6) 目標の補足
7週 1-(7) 警報、ターゲットシンボル
8週 AIS 2-(1) 概要、構成
2ndQ
9週 2-(2) 静的情報、動的情報
10週 2-(3) 形式、利点、ターゲットシンボル
11週 測位方法及び位置の線(LOP) 3-(1) 測位方法の種類と概要
12週 3-(2) 位置の線(LOP)
13週 GPS 4-(1) 概要
14週 4-(2) システム構成
15週 4-(3) 測位原理
16週 航海計器まとめ

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合801001000100
基礎的能力0000000
専門的能力801001000100
分野横断的能力0000000