到達目標
(1)第一級海上特殊無線技士として理解しておくべき電波法の内容を理解している。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 第一級海上特殊無線技士として理解しておくべき電波法の内容を説明することができる。 | 第一級海上特殊無線技士として理解しておくべき電波法の内容を理解している。 | 第一級海上特殊無線技士として理解しておくべき電波法の内容を思い起こすことができる。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第一級海上特殊無線技士として理解しておくべき電波法を扱う。ここでは、船舶の通信の専門知識・技術を身につける。将来、船員として通信業務に携わるための最低限必要となる科目である。
授業の進め方・方法:
基本的には講義形式で授業を進める。
注意点:
(1) 当科目、無線工学および海事英語の全ての単位が認定されれば、申請のみで、第一級海上特殊無線技士の資格を得ることができる。
(2) 予習として、授業の前に、習う範囲について、教科書を熟読しておくこと。
(3) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
総則 |
電波法の目的、概要、用語の定義
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2週 |
無線局の免許 |
無線局の開設、免許の有効期間および再免許、免許状記載事項
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3週 |
無線従事者 |
無線従事者の免許、免許証の訂正、再交付または返納
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4週 |
無線局の運用 |
通則、一般通信方法
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5週 |
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海上移動業務の通則、海上移動業務の通信方法
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6週 |
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遭難通信、緊急通信、安全通信、漁業通信
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7週 |
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特別業務の局の運用、非常通信および非常の場合の無線通信
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8週 |
業務書類 |
時計の備え付けおよび照合の義務、
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2ndQ |
9週 |
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電波の質、電波の形式の表示等、
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10週 |
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船舶局の特則、遭難自動通報設備、レーダ
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11週 |
監督 |
電波の発射の停止、無線局の検査
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12週 |
手数料・電波利用料・罰則 |
手数料の納付、電波利用料制度、罰則
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13週 |
国内関係法令 |
電気通信事業法および船舶安全法の概要
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14週 |
国際法規 |
国際電気通信連合憲章および同条約の概要 無線通信規則
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15週 |
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国際電気通信規則の概要 1978年の船員の訓練および資格証明並びに当直の基準に関する国際条約
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16週 |
まとめ |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 3 | 前1 |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | 前1 |
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。 | 3 | 前1 |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 3 | 前1 |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 3 | 前1 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |