海運論Ⅱ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 海運論Ⅱ
科目番号 0009 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科(航海コース) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 海上貨物輸送論,久保・水井他3名共著,成山堂書店
担当教員 水井 真治

到達目標

(1)海上で輸送する貨物の特徴と海上輸送全般の概論を理解できる。
(2)コンテナー輸送中の事故形態,貨物の固定手法について理解できる。
(3)船舶の重心計算及び船舶のトリム計算が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1海上で輸送する貨物の特徴と海上輸送全般の概論を理解でき、さらに国際輸送の最近の課題を自分で調査できる。海上で輸送する貨物の特徴と海上輸送全般の概論を理解できる。海上で輸送する貨物の特徴と海上輸送全般の概論を理解できていない。
評価項目2コンテナー輸送中の事故形態,貨物の固定手法について理解でき、さらにコンテナーに関する計算問題が解ける。コンテナー輸送中の事故形態,貨物の固定手法について理解できる。コンテナー輸送中の事故形態,貨物の固定手法について理解できていない。
評価項目3コンテナー輸送中の事故形態,貨物の固定手法について理解でき、さらにコンテナーに関する計算問題が解ける。船舶の重心計算及び船舶のトリム計算が理解できる。船舶の重心計算及び船舶のトリム計算が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
社会や産業の状況を把握し、問題点とその原因を発見できる能力を身につけるために海上および陸上を連続的にかつ有機的に輸送できる複合一貫輸送の分野であるコンテナー輸送を中心に学ぶ。さらに航海学分野に精通でき,この分野の研究状況や最新技術動向を把握できるように関連内容を学ぶ。
授業の進め方・方法:
(1)授業は前期の週あたり2時間(60分の講義,40分の課題自習)ゼミ形式の授業を時々行います。
(2)課題レポートを重要視します。事前学習課題及び自習課題などのレポートがあります。
注意点:
(1)自学自習の時間も重視します。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 海上貨物輸送の概要 海上で輸送する貨物の特徴と海上輸送全般の概論及び国際輸送の最近の課題を理解できる。
2週 海上貨物輸送の概要 海上で輸送する貨物の特徴と海上輸送全般の概論及び国際輸送の最近の課題を理解できる。
3週 海上貨物輸送の概要 海上で輸送する貨物の特徴と海上輸送全般の概論及び国際輸送の最近の課題を理解できる。
4週 海上貨物の損傷実態 海上で輸送する貨物の特徴と海上輸送全般の概論、貨物損傷事故の原因等について理解できる。
5週 海上貨物の損傷実態 海上で輸送する貨物の特徴と海上輸送全般の概論、貨物損傷事故の原因等について理解できる。
6週 コンテナーによる輸送 コンテナー輸送全般の課題、コンテナー強度計算、コンテナー内部の積み付け問題を計算できる。
7週 コンテナーによる輸送 コンテナー輸送全般の課題、コンテナー強度計算、コンテナー内部の積み付け問題を計算できる。
8週 コンテナーによる輸送 コンテナー輸送全般の課題、コンテナー強度計算、コンテナー内部の積み付け問題を計算できる。
4thQ
9週 コンテナーによる輸送 コンテナー輸送全般の課題、コンテナー強度計算、コンテナー内部の積み付け問題を計算できる。
10週 船体の安全性 船舶の重心計算ができる。
11週 船体の安全性 船舶の重心計算ができる。
12週 船体の安全性 船舶の重心計算ができる。
13週 トリム 積荷、揚げ荷に伴う喫水変化の考え方を理解できる。
14週 トリム 積荷、揚げ荷に伴う喫水変化の考え方を理解できる。
15週 トリム 積荷、揚げ荷に伴う喫水変化の考え方を理解できる。
16週 答案返却・解説
学生アンケート

評価割合

定期試験小テストレポート・課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合701020000100
基礎的能力0000000
専門的能力701020000100
分野横断的能力0000000