電波航法Ⅱ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電波航法Ⅱ
科目番号 0012 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科(航海コース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:電波計器(西谷芳雄、成山堂) 参考書:基本航海計器(米澤弓雄、海文堂)、GPS測量の基礎(土屋淳・辻宏道、日本測量協会)
担当教員 辰己 公朗

到達目標

(1)GPS情報、精度、DOPについて、理解している。
(2)DGPS、KGPSの原理及び構造、精度について、理解している。
(3)GPSコンパスの原理及び構成について、理解している。
(4)無線方位測定機の原理及び構造、取扱いについて、理解している。
(5)VDRの原理及び構造、取扱いについて、理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1GPS情報、精度、DOPについて、深く理解している。さらに、複数の機器からの情報を扱うことができ、故障等の発見ができる。GPS情報、精度、DOPについて、理解している。GPS情報、精度、DOPについて、思い起こすことができる。
評価項目2DGPS、KGPSの原理及び構造、精度について、深く理解している。さらに、複数の機器からの情報を扱うことができ、故障等の発見ができる。DGPS、KGPSの原理及び構造、精度について、理解している。DGPS、KGPSの原理及び構造、精度について、思い起こすことができる。
評価項目3GPSコンパスの原理及び構成について、深く理解している。さらに、複数の機器からの情報を扱うことができ、故障等の発見ができる。GPSコンパスの原理及び構成について、理解している。GPSコンパスの原理及び構成について、思い起こすことができる。
無線方位測定機の原理及び構造、取扱いについて、深く理解している。さらに、複数の機器からの情報を扱うことができ、故障等の発見ができる。無線方位測定機の原理及び構造、取扱いについて、理解している。無線方位測定機の原理及び構造、取扱いについて、思い起こすことができる。
VDRの原理及び構造、取扱いについて、深く理解している。さらに、複数の機器からの情報を扱うことができ、故障等の発見ができる。VDRの原理及び構造、取扱いについて、理解している。VDRの原理及び構造、取扱いについて、思い起こすことができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
GPS、GPSコンパス、無線方位測定機の電波計器とVDRについて、解説する。ここでは、航海学の電波計器とVDRに関わる専門知識・技術を身につける。
授業の進め方・方法:
基本的には講義形式で授業を進める。
注意点:
(1) 予習として、授業の前に、習う範囲について、教科書を熟読しておくこと。
(2) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 GPS 1-(1) GPS情報
2週 1-(2) 精度、DOP
3週 2-(1) DGPSのシステム構成、原理、精度
4週 2-(2) KGPSのシステム構成、原理、精度
5週 GPSコンパス 3-(1) THDの種類、関係法規
6週 3-(2) GPSコンパスの概要、構成
7週 3-(3) 原理(位相差)
8週 3-(4) 原理(計測データ、処理手順)
2ndQ
9週 無線方位測定機 4-(1) 概要、種類
10週 4-(2) 原理(単一ループアンテナ)
11週 4-(3) 原理(単一ループアンテナおよび垂直アンテナ)
12週 4-(4) 原理(直交ループアンテナおよびゴニオメータ)
13週 4-(5) 無線方位測定機による船位測定
14週 VDR 5-(1) VDRおよびS-VDRの概要、構成
15週 5-(2) 記録情報、利用方法
16週 電波航法まとめ

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300000100
分野横断的能力0000000