機関概論Ⅱ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 機関概論Ⅱ
科目番号 0015 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科(航海コース) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 川瀬 好郎著「舶用機関概論」海文堂
担当教員 大内 一弘

到達目標

(1)舶用機関全体の構成を理解する。
(2)機関区域の業務実態を理解する。
(3)出力機関の作動原理と構造を理解する。
(4)航海士が担当・運用する機器の作動原理と構造を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
舶用機関全体の構成を理解すると共に説明も出来る。舶用機関全体の構成を理解している。舶用機関全体の構成を理解していない。
機関区域の業務実態を理解すると共に説明出来る。機関区域の業務実態を理解している。機関区域の業務実態を理解していない。
出力機関の作動原理と構造を理解すると共に説明出来る。出力機関の作動原理と構造を理解している。出力機関の作動原理と構造を理解していない。
航海士が担当・運用する機器の作動原理と構造について理解すると共に説明も出来る。航海士が担当・運用する機器の作動原理と構造について理解している。航海士が担当・運用する機器の作動原理と構造について理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)船舶における舶用機関の概要及び基礎的な知識・技術を習得する。                                                       (2)船舶における機関部作業の実態を把握する。                                                                    (3)航海士が担当・運用する舶用機関及び機器の知識・技術を習得する。
授業の進め方・方法:
授業の進め方と授業方法
(1) 授業は講義形式で実施する。また必要に応じて資料(自作プリントなど)を配布する。
(2) 講義時は集中して聴講し積極的に発言することが望ましい。

注意点:
(1) 学習内容の定着には、日々の予習復習が不可欠である。教科書や配布資料を活用して主体的に学習すること。
(2)  評価方法の「その他」では、出席状況や授業態度及び積極性を評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 舶用機関 舶用機関全般について理解する。 
2週 舶用機関 機関の構成について理解する。
3週 機関区域の業務 機関区域の当直業務について理解する。 
4週 機関区域の業務 機関区域の各種作業内容について理解する。
5週 内燃機関 舶用内燃機関の分類について理解する。 
6週 内燃機関 機関の作動原理について理解する。 
7週 内燃機関 舶用内燃機関の構造について理解する。
8週 舶用ボイラ 舶用ボイラの種類について理解する。   
4thQ
9週 舶用ボイラ 舶用ボイラの構造について理解する。
10週 推進器及び推進軸 プロペラの種類及びプロペラの構造について理解する。
11週 推進器及び推進軸 軸系装置の構造について理解する。
12週 ポンプ ポンプの分類及び用途について理解する。
13週 ポンプ ポンプの作動原理及び構造について理解する。  
14週 冷凍機 冷凍機の作動原理及び種類について理解する。
15週 舶用電気装置 船内電源装置の概要について理解する。
16週 答案返却・解説
学生アンケート

評価割合

試験発表レポート・課題態度成果品・実技その他合計
総合評価割合7001001010100
基礎的能力0000000
専門的能力7001001010100
分野横断的能力0000000