機関管理

科目基礎情報

学校	広島商船高等専門学校	開講年度	令和05年度 (2023年度)
授業科目	機関管理
科目番号	1952228	科目区分	専門 / 必修
授業形態	講義	単位の種別と単位数	履修単位: 1
開設学科	商船学科（機関コース）	対象学年	5
開設期	後期	週時間数	2
教科書/教材	「燃料油及び燃焼」「潤滑油及び潤滑」「金属材料の基礎」「海技試験問題集」
担当教員	大内 一弘

到達目標

(1)燃料油及び潤滑油の種類と性質を知る。
(2)金属材料の性質と材料試験から得られる特性を理解する。
(3)機関管理（執務一般）を理解する。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	燃料油及び潤滑油の種類と性質を理解し成分まで理解し活用できる。	燃料油及び潤滑油の種類と性質を理解し活用できる。	燃料油及び潤滑油の種類はわかるが、性質までは理解し活用できない。
評価項目2	金属材料の性質と材料試験から得られる特性を理解し使用する金属を理解し活用できる。	金属材料の性質と材料試験から得られる特性を理解し活用できる。	金属材料の性質と材料試験から得られる特性を理解して活用できない。
評価項目3	機関管理（執務一般）を理解し国家試験に利用できる。	機関管理（執務一般）を理解し活用できる。	機関管理（執務一般）を理解し活用できない。

教育方法等

概要:

機関士として船舶の機関管理は必須事項である。
授業内容は，燃料油及び潤滑油・金属材料・執務一般を中心として機関士としての基礎的知識を得ると共に，上級国家試験に役たてられるように授業を進める。

授業の進め方・方法:

(1)　燃料油及び潤滑油に関しては、資料を配付し講義を行う。
(2)　金属材料に関しては、教科書を中心に講義を行う。
(3)　機関管理（執務一般）に関しては、問題集を配布し解答と評価を行う。

注意点:

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
後期
	3rdQ
		1週	金属材料	炭素鋼の平衡図を理解する。
		2週	金属材料	合金鋼を理解する。
		3週	金属材料	非鉄金属を理解する。
		4週	金属材料	金属の加工を理解する。
		5週	金属材料	非破壊検査を知る。
		6週	執務一般	機関の運転管理、保守管理を理解する。
		7週	執務一般	当直業務を理解する。
		8週	執務一般	機関艤装を理解する。
	4thQ
		9週	執務一般	船内応急工作を理解する。
		10週	執務一般	荒天作業を理解する。
		11週	執務一般	燃料油の補油作業要領を理解する。
		12週	執務一般	船舶による環境の汚染防止を理解する。
		13週	執務一般	機関の損傷制御法を知る。
		14週	執務一般	補機器の諸元を理解する。
		15週	執務一般	船内作業の安全を理解する。
		16週	学年末試験解答の返却・解説

評価割合

	試験	発表	相互評価	態度	ポートフォリオ	その他	合計
総合評価割合	70	20	0	0	0	10	100
基礎的能力	0	0	0	0	0	0	0
専門的能力	70	20	0	0	0	10	100
分野横断的能力	0	0	0	0	0	0	0