海事英語Ⅲ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 海事英語Ⅲ
科目番号 0051 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科(機関コース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 海技資格免許講習用 英語講習用教本 機関科 (海技教育財団)、英和辞典
担当教員 大山 博史,濵田 朋起

到達目標

(1) 実施した機関日誌及び報告書類の内容が理解できる
(2) 実施した英会話の内容が理解できる
(3) 二級海技士(機関)の英語問題が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安 未到達レベルの目安
評価項目1実施した機関日誌及び報告書類の内容が理解できる。実施した機関日誌及び報告書類の内容が理解するために必要な基礎力を身に付ける。機関日誌及び報告書類を理解するために必要な基礎事項が理解できない。
評価項目2実施した英会話の内容を用いて簡単な会話ができる。 実施した英会話の内容が理解できる。英会話の理解に必要な基礎事項が理解できない。
評価項目3二級海技士(機関)国家試験に合格できる。二級海技士(機関)の英語問題が理解できる。二級海技士(機関)国家試験に必要な英語がが理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この授業では、英語による海運界で活躍するためのコミュニケーション基礎力を身につけることを目標とします。また英語を通して、海事技術者としての活動に関わる基礎的な知識を習得し、現象を科学的に説明できることを目指します。海事技術者として英語力の重要性は年々高まっており、産業界からも英語力の基礎を確実なものとするよう要望されている。ここでは、一般教科の英語と連携し、商船学科としても海事英語を中心に5年間実施する。本授業では、海事技術者として必要な英会話の基礎および機関系技術者として必要な会話表現などを中心に取り組みます。
授業の進め方・方法:
配付資料を基に講義を行う。
英語の基礎部分の講義・演習も併せて行う。
注意点:
平常時の取り組み態度を重視する。語学系の科目であるため、毎回の取り組みの積み重ねが非常に重要である。
事前にシラバスで授業内容を確認し,専門用語など予習復習をしておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 出力装置 ディーゼル機関に関連する英文を理解する
2週 出力装置 蒸気タービンに関連する英文を理解する
3週 出力装置 ガスタービンに関連する英文を理解する
4週 出力装置 ボイラに関連する英文を理解する。
5週 プロペラ装置 プロペラ装置に関連する英文を理解する。
6週 補機 衛生装置、空気調和装置、ポンプ、警報装置に関連する英文を理解する
7週 補機 船内通信装置、海洋生物付着防止装置に関連する英文を理解する
8週 電気系他 電気工学に関連する英文を理解する。
2ndQ
9週 電気系他 電気設備(直流電動機、誘導電動機、同期発電機)に関連する英文を理解する
10週 電気系他 電気設備(変圧器、整流器、増幅器他)に関連する英文を理解する
11週 電気系他 自動制御装置に関連する英文を理解する甲板機械に関連する英文を理解する
12週 力学他 力学、流体力学、熱力学に関連する英文を理解する
13週 力学他 材料工学、造船工学に関連する英文を理解する
14週 執務一般 執務一般に関連する英文を理解する
15週 学年末試験
16週 答案返却・解説

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力20000000
専門的能力40000150
分野横断的能力0000150