到達目標
(1)燃料油及び潤滑油の種類と性質を知る。
(2)金属材料の性質と材料試験から得られる特性を理解する。
(3)機関管理(執務一般)を理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 燃料油及び潤滑油の種類と性質を理解し成分まで理解できる。 | 燃料油及び潤滑油の種類と性質を理解できる。 | 燃料油及び潤滑油の種類はわかるが、性質までは理解できない。 |
評価項目2 | 金属材料の性質と材料試験から得られる特性を理解し使用する金属を理解できる。 | 金属材料の性質と材料試験から得られる特性を理解できる。 | 金属材料の性質と材料試験から得られる特性を理解していない。 |
評価項目3 | 機関管理(執務一般)を理解し国家試験に生かせる。 | 機関管理(執務一般)を理解できる。 | 機関管理(執務一般)を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
機関士として船舶の機関管理は必須事項である。
授業内容は,燃料油及び潤滑油・金属材料・執務一般を中心として機関士としての基礎的知識を得ると共に,上級国家試験に役たてられるように授業を進める。
授業の進め方・方法:
(1) 燃料油及び潤滑油に関しては、資料を配付し講義を行う。
(2) 金属材料に関しては、教科書を中心に講義を行う。
(3) 機関管理(執務一般)に関しては、問題集を配布し解答と評価を行う。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
燃料油及び潤滑油 |
石油事情を知る。
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2週 |
燃料油及び潤滑油 |
石油の組成と産地を知る。
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3週 |
燃料油及び潤滑油 |
原油及び精製方法を理解する。
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4週 |
燃料油及び潤滑油 |
燃料油の性質を理解する。
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5週 |
燃料油及び潤滑油 |
燃料油の性質を理解する。
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6週 |
燃料油及び潤滑油 |
燃料油(低質重油)の処理を理解する。
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7週 |
燃料油及び潤滑油 |
潤滑油の使用目的を理解する。
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8週 |
燃料油及び潤滑油 |
潤滑油の性質を理解する。
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2ndQ |
9週 |
燃料油及び潤滑油 |
潤滑油の性質を理解する。
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10週 |
燃料油及び潤滑油 |
燃料油の積載法と取扱いを理解する。
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11週 |
金属材料 |
金属材料の概要と組成を理解する。
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12週 |
金属材料 |
金属の性質を知るための各試験を理解する。
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13週 |
金属材料 |
金属の性質を知るための各試験を理解する。
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14週 |
金属材料 |
金属の性質を知るための各試験を理解する。
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15週 |
金属材料 |
炭素鋼を理解する。
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16週 |
前期末試験解答の返却・解説 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
金属材料 |
炭素鋼の平衡図を理解する。
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2週 |
金属材料 |
合金鋼を理解する。
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3週 |
金属材料 |
非鉄金属を理解する。
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4週 |
金属材料 |
金属の加工を理解する。
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5週 |
金属材料 |
非破壊検査を知る。
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6週 |
執務一般 |
機関の運転管理、保守管理を理解する。
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7週 |
執務一般 |
当直業務を理解する。
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8週 |
執務一般 |
機関艤装を理解する。
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4thQ |
9週 |
執務一般 |
船内応急工作を理解する。
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10週 |
執務一般 |
荒天作業を理解する。
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11週 |
執務一般 |
燃料油の補油作業要領を理解する。
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12週 |
執務一般 |
船舶による環境の汚染防止を理解する。
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13週 |
執務一般 |
機関の損傷制御法を知る。
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14週 |
執務一般 |
補機器の諸元を理解する。
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15週 |
執務一般 |
船内作業の安全を理解する。
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16週 |
学年末試験解答の返却・解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 20 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 20 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |