練習船実習

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 練習船実習
科目番号 0052 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3.5
開設学科 商船学科(機関コース) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 3.5
教科書/教材 実習ノート(サリーポート)、指示された教科書及び辞書
担当教員 大内 一弘,茶園 敏文

到達目標

(1)航海当直,機関当直を通して船舶職員としての基本を身につける。
(2)自ら(グループ)船舶を安全に運航する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1航海当直,機関当直を通して船舶職員としての基本を身につけ指導できる。航海当直,機関当直を通して船舶職員としての基本を身につける。航海当直,機関当直を通して船舶職員としての基本を身につけられない。
評価項目2グループの指導者となり船舶を安全に運航できる。自ら(グループ)船舶を安全に運航できる。自ら(グループ)船舶を安全に運航できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
校内練習船「広島丸」で泊を伴う実習を行い専門的知識・技術とその応用力の取得し,第一種養成施設としての必要履修科目を満たす。
授業の進め方・方法:
船内において、座学による講義と機関室内にて実技で授業を行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 船舶用務 船内要務、航海実務、運航概要
2週 当直実習 機関運転法、航海当直法、停泊当直法
3週 運用実習 操船法、出入港法
4週 航海実習 航海計器の取扱い、沿岸、天文、電波の各航法
5週 機関管理 機器、装着性能検査、管理、点検、整備
6週 保安応急法 保安応急法
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。3前1
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。3前6
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。3
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。3前1
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。3前1,前5
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。3前3,前4,前6
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。3前3,前4,前5
法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。3前2
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。3前2
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力現実を踏まえ、公衆の健康・安全や文化・社会・環境に配慮すべきことが理解できる。さらに、複合的な工学的課題や、需要に適合したシステム・構成要素・工程の設計に取り組むことができる。3
現実を踏まえ、公衆の健康・安全への配慮、文化的・社会的・環境的な観点に配慮をしつつ、既存の枠にとらわれずに、複合的な工学的課題や、需要に適合したシステム・構成要素・工程を設計することができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合250500025100
基礎的能力0000000
専門的能力250500025100
分野横断的能力0000000