到達目標
(1) データやAIの活用によって社会が大きく変化していることを理解する。
(2)データ・AI活用領域の広がりを理解する。
(3)現状のAIの適用範囲を理解する。
(4) C言語で基本的なプログラムが書ける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 今後のデジタル社会で収集されるデータとその活用方法について理解し、説明できる。 | 今後のデジタル社会で収集されるデータとその活用方法について理解できる。 | 今後のデジタル社会で収集されるデータとその活用方法について理解できない。 |
評価項目2 | データ・AI活用領域の広がりを理解し、その価値を説明できる。 | データ・AI活用領域の広がりを理解できる。 | データ・AI活用領域の広がりを理解できない。 |
評価項目3 | 現状のAIで出来ること・出来ないことを理解し、要素技術の概要を説明できる。 | 現状のAIで出来ること・出来ないことを理解できる。 | 現状のAIで出来ること・出来ないことを理解できない。 |
評価項目4 | コンピュータのプログラミングの手順とその仕組みを理解し、説明することができる。 | コンピュータを使用したプログラミングの手順を理解できる。 | コンピュータを使用したプログラミングの手順を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科目では、情報処理に関わる基礎技術を習得し、今後のデジタル社会を支える基盤となり得る大容量データ処理や人工知能(AI)を利活用できる能力を身につける。演習では主に、データ処理やAIの基礎としてC言語によるプログラミングを扱う。
授業の進め方・方法:
講義・演習形式で授業を行う。理解度を測るために、要所で小テストを行う。また、社会におけるデータやAIの利活用に関するレポート課題を出題する。
注意点:
(1)授業の理解を進めるため,授業で提示された学習内容等について予習を行う。
(2)前の時間までの授業内容を理解するために復習を行い授業に望む。
(3) 課題を出題した際は必ず期限内に提出すること。
(4)学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
社会で起きている変化(1) |
(1)計算機の処理性能の向上やデータ量の増加とAIの進化について知る。
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2週 |
社会で起きている変化(2) |
(1)AIを活用したビジネス・サービスを知る。
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3週 |
社会で活用されているデータ(1) |
(1)社会で収集されているデータの種類や目的を知る。
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4週 |
社会で活用されているデータ(2) |
(1)社会で収集されているデータの集め方や管理方法を知る。
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5週 |
社会で活用されているデータ(3) |
(1)収集されたデータの活用方法、事例を知る。
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6週 |
データ・AIの活用領域(1) |
(1)製造におけるデータ・AIの利活用事例を知る。
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7週 |
データ・AIの活用領域(2) |
(1)販売、インフラ等におけるデータ・AIの利活用事例を知る。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
データ・AI利活用のための基礎技術(1) |
(1)データの種類(量的変数と質的変数)が理解できる。
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10週 |
データ・AI利活用のための基礎技術(2) |
(1)データの分布と代表値を理解できる。 (2)代表値の性質の違いを理解できる。
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11週 |
データ・AI利活用のための基礎技術(3) |
(1)データのばらつき(分散、標準偏差)を理解できる。
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12週 |
データ・AI利活用のための基礎技術(4) |
(1)データの可視化方法(棒グラフ)の特徴を理解できる。 (2)グラフが表す情報を正しく理解できる。
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13週 |
データ・AI利活用のための基礎技術(5) |
(1)データの可視化方法(円グラフ)の特徴を理解できる。 (2)グラフが表す情報を正しく理解できる。
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14週 |
データ・AI利活用のための基礎技術(6) |
(1)データの可視化方法(散布図)の特徴を理解できる。 (2)グラフが表す情報を正しく理解できる。
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15週 |
データ・AI利活用の最新動向 |
(1)AI等の利活用について、ビジネスモデルや要素技術の最新動向を知る。
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16週 |
前期末試験
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後期 |
3rdQ |
1週 |
前期の復習 |
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2週 |
C言語プログラミングの基本 |
(1)C言語の開発環境ソフトを利用し、プログラムの入力と保存、コンパイル、実行ができる。 (2)コンパイル時のエラーメッセージを理解し対処できる。
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3週 |
簡単な整数の四則演算と入出力 |
(1)変数宣言、変数と定数の違いが理解できる。 (2)整数の四則演算と、その結果を表示できる。 (3)キーボードから整数を入力できる。 (4)入力・計算・結果の出力の流れを理解できる。
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4週 |
整数と実数 |
(1)整数と実数の違いが理解できる。 (2)実数計算結果を表示できる。 (3)整数演算、実数演算、混合演算が理解できる。
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5週 |
条件分岐(1) |
(1)比較演算子と関係演算子が理解できる。 (2)if文の基本が理解できる。
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6週 |
条件分岐(2) |
(1)条件と扱いが理解できる。 (2)if else文が理解できる。
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7週 |
条件分岐(3) |
(1)論理演算が理解できる。 (2)ブロックが理解できる。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
繰り返し(1) |
(1)for文が理解できる。
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10週 |
繰り返し(2) |
(1)while文が理解できる。
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11週 |
繰り返し(3) |
(1)do-while文が理解できる。
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12週 |
繰り返し(4) |
(1)繰り返しに用いる最適な文が選択できる。
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13週 |
構造化プログラミング(1) |
(1)繰り返しの中に条件分岐の文が書ける。
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14週 |
構造化プログラミング(2) |
(1)条件分岐の中に繰り返しの文が書ける。
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15週 |
構造化プログラミング(3) |
(1)繰り返しと条件分岐を必要に応じて組み合わせる文が書ける。
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16週 |
学年末試験 |
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評価割合
| レポート | 課題 | 態度 | テスト | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 30 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |