概要:
(1) 本科では専門的知識・技術とその活用力を身につける。社会に貢献できる想像力と実践力を身につける。
(2) 電子制御工学科の主要な教育目標である「ものづくり」のための基礎実習・演習をおこなう。
授業の進め方・方法:
(1) 実習形式で行う。
(2) 実習の順序や場所は班ごとで異なるため、事前に確認または指示に従うこと。
注意点:
(1) 理由もなく無断欠席した場合は未履修となる。病気などでやむを得ない事情により欠席した場合には、担任および実習担当教員に連絡し、診断書等を提出し、補習実習を受けること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.ガイダンス |
(1) 本実験実習で取り組む内容を理解できる。 (2) 本実験実習に必要な服装や道具を理解できる。 (3) 本実験実習に必要な予習およびレポート提出を理解できる。
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2週 |
2.オシロスコープ |
(1) オシロスコープの表示原理および機器の操作方法が理解できる。
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3週 |
2.オシロスコープ |
(2) 2現象表示された波形について、電圧・周期・周波数・位相を読み取ることができる。
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4週 |
2.オシロスコープ |
(3) リサージュ図形から周波数や位相を読み取ることができる。
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5週 |
3.CAD |
(1) 品物の投影図を正確に書くことができる。
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6週 |
3.CAD |
(2) CADシステムの基本機能を理解し、利用できる。
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7週 |
3.CAD |
(3) レーザー加工の原理、レーザー加工機の構造と動作を説明できる。
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8週 |
4.電子実験Ⅰ |
(1) 電子オルガンの作成することができる。
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2ndQ |
9週 |
4.電子実験Ⅰ |
(2) 電子ルーレットの作成することができる。
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10週 |
4.電子実験Ⅰ |
(3) 電子サイコロの作成することができる。
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11週 |
5.コンピュータ制御 |
(1) C言語のプログラムが書けてコンパイル、実行ができる。
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12週 |
5.コンピュータ制御 |
(2) オンオフ制御が理解できる。
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13週 |
5.コンピュータ制御 |
(3) 比例制御が理解できる。
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14週 |
6.レポート作成指導 |
(1) 提出レポートの体裁について理解できる。 (2) 正しい日本語によって実験実習の内容や実験方法等を書くことができる。 (3) 結果のグラフや表をきちんと書くことができる。
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15週 |
6.レポート作成指導 |
(1) 提出レポートの体裁について理解できる。 (2) 正しい日本語によって実験実習の内容や実験方法等を書くことができる。 (3) 結果のグラフや表をきちんと書くことができる。
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16週 |
6.レポート作成指導 |
(1) 提出レポートの体裁について理解できる。 (2) 正しい日本語によって実験実習の内容や実験方法等を書くことができる。 (3) 結果のグラフや表をきちんと書くことができる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
7.ガイダンス |
(1) 本実験実習で取り組む内容を理解できる。 (2) 本実験実習に必要な服装や道具を理解できる。 (3) 本実験実習に必要な予習およびレポート提出を理解できる。
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2週 |
8.電子実験Ⅱ |
(1) ダイオードを用いて実験をおこない、半導体の働きを理解する。
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3週 |
8.電子実験Ⅱ |
(2) トランジスタを用いて実験をおこない、動作特性を理解する。
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4週 |
8.電子実験Ⅱ |
(3) 光半導体素子を用いて実験をおこない、動作特性を理解する。
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5週 |
9.論理回路 |
(1) 論理回路の基本ゲートの動作が理解できる。
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6週 |
9.論理回路 |
(2) 組合せ論理回路の基本が理解できる。
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7週 |
9.論理回路 |
(3) 順序回路の基本が理解できる。
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8週 |
10.電子工作 |
(1) 電子回路設計にもちいるCADについて理解および操作ができる。
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4thQ |
9週 |
10.電子工作 |
(2) 作成する回路について、動作を理解・説明することができる。
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10週 |
10.電子工作 |
(3) 回路基板を作成し、動作確認および修正をすることができる。
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11週 |
11.機械工作Ⅱ |
(1) 切削加工の原理、旋盤の構造と動作を説明でできる。
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12週 |
11.機械工作Ⅱ |
(2) 切削工具、バイトの種類と用途を説明できる。
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13週 |
11.機械工作Ⅱ |
(3) タップとダイスによるネジの製作方法を説明できる。
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14週 |
12.レポート作成指導 |
(1) 提出レポートの体裁について理解できる。 (2) 正しい日本語によって実験実習の内容や実験方法等を書くことができる。 (3) 結果のグラフや表をきちんと書くことができる。
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15週 |
12.レポート作成指導 |
(1) 提出レポートの体裁について理解できる。 (2) 正しい日本語によって実験実習の内容や実験方法等を書くことができる。 (3) 結果のグラフや表をきちんと書くことができる。
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16週 |
12.レポート作成指導 |
(1) 提出レポートの体裁について理解できる。 (2) 正しい日本語によって実験実習の内容や実験方法等を書くことができる。 (3) 結果のグラフや表をきちんと書くことができる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 3 | 前1 |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 3 | 前1 |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 3 | 前14,前15,前16 |
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 3 | 後11,後12 |
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 3 | 後11,後12 |
ダイヤルゲージ、ハイトゲージ、デプスゲージなどの使い方を理解し、計測できる。 | 3 | 後11,後12 |
ねじ立て工具を用いてねじを切ることができる。 | 3 | 後13 |
旋盤主要部の構造と機能を説明できる。 | 3 | 後11 |
旋盤の基本操作を習得し、外丸削り、端面削り、段付削り、ねじ切り、テ―パ削り、穴あけ、中ぐりなどの作業ができる。 | 3 | 後12 |
ボール盤の基本操作を習得し、穴あけなどの作業ができる。 | 3 | 後13 |
電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 3 | 前2,前3,前4 |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 3 | 前2 |
ダイオードの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 3 | 後2 |
トランジスタの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 3 | 後3 |
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。 | 3 | 後2,後3 |
論理回路の動作について実験結果を考察できる。 | 3 | 後5,後6,後7 |
ディジタルICの使用方法を習得する。 | 3 | 後9 |