設計製図

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 設計製図
科目番号 1933007 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 JISにもとづく機械製作図集 第7版(オーム社)
担当教員 峠 正範

到達目標

(1)製図に用いられる記号を理解し、記載場所により意味が異なることを理解できる。
(2)製図に描かれている文字や記号を使える。
(3)製図に用いられる投影法を使える。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
機械製図規格の理解製図の記号・文字に判らないものがあれば調査して新しい記号・文字を活用できるようになる。製図の記号は共通基準であり、記載場所による意味を理解する。共通基準により製図の記号・文字が定められていることを理解しない。また、基本的な記号・文字の意味を理解していない。
機械製図規格の使用複数の記号・文字について候補がある場合には適切なものを判断して使用できるようになる。製図に書かれている記号・文字の情報を使うことができる。基本的な記号・文字を理解して、適切に使うことができない。
CADシステムの理解CADシステムによる製図の方法と機能を理解できる。CADシステムによる製図の方法を理解できる。CADシステムによる製図の方法を理解できない。
CADシステムの使用自分で適切な機能を判断して製図できる。解説通りに製図できる。製図できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目では、部品が作られる過程を理解し、その部品の図面を製図するための基礎能力を習得する。
学習内容は、CADシステムを使用した機械製図法の習得である。
授業では、CADシステムを使用し、本科目の理解を深める。
授業の進め方・方法:
遠隔授業では、オンラインの解説を参照しながら、ブラックボードにアップロードされた課題およびテストキャンバスに取り組む。
対面授業では、各週の授業内容にしたがって要点の説明を行った後、要点に対応した課題を行い、理解を深める。
注意点:
要点ごとに課題およびテストキャンバスを設けたので、期限内に提出すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 JIS機械製図規格について・遠隔授業 図面の表現に使われている構成要素を理解できる。
2週 JIS機械製図規格について・遠隔授業 図面の表現に使われている構成要素を理解できる。
3週 JIS機械製図規格について・遠隔授業 図面の表現に使われている構成要素を理解できる。
4週 JIS機械製図規格における投影法ついて・遠隔授業 図面の投影法を理解できる。
5週 JIS機械製図規格における投影法ついて・遠隔授業 単純な投影図を理解できる。
6週 JIS機械製図規格における投影法ついて・遠隔授業 複雑な投影図を理解できる。
7週 JIS機械製図規格における投影法ついて・遠隔授業 単純な投影図を描ける。(基礎)
8週 JIS機械製図規格における投影法ついて・遠隔授業 単純な投影図を描ける。(応用)
2ndQ
9週 JIS機械製図規格における投影法ついて・遠隔授業 複雑な投影図を描ける。
10週 JIS機械製図規格における投影法ついて・遠隔授業 複雑な投影図を描ける。(隠れ線あり)
11週 JIS機械製図規格における投影法ついて・遠隔授業 投影図と立体図の関係を理解できる。
12週 JIS機械製図規格における投影法ついて・遠隔授業 投影図と立体図の関係と寸法記入法を理解できる。
13週 JIS機械製図規格における投影法ついて・遠隔授業 立体図から投影図を描ける。
14週 CADシステムを使用した形状/寸法確認・遠隔授業 単純な立体物の形状と寸法を理解できる。
15週 CADシステムを使用した形状/寸法確認・遠隔授業 複雑な立体物の形状と寸法を理解できる。
16週
後期
3rdQ
1週 CADシステムを使用した形状/寸法確認・遠隔授業 複雑な立体物の形状と寸法を理解できる。
2週 CADシステムを使用した形状/寸法確認・遠隔授業 機械部品の形状と寸法を理解できる。
3週 CADシステムを使用した形状/寸法確認・遠隔授業 機械部品の形状と寸法を理解できる。
4週 CADシステムを使用した形状/寸法確認・遠隔授業 機械部品の形状と寸法を理解できる。
5週 CADシステムを使用した形状/寸法確認・対面授業 立体図と投影図の関係を理解し、投影図を描ける。(基礎)
6週 CADシステムを使用した形状/寸法確認・対面授業 立体図と投影図の関係を理解し、投影図を描ける。(応用)
7週 CADシステムを使用した形状/寸法確認・対面授業 立体図と投影図の関係を理解し、等角投影図を描ける。
8週 CADシステムを使用した形状/寸法確認・対面授業 立体図と投影図の関係を理解し、等角投影図を描ける。
4thQ
9週 CADシステムを使用した形状/寸法確認・対面授業 機械部品の投影図を描ける。(基礎)
10週 CADシステムを使用した形状/寸法確認・対面授業 機械部品の投影図を描ける。(基礎)
11週 CADシステムを使用した形状/寸法確認・遠隔授業 機械部品の投影図を描ける。(応用)
12週 CADシステムを使用した形状/寸法確認・遠隔授業 機械部品の投影図を描ける。(応用)
13週 CADシステムを使用した製図・対面授業 CADシステムを理解し、線を描ける。
14週 CADシステムを使用した製図・対面授業 機械部品の投影図を描ける。
15週 CADシステムを使用した製図・対面授業 機械部品の立体図を描ける。
16週

評価割合

試験課題・テストキャンバス成果品・実技態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合04060000100
基礎的能力0303000060
専門的能力0102000030
分野横断的能力001000010