概要:
(1) 自然科学の根幹をなす数学に関わる基礎知識を習得し,自然現象,特に電磁気学に関する現象を数学的に説明できる能力を身につける。
(2) 2変数関数の偏微分,多項式展開について学び,微分とは関数の性質を記述する道具であることを体得する。
(3) 2変数関数の重積分について学ぶ。
授業の進め方・方法:
(1)シラバスの項目・内容を確認して、教科書で予習をしておくこと。
(2)これまでに習った数学の公式(微分積分)について復習しておくこと。
(3)学習内容について分からないことがあれば、積極的に質問すること。
注意点:
(1)教科書、ノート、指示されたものを持参すること。
(2)授業と関連しない行為を行った場合は減点する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 不定形を含むいろいろな数列の極限を求めることができる。 | 3 | 前1,前2,前5 |
無限等比級数等の簡単な級数の収束・発散を調べ、その和を求めることができる。 | 3 | 前5 |
簡単な場合について、曲線で囲まれた図形の面積を定積分で求めることができる。 | 3 | 前9 |
簡単な場合について、曲線の長さを定積分で求めることができる。 | 3 | 前9 |
簡単な場合について、立体の体積を定積分で求めることができる。 | 3 | 前9 |
簡単な1変数関数の局所的な1次近似式を求めることができる。 | 3 | 前3,前4,前6 |
1変数関数のテイラー展開を理解し、基本的な関数のマクローリン展開を求めることができる。 | 3 | 前6 |
オイラーの公式を用いて、複素数変数の指数関数の簡単な計算ができる。 | 3 | 前8 |
2変数関数の定義域を理解し、不等式やグラフで表すことができる。 | 3 | 前10 |
合成関数の偏微分法を利用して、偏導関数を求めることができる。 | 3 | 前11,前12 |
簡単な関数について、2次までの偏導関数を求めることができる。 | 3 | 前13,前14 |
偏導関数を用いて、基本的な2変数関数の極値を求めることができる。 | 3 | 前15 |
2重積分の定義を理解し、簡単な2重積分を累次積分に直して求めることができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8 |
極座標に変換することによって2重積分を求めることができる。 | 3 | 後9,後10,後11 |
2重積分を用いて、簡単な立体の体積を求めることができる。 | 3 | 後12,後13,後14,後15 |
微分方程式の意味を理解し、簡単な変数分離形の微分方程式を解くことができる。 | 3 | |
簡単な1階線形微分方程式を解くことができる。 | 3 | |
定数係数2階斉次線形微分方程式を解くことができる。 | 3 | |
独立試行の確率、余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解し、簡単な場合について、確率を求めることができる。 | 3 | |
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象の確率を理解し、簡単な場合について確率を求めることができる。 | 3 | |
1次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差を求めることができる。 | 3 | |
2次元のデータを整理して散布図を作成し、相関係数・回帰直線を求めることができる。 | 3 | |