制御回路設計

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 制御回路設計
科目番号 1943005 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 やさしいリレーとシーケンサ(㈱オーム社)
担当教員 峠 正範,西原 正継

到達目標

(1)シーケンス制御の構成と設計方法を説明できる。
(2)制御方式を理解し、指定された動作を実現する制御回路を構築できる。
(3)有接点リレーを用いた基礎的な制御回路を構築できる。
(4)PLCを用いた基礎的な制御回路を構築できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1複雑なシーケンス制御回路の構築とその動作を説明できる。シーケンス制御回路の構築とその動作を説明できる。シーケンス制御回路の構築とその動作を説明できない。
評価項目2有接点リレー制御方式を理解し、実用的な制御回路を構築できる。有接点リレー制御方式を理解し、基礎的な制御回路を構築できる。有接点リレー制御方式を理解できず、基礎的な制御回路を構築できない。
評価項目3PLCを理解し、プログラミングにより実用的な制御回路を構築できる。PLCを理解し、プログラミングにより基礎的な制御回路を構築できる。PLCを理解できず、プログラミングにより基礎的な制御回路を構築できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
制御工学の基本的な構成を理解し、制御方式について学ぶ。
ものづくりの過程において、高精度で効率的な制御回路を構築する方法を学ぶ。
実際の産業機器や生産製造工程の自動制御システムにおけるシーケンス制御の応用例を学ぶ。
実用的な課題を設定し、多様なセンサを活用して制御回路を設計する。
授業の進め方・方法:
各回の授業内容に従い、要点の説明を行う。
その後、要点に対応した演習(課題)およびテストを行い、理解を深める。
注意点:
要点ごとに演習(課題)およびテストを行うので、授業時間内に提出すること。
欠席は、公欠が許可された場合もしくは学級担任から授業前に連絡があった場合に配慮する。
他者の成果(課題)を複製して自身の成果として提出した場合は、成績評価を不可とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シーケンス制御の基礎 制御方式を理解し、制御に用いる機器の説明ができる。
有接点リレーの原理と構造を理解し、基本的な制御回路を構築できる。
日本工業規格(JIS)に従ってシーケンス図が書ける。
2週 シーケンス制御の基礎 有接点リレーを用いた論理回路を理解し、構築できる。
3週 シーケンス制御の基礎 有接点リレーを用いた基本的な制御回路を理解し、構築できる。
4週 シーケンス制御の基礎 有接点リレーを用いた実用的な制御回路を理解し、構築できる。
5週 シーケンス制御の基礎 有接点リレーを用いた基本的な時限制御回路を理解し、構築できる。
6週 シーケンス制御の基礎 有接点リレーを用いた実用的な時限制御回路を理解し、構築できる。
7週 シーケンス制御の基礎 有接点リレーを用いた計数制御回路を理解し、構築できる。
8週 シーケンス制御の基礎 有接点リレーおよびセンサを用いた制御回路を理解し、構築できる。
2ndQ
9週 シーケンス制御の応用 有接点リレーと各種機器を用いて基礎的な制御回路を構築できる。
10週 シーケンス制御の応用 有接点リレーと各種機器を用いて基礎的な制御回路を構築できる。
11週 シーケンス制御の応用 有接点リレーと各種機器を用いて基礎的な制御回路を構築できる。
12週 シーケンス制御の実践 有接点リレーと各種機器を用いて実用的な制御回路を構築できる。
13週 シーケンス制御の実践 有接点リレーと各種機器を用いて実用的な制御回路を構築できる。
14週 シーケンス制御の実践 有接点リレーと各種機器を用いて実用的な制御回路を構築できる。
15週 シーケンス制御の実践 有接点リレーと各種機器を用いて実用的な制御回路を構築できる。
16週 前期末試験
答案返却・解説
後期
3rdQ
1週 PLC制御の基礎 PLCの原理と構造を理解し、基本的な制御回路を構築できる。
日本工業規格(JIS)に従ってラダー図が書ける。
2週 PLC制御の基礎 PLCを用いた論理回路を理解し、構築できる。
3週 PLC制御の基礎 PLCを用いた基本的な制御回路を理解し、構築できる。
4週 PLC制御の基礎 PLCを用いた実用的な制御回路を理解し、構築できる。
5週 PLC制御の基礎 PLCを用いた基本的な時限制御回路を理解し、構築できる。
6週 PLC制御の基礎 PLCを用いた実用的な時限制御回路を理解し、構築できる。
7週 PLC制御の基礎 PLCを用いた計数制御回路を理解し、構築できる。
8週 PLC制御の基礎 PLCおよびセンサを用いた制御回路を理解し、構築できる。
4thQ
9週 PLC制御の応用 PLCと各種機器を用いて基礎的な制御回路を構築できる。
10週 PLC制御の応用 PLCと各種機器を用いて基礎的な制御回路を構築できる。
11週 PLC制御の応用 PLCと各種機器を用いて基礎的な制御回路を構築できる。
12週 PLC制御の実践 PLCと各種機器を用いて実用的な制御回路を構築できる。
13週 PLC制御の実践 PLCと各種機器を用いて実用的な制御回路を構築できる。
14週 PLC制御の実践 PLCと各種機器を用いて実用的な制御回路を構築できる。
15週 PLC制御の実践 PLCと各種機器を用いて実用的な制御回路を構築できる。
16週 学年末試験
答案返却・解説

評価割合

試験演習(課題)テスト(オンライン)態度合計
総合評価割合6520105100
基礎的能力45155570
専門的能力2055030
分野横断的能力00000