到達目標
(1) コンピュータの基本操作ができる。
(2) インターネットの利用方法とセキュリティ・モラルといった注意事項を理解できる。
(3) プログラムの作り方、動作の仕組みを理解する。
(4) Processingで基本的なプログラムが書ける。
(5) C言語で基本的なプログラムが書ける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | コンピュータの基本的な構成要素と基本操作について理解し、説明することができる。 | コンピュータの基本操作について理解できる。 | コンピュータの基本操作について理解できない。 |
評価項目2 | 情報・通信に関連したシステムにおけるその構築やセキュリティー対処についての状況を整理しまとめることができる。 | 情報・通信に関連したシステムにおける基本的な利用ルールや取り決めの遵守が重要であることを理解できる。 | 情報・通信に関連したシステムにおける基本的な利用ルールや取り決めの遵守が重要であることを理解できない。 |
評価項目3 | コンピュータのプログラミングの手順とその仕組みを理解し、説明することができる。 | コンピュータを使用したプログラミングの手順を理解できる。 | コンピュータを使用したプログラミングの手順を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科目ではProcessing(前期),C言語(後期)によるプログラミングを通して、情報処理に関わる基礎技術を習得し、データ処理やプレゼンテーションに活用できる能力を身につける。
情報セキュリティー並びにプログラミング演習を通じて、2年生以降の授業・実験実習で必要となるC言語の基礎を学修する。
授業の進め方・方法:
課題形式で授業を行う。与えられた課題に対して、プログラムを暗記するのではなく、自ら課題を理解しそれを解決するためのプログラムを考える。また,プログラミング学習は,技能・知識の積み上げの内容となるので、学習内容の確認及び内容の関連性を学ぶ必要がある。
注意点:
(1)授業の理解を進めるため,授業で提示された学習内容等について予習を行う。
(2)前の時間までの授業内容を理解するために復習を行い授業に望む。
(3) 課題は必ず期限内に提出すること。
(4)学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
コンピュータの基礎操作 その1 |
コンピュータの電源のオン/オフ、ログイン/ログアウト、及び キーボードを使ってコンピュータに情報を入力することができる
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2週 |
コンピュータの基礎操作 その2 |
コンピュータの中のファイル/フォルダを操作することができる
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3週 |
コンピュータとネットワーク |
コンピュータを使ってネットワークにアクセスする、及びネットワークを使った情報倫理を理解する
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4週 |
Processingの基本操作 その1 |
Processingのソフトウェアを起動/終了の操作を行う
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5週 |
Processingの基本操作 その2 |
Processingの基本機能の操作をする
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6週 |
Processingの基本操作 その3 |
Processingで簡単なプログラムを書き、実行演習する
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7週 |
Processingを使用したプログラミング その1 |
Processingで簡単なプログラムを作成し、実行演習する(プログラムの構造)
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8週 |
Processingを使用したプログラミング その2 |
Processingで簡単なプログラムを作成し、実行演習する(基本的な関数)
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2ndQ |
9週 |
Processingを使用したプログラミング その3 |
Processingで簡単なプログラムを作成し、実行演習する(変数宣言・参照・代入)
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10週 |
Processingを使用したプログラミング その4 |
Processingで簡単なプログラムを作成し、実行演習する
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11週 |
Processingを使用した動作制御 その1 |
Processingの動作制御(動作制御とは)
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12週 |
Processingを使用した動作制御 その2 |
Processingの動作制御(グラフィックスの表示)
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13週 |
Processingを使用した動作制御 その3 |
Processingの動作制御(グラフィックスの移動)
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14週 |
Processingを使用した動作制御 その4 |
Processingの動作制御(アニメーションの動作)
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15週 |
Processingを使用した動作制御 その5 |
Processingの動作制御(ゲーム性を含めたアニメーション)
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16週 |
総合演習 |
Processingの学習内容の確認をする
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後期 |
3rdQ |
1週 |
C言語プログラミングの基本 その1 |
C言語プログラミングの作成・実行ソフトウェアを起動/終了の操作を行う
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2週 |
C言語プログラミングの基本 その2 |
C言語プログラミングの基礎プログラム作成演習
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3週 |
C言語プログラミングの基本 その3 |
C言語プログラミングの作成・実行ソフトウェアを起動/終了の操作を行う
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4週 |
C言語の型と演算 その1 |
C言語プログラミングの基本機能の確認・操作演習をする(プログラムとコンパイルの関係)
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5週 |
C言語の型と演算 その2 |
C言語プログラミングの機能の確認・操作演習をする その1(変数の型)
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6週 |
C言語の型と演算 その3 |
C言語プログラミングの機能の確認・操作演習をする その2(変数の活用)
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7週 |
C言語の型と演算 その4 |
C言語プログラミングの機能の確認・操作演習をする その3(変数の演算結果による型)
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8週 |
C言語の型と演算 その5 |
C言語プログラミングの機能の確認・操作演習をする その4(演算の概要)
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4thQ |
9週 |
C言語の型と演算 その6 |
C言語プログラミングの機能の確認・操作演習をする その5(変数による演算)
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10週 |
C言語の制御構造(流れの分岐) その1 |
C言語の動作制御(動作制御 if文の構造)
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11週 |
C言語の制御構造(流れの分岐) その2 |
C言語の動作制御(動作制御 if文の演算と制御)
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12週 |
C言語の制御構造(流れの分岐) その3 |
C言語の動作制御(動作制御 if文の入れ子)その1
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13週 |
C言語の制御構造(流れの分岐) その4 |
C言語の動作制御(動作制御 if文の入れ子)その2
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14週 |
C言語の制御構造(流れの分岐) その5 |
C言語の動作制御(演算子の利用)
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15週 |
C言語の制御構造(流れの分岐) その6 |
C言語の動作制御(論理演算の利用)
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16週 |
総合演習 |
C言語の学習内容の確認をする
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 0 | 0 | 35 | 0 | 15 | 100 |
基礎的能力 | 25 | 0 | 0 | 15 | 0 | 0 | 40 |
専門的能力 | 25 | 0 | 0 | 15 | 0 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 15 | 20 |