概要:
流通情報工学科の5年間で学習する内容を理解するために、全教員が各自の専門分野について、流通情報工学(流通・ビジネスコースおよび情報通信コース)との関係を明らかにし、3年次からのコース選択のための導入科目とする。また、その延長に業界・業種・職種の紹介を行いキャリア教育のスタートとする。
授業の進め方・方法:
(1)流通情報工学科の全教員が概ね3週間ずつ担当する。各教員が担当する専門分野と流通情報工学との関係を説明する。口頭による説明あるいはパワーポイント等を用いた説明を行う。
(2)遠隔授業や講義、グループワークなどによる授業を基本とするが、適宜変更を指示する。
(3)レポート課題を適宜出題するので期限内に必ず提出すること。
(4)定期試験は行わず、小テスト、提出物、学習態度、グループワーク等を考慮して各教員が評価する。全教員の評価を取りまとめ最終的な評価とする。
(6)学年末に3年次からのコース選択のガイダンスを行う。
注意点:
【担当:流通情報工学科各教員】
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
1.社会科学とは |
1-(1) 社会をどうやってみる、どの物差しで見るかが理解できる。
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3週 |
1.社会科学とは |
1-(2) 社会規範と法律が理解できる。
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4週 |
1.社会科学とは |
1-(3) 社会の発展と知的財産が理解できる。
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5週 |
2.情報ネットワーク |
2-(1) インターネットとは何かが理解できる。
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6週 |
2.情報ネットワーク |
2-(2) プロトコルとは何かが理解できる。
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7週 |
2.情報ネットワーク |
2-(3) 階層プロトコルと暗号技術の基礎が理解できる。
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8週 |
3.物流における輸送の基本概念 |
3-(1) 貨物輸送の歴史と機械化が理解できる。
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2ndQ |
9週 |
3.物流における輸送の基本概念 |
3-(2) トラック輸送とトラックターミナル、鉄道コンテナ輸送とコンテナターミナルが理解できる。
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10週 |
3.物流における輸送の基本概念 |
3-(3) 海上輸送と港湾施設、貨物用航空機と空港ターミナルが理解できる。
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11週 |
4.物流を勉強するとは |
4-(1) 卒業研究を例とした物流研究の実際が理解できる。
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12週 |
4.物流を勉強するとは |
4-(2) データ解析の必要性が理解できる。
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13週 |
4.物流を勉強するとは |
4-(3) 卒業研究を例にしたデータ解析の実際が理解できる。
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14週 |
5.流通情報工学とは |
5-(1) 何を勉強するのだろう?将来は何を目指すのだろう?が理解できる。
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15週 |
5.流通情報工学とは |
5-(2) 流通とまちづくりはどんな関係があるのだろう?が理解できる。
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16週 |
5.流通情報工学とは |
5-(3) 流通とビジネスはどんな関係があるのだろう?が理解できる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
6.マクロとミクロの世界 |
6-(1) 宇宙のはじまり、インフレーションが理解できる。
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2週 |
6.マクロとミクロの世界 |
6-(2) 力と粒子、弦が理解できる。
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3週 |
6.マクロとミクロの世界 |
6-(3) コンピュータの世界、量子暗号、シミュレーションが理解できる。
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4週 |
7.経済と流通 |
7-(1) 経済活動と流通の役割が理解できる。
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5週 |
7.経済と流通 |
7-(2) 流通分野での企業活動が理解できる。
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6週 |
7.経済と流通 |
7-(3) 企業活動の記録方法とその内容の分析が理解できる。
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7週 |
8.配置問題の考え方 |
8-(1) なぜ、配置問題が必要なのかが理解できる。
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8週 |
8.配置問題の考え方 |
8-(2) 商業施設、物流施設の立地実態が理解できる。
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4thQ |
9週 |
8.配置問題の考え方 |
8-(3) 配置問題による理想的な施設の配置が理解できる。
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10週 |
9..コンピュータ |
9-(1) コンピュータとは何かが理解できる。
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11週 |
9..コンピュータ |
9-(2) ソフトウェアとは何かが理解できる。
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12週 |
9..コンピュータ |
9-(3) ソフトウェアの基礎が理解できる。
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13週 |
10.経営学について |
10-(1) 何故"学ぶ"のか、「経営とは何か・考え、伝えるとは何か」が理解できる。
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14週 |
10.経営学について |
10-(2) 目標管理・タイムマネジメントが理解できる。
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15週 |
10.経営学について |
10-(3) 報告・連絡・相談、思考と整理が理解できる。
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16週 |
コース選択ガイダンス |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 前3,前6,前9,前12,前15,後2,後5,後8,後11,後14 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 前4,前7,前10,前13,前16,後3,後6,後9,後12,後15 |