概要:
コンピュータサイエンス分野の基礎となるプログラミングと関連技術に関する基礎知識を習得する。
授業の進め方・方法:
(1) 講義と演習を組み合わせながら進める。
(2) 演習課題をレポートとして提出してもらい、適宜、発表する場を設ける。
(3) 学習内容についてわからないことばあれば、積極的に質問すること。
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1. コンピュータの基本構成 |
1-(1) コンピュータの基本構成が説明できる。
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2週 |
1. コンピュータの基本構成 |
1-(2) タッチタイピングが習得できる。
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3週 |
2. プレゼンテーション |
2-(1) プレゼンテーションの必要性が説明ができる。
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4週 |
2. プレゼンテーション |
2-(2) パワーポイントを用いてスライドのデザインや編集ができる。
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5週 |
3. 情報セキュリティ |
3-(1) 著作権と引用の概要が説明できる。
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6週 |
2. プレゼンテーション |
2-(3) パワーポイントを用いてプレゼンテーションができる。
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7週 |
2. プレゼンテーション |
2-(4) プレゼンテーションの評価ができる。
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8週 |
前期中間試験 答案返却・解説 |
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2ndQ |
9週 |
3. 情報セキュリティ |
3-(2) インターネットにおけるルール&マナーが説明できる。
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10週 |
3. 情報セキュリティ |
3-(3) 情報セキュリティ対策の必要性が説明できる。
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11週 |
3. 情報セキュリティ |
3-(4) 基本的な情報セキュリティ対策が実践できる。
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12週 |
3. 情報セキュリティ |
3-(5) 個人情報保護法やデータ倫理、AI社会原則が説明できる。
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13週 |
4. プログラミング基礎 |
4-(1) プログラムとは何かが説明できる。
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14週 |
4. プログラミング基礎 |
4-(2) エクセルによる基本プログラムが作成できる。
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15週 |
4. プログラミング基礎 |
4-(3) C言語による基本プログラムが作成できる。
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16週 |
前期末試験 答案返却・解説 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
5. 基本制御構造 |
5-(1) 逐次処理を用いたプログラムが作成できる。
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2週 |
5. 基本制御構造 |
5-(2) 分岐処理を用いたプログラムが作成できる。
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3週 |
5. 基本制御構造 |
5-(3) 反復処理を用いたプログラムが作成できる。
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4週 |
6. データリテラシー |
6-(1) データの種類(量的変数と質的変数)が説明できる。
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5週 |
6. データリテラシー |
6-(2) データの分布と代表値、その性質の違いが説明できる。
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6週 |
6. データリテラシー |
6-(3) データのばらつき(分散、標準偏差)が説明できる。
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7週 |
6. データリテラシー |
6-(4) データの可視化方法とその特徴が説明できる。
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8週 |
後期中間試験 答案返却・解説 |
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4thQ |
9週 |
6. データリテラシー |
6-(5) 基本統計処理のプログラムが作成できる。
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10週 |
7. 基数変換アルゴリズム |
7-(1) 基数変換の基本アルゴリズムが説明できる。
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11週 |
7. 基数変換アルゴリズム |
7-(2) 二進数から十進数への変換プログラムが作成できる。
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12週 |
7. 基数変換アルゴリズム |
7-(3) 十進数から二進数への変換プログラムが作成できる。
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13週 |
8. モンテカルロシミュレーション |
8-(1) シミュレーションの基本概念が説明できる。
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14週 |
8. モンテカルロシミュレーション |
8-(2) エクセルによる疑似乱数の生成が説明できる。
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15週 |
8. モンテカルロシミュレーション |
8-(3) モンテカルロシミュレーションのプログラムを作り、実行できる。
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16週 |
後期末試験 答案返却・解説 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前4 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 後8,後9,後10,後11 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前2 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 後12,後13 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 後14 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | 後15 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | 前8 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | 前11 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | 前9 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | 前10 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 計算機工学 | 整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 3 | 後10 |
小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 3 | 後11 |
整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。 | 3 | 後8 |
基数が異なる数の間で相互に変換できる。 | 3 | 後9 |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 基礎的な論理回路を構築し、指定された基本的な動作を実現できる。 | 3 | |