会計学

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 会計学
科目番号 1934010 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 流通情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 1からの経済学
担当教員 風呂本 武典

到達目標

(1)経済活動の基本的な仕組みを理解する。 
(2)経済学の基礎理論を自分の言葉で説明できる。
(3)実際の経済活動を経済学の観点から理解し疑問を究明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1経済学について、経済活動と経済システムについての概念を整理し、具体的に示すことができる。経済学についてに経済活動と経済システムについて概念を整理することができる。経済学について経済活動と経済システムについて概念を整理することができない。
評価項目2経済学についてミクロ経済マクロ経済などについての概念を整理し、具体的に事例を示すことができる。経済学についてミクロ経済マクロ経済などについての概念を整理し、示すことができる。経済学についてミクロ経済マクロ経済などについての概念を整理し、示すことができない。
評価項目3実際の経済活動について、国内経済国際経済などの例をあげ、分析し説明することができる。実際の経済活動について、国内経済国際経済などの概念を整理し、示すことができる。実際の経済活動について、国内経済国際経済などの概念を整理し、示すことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
社会に出ていく上で必要となる幾つかの知識のうち、経済学の知識・理論を学びます。
我々の社会、そしてそれを構成する一つ一つのひと、企業がどのような経済的的なメカニズムで動いているのか、それをどう理解し自らのものとし、社会人として活動するのか、を学びます。
授業は座学が中心ですが、担当教員からの一方通行ではなく、講師と学生の皆さん、また、学生の皆さん同士での議論を通じた成長を目指します。
そのために、自発的な学びの姿勢が重要です。適宜課題をだします。積極的な参加を必要とします。
授業の進め方・方法:
前回までの授業内容を復習し自らのものとして次の授業に参加してください。一人一人の、積極的な参加を求めます。
注意点:
名称は会計学となっていますが経済学の入門の授業です。
当然ですが、授業の妨げとなる行為は禁止し、複数回の指導にも従わない場合はこれにペナルティを課します。具体的には授業と関係ない私語、携帯電話使用、他の科目の宿題レポート等、また他人の受講を妨害する、授業中の迷惑行為等です。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 経済学とは ヒト・モノ・カネの動きを理解する。資本主義社会システムを理解する。
2週 分業の利益 社会的分業が進んだのはなぜかを理解する
3週 需要と供給 需要と供給がどのように発生するかを知る
4週 需要と供給 仮想的な市場という概念を理解できる
5週 価格メカニズム 市場における価格決定のメカニズムを理解する
6週 価格メカニズム 市場価格の変動要因について知る
7週 市場の効率性 市場と社会の富について知る。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 市場の失敗 独占と不完全競争について理解する
10週 市場の失敗 外部経済、外部不経済について理解する
11週 市場の失敗 公共財について理解する
12週 市場の限界 資本主義社会の制度的欠陥と不平等について知る
13週 労働市場 労働市場について理解する
14週 労働市場 格差社会とその原因について考察する
15週 前期末試験
16週 労働市場 労働運動と労働分配率について理解する
後期
3rdQ
1週 GDPとは何か 企業家計政府について知る
2週 GDPとは何か GDPについて理解する
3週 何がGDPを決めるのか GDPをどのように測るのかを理解する
4週 何がGDPを決めるのか 経済指標から見えてくるものを考察する
5週 消費需要と投資需要 消費と投資について理解する
6週 貨幣と金融 貨幣について知る
7週 貨幣と金融 金融の機能について理解する
8週 後期中間試験
4thQ
9週 政府の役割 財政学の基本について知る
10週 政府の役割 経済政策について理解する
11週 政府の役割 財政均衡論の欺瞞について理解する
12週 政府の役割 税と所得再分配について知る
13週 貿易と為替レート 国際経済と為替相場について理解する
14週 経済成長と国民生活 失われた30年についてこれまでの学習から考察する
15週 学年末試験
16週 答案返却・解説・一年のふりかえり

評価割合

定期試験小テストレポート・課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合75015505100
基礎的能力250550540
専門的能力250500030
分野横断的能力250500030