到達目標
会計学の基礎知識として商業簿記を理解する。
日商簿記3級程度の複式簿記を記帳できるようになる
日商簿記3級検定試験に合格する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 仕訳、元帳転記、試算表作成までができる | 勘定科目の8要素の関係性を理解し仕訳ができる | 仕訳ができない。借方貸方がわからない |
評価項目2 | 精算表や財務諸表の作成ができる
| 決算仕訳や損益計算、帳簿の締め切りなどは理解できている | 決算仕訳や帳簿締切が理解できない
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評価項目3 | 日商簿記3級検定に合格できる | 教科書を見ながら時間を掛ければ検定試験の問題を半分以上は解ける | 教科書を見ても検定試験問題を殆ど解けない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
(1) 複式簿記のしくみを理解する(前期中に習得)
(2) 精算表や財務諸表の作成ができる
(3) 日商簿記3級検定に合格できる
授業の進め方・方法:
演習形式
簿記の基礎知識は前期の財務会計で習得し後期は実践問題と検定合格をめざす
注意点:
自分で問題に取り組み実力をつけること。前期同様に、演習であるから課題を自学自習すること。授業態度の悪い者、特に自分で問題を解かない場合などは評価点低い。さらに授業中に許可なくほかのことするなどした場合には減点する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
決算手続き、補助簿の記帳、伝票 全体についての講義 |
試算表の作成ができる 作成問題が解ける
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2週 |
説明の後、プリントによる演習、学生相互の共同学習によるアクティブラーニング、個別指導等 |
決算手続きを理解する
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3週 |
説明の後、プリントによる演習、学生相互の共同学習によるアクティブラーニング、個別指導等 |
補助簿の作成と締切ができる
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4週 |
説明の後、プリントによる演習、学生相互の共同学習によるアクティブラーニング、個別指導等 |
伝票会計の仕訳を理解する
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5週 |
説明の後、プリントによる演習、学生相互の共同学習によるアクティブラーニング、個別指導等 |
資本金と税金について理解する
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6週 |
説明の後、プリントによる演習、学生相互の共同学習によるアクティブラーニング、個別指導等 |
訂正仕訳ができる
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7週 |
説明の後、プリントによる演習、学生相互の共同学習によるアクティブラーニング、個別指導等 |
消耗品、有価証券、固定資産の期末処理ができる
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8週 |
精算表の作成、検定模擬試験 全体についての講義 |
8桁精算表を理解する
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4thQ |
9週 |
説明の後、プリントによる演習、学生相互の共同学習によるアクティブラーニング、個別指導等 |
財務諸表を理解できる
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10週 |
説明の後、プリントによる演習、学生相互の共同学習によるアクティブラーニング、個別指導等 |
売上原価の算定ができる
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11週 |
説明の後、プリントによる演習、学生相互の共同学習によるアクティブラーニング、個別指導等 |
貸し倒れ引当金の計算と処理ができる
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12週 |
説明の後、プリントによる演習、学生相互の共同学習によるアクティブラーニング、個別指導等 |
見越しと繰り延べの処理ができる
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13週 |
模擬試験問題に挑戦 |
8桁精算表を作成できる
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14週 |
模擬試験問題に挑戦 |
推定精算表を解くことができる
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15週 |
模擬試験問題に挑戦 |
財務諸表を作成できる
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16週 |
模擬試験問題に挑戦 |
3級検定模擬試験を時間内に解けるようになる
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 70 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |