ビジネス英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 ビジネス英語Ⅰ
科目番号 1944012 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 流通情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『Speak Easy』From Basic Conversation to Simplified Debate
担当教員 岡山 正人

到達目標

(1)日本語を適切に理解及び運用することができる。
(2)上記⑴を基に, 日本語を適切な英語で, 英語を適切な日本語で捉えることができる。
(3)異文化理解の姿勢を持ち, その第一歩として適切な語彙力を有する。
(4)日本語と英語の両言語を一対一の対連合関係ではなく, 両言語の表現及び表す意味の違いを有機的に捉えることができる。
⑸「話す, 聞く, 読む, 書く」の四技能の理解及び運用の能力を有する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1:日本語の理解と運用日本語を適切に理解及び運用することができる。日本語の語感や意味を説明できる。日本語の語感や意味を言語化できない。
評価項目2:英語の理解と運用上記⑴を基に, 日本語を適切な英語で, 英語を適切な日本語で捉えることができる。自分の言葉で両言語の異同を言語化することができる。教員によるサポートがあっても両言語の異同を言語化できない。
評価項目3:言語に対する意識異文化理解の姿勢を持ち, その第一歩として適切な語彙力を有する。授業で紹介された語彙・表現に関しては全て理解し運用もできる。授業で紹介された語彙・表現の理解及び運用ができない。
評価項目4:総合的な言語形式の理解と運用日本語と英語の両言語を一対一の対連合関係ではなく, 両言語の表現及び表す意味の違いを有機的に捉えることができる。両言語における言語形式及び文型の使用方法を理解している。両言語における言語形式及び文型の使用方法を理解できない。
評価項目5:実践的な知識の理解と運用「話す, 聞く, 読む, 書く」の四技能の理解及び運用の能力を有する。話す・聞く:授業での会話練習で教員の問いかけに対して意味交渉をすることができる。 読む・書く:綴りや言語形式を正しく書くことができる。話す・聞く:言語的に意思表示ができない。 読む・書く:綴りや言語形式が正しく書けない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
"⑴授業では日本語と英語の表現の仕方の違いに焦点を当て, 暗記すべき事項と自分の力で考え, 正しく運用するための訓練を行う。主として講義形式で進めるが, 必要に応じてディスカッションや発表を行うこともある。
⑵両言語の文化的背景や統語的・語彙的異同を理解し, TOEICのスコアアップを目指す。
授業の進め方・方法:
授業は主として以下のように大きく三つのパートからなる。英語力の総合的な向上を目指し,シャドーイングを序盤で行い,その後当該課の文法,語彙に関するレクチャーを行なったのち,レクチャーでカバーした項目を用いて英作を行い,英語を積極的に使う練習を行う。教員は適宜机間巡視を行うので,積極的に取り組み,質問があれば授業時間内に必ず解決することを求めたい。
注意点:
(1)主として講義形式で進めるが, 必要に応じて発表やディスカッションを行う。積極的な参加を求めたい。
(2)不明な点がある場合は積極的に質問すること。
(3)自分で考え, 教員からの問いかけに対して自分の言葉で考えを言語化する姿勢を持ってほしい。
(4)授業スケジュールは履修者の理解度に応じて適宜変更するため,あくまでも暫定的なものであることを申し添える。
(5)基本的に毎時間授業で行うのは英語を使えるようになるための練習であり,この授業は5年生の専門英語Ⅱ(ビジネス英語Ⅱ)の前段階として,基礎力を養う授業として位置付けられる。よって,定期テストは授業での練習の成果を確認するためのパフォーマンステストとして実施するため,部分点,相対評価は一切行わず,一門一点形式で行う。このことを心し,毎回の授業を実践練習の場として積極的に活用すること。
(6)授業中に時間の都合上,質問に答えられないことも考えられる。その際には,教員にメールにて質問をするか,14:30〜16:00までの間に非常勤講師控え室に質問に来ること。成績評価には授業態度が含まれるが,このような積極性が評価の観点となる。
【担当:武田非常勤講師】

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
授業進行上の注意点, 成績評価などに関して理解する。
2週 会話 初対面の挨拶 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
3週 会話 出身地について 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
4週 会話 普段の習慣とその頻度について 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
5週 会話 過去の出来事について 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
6週 前期中間試験
答案返却・解説 他
基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
7週 会話 未来やこれからの予定について  基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
8週 討論 自分の意見を述べる  基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
2ndQ
9週 討論 自分の意見を述べる   基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
10週 討論 理由と度合いを示して同意、反論する 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
11週 討論 理由と度合いを示して同意、反論する 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
12週 プレゼンテーション 基本構造〔出だしと結び〕 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
13週 プレゼンテーション 基本構造〔出だしと結び〕 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
14週 プレゼンテーション 具体的な内容〔ボディ〕 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
15週 プレゼンテーション 具体的な内容〔ボディ〕 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
16週 前期末試験
答案返却・解説
後期
3rdQ
1週 シンプル・ディベート 主張の理由や具体例を示す
基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
2週 シンプル・ディベート 主張の理由や具体例を示す
基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
3週 シンプル・ディベート 理由や具体例を示して立論する
基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
4週 シンプル・ディベート 理由や具体例を示して立論する 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
5週 シンプル・ディベート 相手の立論に反論する 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
6週 シンプル・ディベート 相手の立論に反論する 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
7週 シンプル・ディベート 立場や見方を変えて反論を発想する 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
8週 後期中間試験
答案返却・解説 他
基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
4thQ
9週 シンプル・ディベート 立場や見方を変えて反論を発想する 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
10週 シンプル・ディベート 聴衆の立場で評価する 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
11週 シンプル・ディベート 聴衆の立場で評価する 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
12週 ディベート実践 基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
13週 ディベート実践
基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
14週 ディベート実践
基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
15週 ディベート実践
基本的な熟語表現,語彙を覚えて使えるようになるための練習を行う。
16週 後期末試験
答案返却・解説

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合700015015100
基礎的能力700015015100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000