概要:
(1)整数と暗号
(2)誤り訂正符号
(3)グラフ理論とその応用
授業の進め方・方法:
講義中心。例、問題を多く出すので実践的に理解すること。
注意点:
(1) 情報科学の基礎となる科目であるから、学習内容をしっかりと身に付ける必要がある。
(2) 学習内容の定着には、日々の予習復習が不可欠である。教科書などを活用して主体的に学習すること。
(3) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 三角比を理解し、簡単な場合について、三角比を求めることができる。 | 3 | 前4 |
一般角の三角関数の値を求めることができる。 | 3 | 前4 |
放物線、楕円、双曲線の図形的な性質の違いを区別できる。 | 3 | 前4 |
簡単な場合について、不等式の表す領域を求めたり領域を不等式で表すことができる。 | 3 | 前4 |
不定形を含むいろいろな数列の極限を求めることができる。 | 3 | |
無限等比級数等の簡単な級数の収束・発散を調べ、その和を求めることができる。 | 3 | |
簡単な1変数関数の局所的な1次近似式を求めることができる。 | 3 | 前7 |
1変数関数のテイラー展開を理解し、基本的な関数のマクローリン展開を求めることができる。 | 3 | 前7 |
オイラーの公式を用いて、複素数変数の指数関数の簡単な計算ができる。 | 3 | 前7 |
2変数関数の定義域を理解し、不等式やグラフで表すことができる。 | 3 | |
合成関数の偏微分法を利用して、偏導関数を求めることができる。 | 3 | |
簡単な関数について、2次までの偏導関数を求めることができる。 | 3 | |
偏導関数を用いて、基本的な2変数関数の極値を求めることができる。 | 3 | |
2重積分の定義を理解し、簡単な2重積分を累次積分に直して求めることができる。 | 3 | |
極座標に変換することによって2重積分を求めることができる。 | 3 | |
2重積分を用いて、簡単な立体の体積を求めることができる。 | 3 | |
微分方程式の意味を理解し、簡単な変数分離形の微分方程式を解くことができる。 | 3 | |
簡単な1階線形微分方程式を解くことができる。 | 3 | |
定数係数2階斉次線形微分方程式を解くことができる。 | 3 | |
2次元のデータを整理して散布図を作成し、相関係数・回帰直線を求めることができる。 | 3 | 前7 |
工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1,前2 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 前3,前4 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 情報数学・情報理論 | 集合に関する基本的な概念を理解し、集合演算を実行できる。 | 3 | 前1 |
集合の間の関係(関数)に関する基本的な概念を説明できる。 | 3 | 前2 |
ブール代数に関する基本的な概念を説明できる。 | 3 | 前3 |
論理代数と述語論理に関する基本的な概念を説明できる。 | 3 | 前4 |
離散数学に関する知識をアルゴリズムの設計、解析に利用することができる。 | 3 | 後15 |
コンピュータ上での数値の表現方法が誤差に関係することを説明できる。 | 3 | 前11 |
コンピュータ上で数値計算を行う際に発生する誤差の影響を説明できる。 | 3 | 前12 |
コンピュータ向けの主要な数値計算アルゴリズムの概要や特徴を説明できる。 | 3 | 後16 |
情報量の概念・定義を理解し、実際に計算することができる。 | 3 | 前8 |
情報源のモデルと情報源符号化について説明できる。 | 3 | 前9 |
通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。 | 3 | 前10 |