概要:
物流において物流施設の役割や仕組み、配置計画の考え方を理解しておくことは非常に重要である。
本講義では、物流施設ーの仕組みを理解するとともに、物流施設の最適な配置を求める。また、実際に配置された物流施設の運用効率を高めるため管理方法についても学習する。
授業の進め方・方法:
(1) 流通情報工学科の流通ビジネス系の専門科目であるから、学習内容をしっかりと身に付ける必要がある。
(2) 学習内容の定着には、日々の予習復習が不可欠である。教科書・配布プリントなどを活用して主体的に学習すること。
(3) 復習課題を出題するので必ず期限内に提出すること。
(4) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
物流施設の役割,計画について理解できる
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2週 |
ビークルルーチン問題1 |
ビークルルーチン問題について説明できる
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3週 |
ビークルルーチン問題2 |
ビークルルーチン問題の簡単な規模のモデルを解くことができる
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4週 |
ビークルルーチン問題3 |
ビークルルーチン問題の実体例のモデルを解くことができる
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5週 |
ビークルルーチン問題4 |
ビークルルーチン問題の実体例のモデルを解くことができる
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6週 |
ビークルルーチン問題5 |
ビークルルーチン問題の応用例のモデルを解くことができる
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7週 |
ガントチャート1 |
ガントチャートの構成とその役割を説明できる
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8週 |
ガントチャート2 |
簡単なガントチャートを作成できる
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2ndQ |
9週 |
ガントチャート3 |
実体例に基づくガントチャートを作成できる
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10週 |
ガントチャート4 |
実体例に基づくガントチャートを作成できる
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11週 |
空港ターミナル計画問題1 |
空港ターミナル計画問題について説明できる
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12週 |
空港ターミナル計画問題2 |
空港ターミナル計画問題の簡単な規模のモデルを解くことができる
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13週 |
空港ターミナル計画問題3 |
空港ターミナル計画問題の実体例のモデルを解くことができる
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14週 |
空港ターミナル計画問題4 |
空港ターミナル計画問題の実体例のモデルを解くことができる
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15週 |
空港ターミナル計画問題5 |
空港ターミナル計画問題の応用例のモデルを解くことができる
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16週 |
前期末課題 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
数理最適化問題1 |
数理計画問題について説明できる
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2週 |
数理最適化問題2 |
数理最適化問題の簡単な規模のモデルを解くことができる
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3週 |
数理最適化問題3 |
数理最適化問題の簡単な規模のモデルを解くことができる
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4週 |
数理最適化問題4 |
数理最適化問題の実体例のモデルを解くことができる
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5週 |
数理最適化問題5 |
数理最適化問題の実体例のモデルを解くことができる
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6週 |
数理最適化問題6 |
数理最適化問題の応用例のモデルを解くことができる
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7週 |
数理最適化問題7 |
数理最適化問題の応用例のモデルを解くことができる
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8週 |
割当問題 |
割当問題の簡単な規模のモデルを解くことができる
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4thQ |
9週 |
輸送計画問題 |
輸送計画問題の簡単な規模のモデルを解くことができる
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10週 |
商圏分析問題 |
商圏分析問題の簡単な規模のモデルを解くことができる
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11週 |
バース割当問題1 |
バース割当問題について説明できる
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12週 |
バース割当問題2 |
バース割当問題の簡単な規模のモデルを解くことができる
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13週 |
バース割当問題3 |
バース割当問題の実体例のモデルを解くことができる
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14週 |
バース割当問題4 |
バース割当問題の実体例のモデルを解くことができる
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15週 |
バース割当問題5 |
バース割当問題の応用例のモデルを解くことができる
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16週 |
学年末課題 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 前5,前6 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 後13,後14,後15 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 1 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 1 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 1 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 1 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 1 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 1 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 2 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 2 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 2 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 2 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 2 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 2 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | 前1,前2 |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | 前3,前4 |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | 前5,前6 |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 2 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 2 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 2 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 2 | |