情報セキュリティ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 情報セキュリティ
科目番号 1954003 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 流通情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 参考書: 情報セキュリティ読本 四訂版(実教出版)、コンピュータネットワーク入門 -TCP/IPプロトコル群とセキュリティ- (サイエンス社 )
担当教員 加藤 博明

到達目標

(1)外部リスク要因、内部リスク要因が説明できる。
(2)脅威とその対策が説明できる。
(3)セキュリティ対策とセキュリティ技術が説明できる。
(4)暗号化技術とその応用が説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1リスク要因が説明でき、対策を自ら考察できる。リスク要因が説明できる。 リスク要因が説明できない。
評価項目2脅威とその対策が説明でき、自ら提案できる。脅威とその対策が説明できる。 脅威とその対策が説明できない。
評価項目3セキュリティ対策とセキュリティ技術が説明でき、 自ら提案できる。セキュリティ対策とセキュリティ技術が説明できる。 セキュリティ対策とセキュリティ技術が説明できない。
評価項目4暗号化技術が説明でき、応用ができる。暗号化技術が説明できる。 暗号化技術が説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報セキュリティの基礎を学び、脅威およびその対策を学習する。セキュリティ対策とセキュリティ技術について学び、最後に、暗号化技術を習得する。
授業の進め方・方法:
(1) 講義と演習を組み合わせながら進める。
(2) 演習課題をレポートとして提出してもらい、適宜、発表する場を設ける。
(3) 学習内容についてわからないことばあれば、積極的に質問すること。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1. セキュリティリスク 1-(1) 危険の認識と対策の必要性が説明できる。
2週 2. 情報セキュリティの基礎 2-(1) 情報セキュリティの概要が説明できる。
3週 2. 情報セキュリティの基礎 2-(2) 外部・内部のリスク要因が説明できる。
4週 3. 脅威とその対策 3-(1) マルウェアとは何かが説明できる。
5週 3. 脅威とその対策 3-(2) セキュリティ対策の基本が説明できる。
6週 3. 脅威とその対策 3-(3) 標的型、誘導型攻撃への対策を説明できる。
7週 4. 情報セキュリティ対策 4-(1) 組織のセキュリティ対策が説明できる。
8週 4. 情報セキュリティ対策 4-(2) 組織の一員としてのセキュリティ対策が説明できる。
4thQ
9週 5. セキュリティ技術 5-(1) パスワードの重要性が説明できる。
10週 5. セキュリティ技術 5-(2) 典型的な攻撃手法が説明できる。
11週 6. セキュリティ対策演習 6-(1) 組織のセキュリティ対策が説明できる。
12週 6. セキュリティ対策演習 6-(2) 社会を支える情報システムのセキュリティ対策を理解し、説明できる。
13週 7. セキュリティの基礎理論 7-(1) 暗号とデジタル署名の概念が説明できる。
14週 7. セキュリティの基礎理論 7-(2) 秘密鍵と公開鍵の特徴が説明できる。
15週 7. セキュリティの基礎理論 7-(3) 公開鍵暗号の基本アルゴリズムを理解し、説明できる。
16週 後期末試験
答案返却・解説

評価割合

試験小テストレポート・課題発表成果品・実技その他合計
総合評価割合70030000100
基礎的能力0000000
専門的能力70030000100
分野横断的能力0000000