卒業研究

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 1954006 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 12
開設学科 【平成28年度以降】流通情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 12
教科書/教材 参考書 各研究室のテーマに関した専門書および研究論文
担当教員 岡山 正人

到達目標

(1) 自主的に新しい情報や知識を習得し、課題への継続的な取り組みができる。
(2) 研究の目的を理解し、実験・社会調査を計画・遂行し、結果を整理して解析できる。
(3) 研究の目的・方法・結果・考察・結論等をまとめて論文が作成できる。
(4) 研究成果の資料を作成して発表し、説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自主的に新しい情報や知識を習得し、課題への継続的な取り組みができる。自主的に新しい情報や知識を習得し、課題への継続的な取り組みができる。自主的に新しい情報や知識を習得し、課題への継続的な取り組みができない。
評価項目2研究の目的を理解し、実験・社会調査を計画・遂行し、結果を整理して解析できる。研究の目的を理解し、実験・社会調査を計画・遂行し、結果を整理して解析できる。研究の目的を理解し、実験・社会調査を計画・遂行し、結果を整理して解析できない。
評価項目3研究の目的・方法・結果・考察・結論等をまとめて論文が作成できる。研究の目的・方法・結果・考察・結論等をまとめて論文が作成できる。研究の目的・方法・結果・考察・結論等をまとめて論文が作成できない。
研究成果の資料を作成して発表し、説明することができる。研究成果の資料を作成して発表し、説明することができる。研究成果の資料を作成して発表し、説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
文献調査、研究計画、実験・社会調査の実施および結果の解析と考察を通して、専門的知識・技術を活用して流通情報工学分野の仕組みやシステムを創造する能力を習得し、その技術を基に問題点を発見してその解決策を計画・実現する能力、および研究成果をまとめて発表し説明する能力を身につけることを目的とする。地域に特有の問題(離島、過疎、高齢化等)に関連するテーマも積極的に取り扱う。
学生は各研究室に配属され、担当教員による個人指導を受け、学年末に卒業論文を提出するとともに研究成果を発表する。
本科目は5年間の集大成であり、実験実習をはじめとして全ての専門科目と関連する。
授業の進め方・方法:
(1)卒業研究の担当教員が個別指導を行う。
(2)研究テーマに関係する専門科目の授業の復習、専門書や研究論文等の文献を読んで理解に務めること。
(3)テーマへの取り組み姿勢、実験・社会調査データ分析・レポート・卒業論文・アブストラクトおよび卒業研究の発表を考慮に入れ総合的に評価する。
注意点:
【担当:流通情報工学科各教員】

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1. 研究準備 研究準備(調査・予備実験など)を行うことができる。
2週 1. 研究準備 研究準備(調査・予備実験など)を行うことができる。
3週 1. 研究準備 研究準備(調査・予備実験など)を行うことができる。
4週 1. 研究準備 研究準備(調査・予備実験など)を行うことができる。
5週 1. 研究準備 研究準備(調査・予備実験など)を行うことができる。
6週 2. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
7週 2. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
8週 2. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
2ndQ
9週 2. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
10週 2. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
11週 2. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
12週 2. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
13週 2. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
14週 2. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
15週 2. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
16週 3. 卒業研究の中間発表 (1) 卒業研究の目的を説明できる
(2) 卒業研究の実験内容・方法を説明できる
(3) 卒業研究でこれまでに得られた結果や、今後の課題を説明できる
後期
3rdQ
1週 4. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
2週 4. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
3週 4. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
4週 4. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
5週 4. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
6週 4. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
7週 4. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
8週 4. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
4thQ
9週 4. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
10週 4. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
11週 4. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
12週 4. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
13週 4. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
14週 4. 研究実施 調査・実験・データ整理・解析などを実施できる。
15週 5. 卒業研究発表 (1) 卒業研究の目的を理解し,口頭で発表することができる。
(2) 卒業研究の内容を理解し,口頭で発表することができる。
(3) 卒業研究で得られた結果を理解し,口頭で発表することができる。
(4) 卒業研究で得られた結果について考察を口頭で発表することができる。
(5) 卒業研究で得られた結論を口頭で発表することができる。
16週 6. 卒業論文提出 卒業研究の成果を取りまとめることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3後1
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3後2
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3後3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3後4
事実をもとに論理や考察を展開できる。3後5
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3後6
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前10
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前11
目標の実現に向けて計画ができる。3前7
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3前8
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3前9
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3前1,前2
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3前3,前4
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3前5,前6
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3後12
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3後13
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3後14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合04000060100
基礎的能力0000000
専門的能力0200003050
分野横断的能力0200003050