到達目標
(1)Linuxの運用方法を理解する。
(2)NIS、NFSとLDAPの運用方法を理解する。
(3)Sambaの構築と運用方法を理解する。
(4)電子メールサーバの構築方法と運用方法を理解する。
(5)認証統合、VPN、クラウドシステムの概要を理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
企業のネットワーク部門あるいはデータセンターなどで働くネットワーク・エンジニアに必要とされる基礎技術の習得を目指す。まず、Linuxサーバの設定と運用方法を学ぶ。次に、LinuxとWindowsからなる環境を実現するため、両OSのユーザ管理を一元化する方法を学ぶ。併せて、VPNとクラウドシステムの概要と基本的な運用方法を理解する。
授業の進め方・方法:
注意点:
(1)体験的な学習を通じて、操作に慣れると理解が深まる。
(2)授業に真剣に取り込むこと。
(3)シラバスを確認し、事前に予習すること。
(4)欠席した場合、休んだ分に対して各自で対応しておく必要がある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.Linuxの運用方法 |
1-(1).CentOSのブートの設定が行える。
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2週 |
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1-(2).ユーザとグループの操作ができる。
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3週 |
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1-(3).CentOSのディレクトリに理解できる。
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4週 |
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1-(3).CentOSのディレクトリを管理できる。
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5週 |
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1-(4).CentOSのファイル管理が理解できる。
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6週 |
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1-(4).CentOSのファイル管理ができる。
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7週 |
中間試験 |
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8週 |
2.NIS、NFSとLDAPサーバの運用方法 |
2-(1).NISサーバをインストールできる。
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2ndQ |
9週 |
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2-(2).NISサーバの設定の方法を理解する。
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10週 |
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2-(3).NISクライアントによりサーバへアクセスできる。
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11週 |
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2-(4).NFSサーバをインストールできる。
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12週 |
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2-(5).NFSサーバの設定の方法に理解する。
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13週 |
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2-(6).LDAPサーバのインストールができる。
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14週 |
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2-(7).LDAPにおけるユーザ管理との連携データ管理を理解する。
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15週 |
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2-(8).LDAPのサーバ管理に理解する。
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16週 |
前期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
3.Samba |
3-(1).Sambaの機能を理解する。
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2週 |
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3-(2).Sambaのインストールができるようになる。
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3週 |
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3-(3).Sambaサーバの設定が行える。
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4週 |
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3-(4).SELinuxの設定が行える。
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5週 |
4.電子メールサーバの運用 |
3-(5).Sambaのユーザ管理を理解できる。
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6週 |
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4-(1).メールサーバに関する概念に理解する。
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7週 |
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4-(2).メールサーバ間のやり取りに理解し、設定が行える。
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8週 |
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4-(3).メールクライアントの設定方法を理解し、メール環境を構築できる。
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4thQ |
9週 |
中間試験 |
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10週 |
5.認証統合、VPN、クラウドシステムの概要 |
5-(1).VPNの構成要素を理解する。
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11週 |
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5-(2).VPNの構築方法を理解する。
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12週 |
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5-(3).認証統合の意味とコンポーネントを理解できる。
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13週 |
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5-(4).LDAPとActive Directoryによる認証統合を理解できる。
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14週 |
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5-(5).クラウドシステムの構成を理解できる。
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15週 |
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5-(6).Saas、PaasとIaasのそれぞれのサービス提供を理解できる。
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16週 |
学年末試験 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |