社会人基礎力演習

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 社会人基礎力演習
科目番号 0013 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 流通情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 "佐藤 一明『カラー改訂版 出る順問題集 秘書検定2級に面白いほど受かる本 単行本(ソフ トカバー)』中経出版 平成26、 その他、講義中に必要なものを示す "
担当教員 風呂本 武典

到達目標

"(1)授業で紹介した人物・企業・商品等の説明が正確にできること
(2)授業で紹介した給与・社会保障・税金・保険等のお金に関する知識の説明が正確にできること
(3)就職を観念的なイメージではなく、お金・商品・サービス・勤務内容といった具体像を通してイメージし説明できること
(4)指定する秘書検定の問題が解けるようになること
(5)授業で学習した内容をふまえ「自分の希望・展望」を言葉にして説明できること"






ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
授業で紹介した人物・企業・商品等の説明が正確にでき、自分で興味がある分野・領域について独自に学習を進め、その成果を示す 授業で紹介した人物・企業・商品等の説明が正確にできる 授業で紹介した人物・企業・商品等の説明が正確にできない
授業で紹介した給与・社会保障・税金・保険等のお金に関する知識の説明が正確にでき、自分で興味がある分野・領域について独自に学習を進め、その成果を示す 授業で紹介した給与・社会保障・税金・保険等のお金に関する知識の説明が正確にできる 授業で紹介した給与・社会保障・税金・保険等のお金に関する知識の説明が正確にできない
就職を観念的なイメージではなく、お金・商品・サービス・勤務内容といった具体像を通してイメージし説明でき、自分で興味がある分野・領域について独自に学習を進め、その成果を示す 就職を観念的なイメージではなく、お金・商品・サービス・勤務内容といった具体像を通してイメージし説明できる 就職を観念的なイメージではなく、お金・商品・サービス・勤務内容といった具体像を通してイメージし説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業は「実際に働いている人々の姿」に触れ、自身の就職について展望を描けるようにすることを目的とする。授業では「知り得た内容を正確に理解する段階」から「それを元に自己の展望を表現できる段階」にまで歩みを進められるよう指導していくが、その具体的内容として「リアルタイムの情報」「秘書検定」「給与・社会保障・税金・保険等のお金に関する知識」を扱う点が大きな特徴である。諸君はこれから様々な情報に触れ知識を深めていくが、その際、上記内容を身に着けることは、情報を判別したり、希望進路を選択する際に極めて重要なツールになると考える。一見、難しそうな内容だが、授業では学生諸君が実際に使っている商品・サービス等、身近な素材や話題を切り口に認識を深めていくので心配はいらない。1年後には受講前とは違った視点から将来の展望を描ける自分」をイメージして授業に臨んでもらいたい。






授業の進め方・方法:
注意点:
"1)講義は板書形式で進行させるので、ノートやルーズリーフを準備すること(※定期試験時にノート提出があるので名前は必ず記載すること)
2)プリントを頻繁に配布するが、1年間保存すること
3)理解を促進するために映像や音声を用いるため、教室移動をする場合がある。(※その際は事前に告知する)
4)学生諸君の発言を求めることがある。
5)講義は予告の上、一部内容を変更することがある。
6)定期試験は基本的に披見可とするが、授業毎の予習・復習を前提として作成してある為、油断しないこと。
7)欠席者分のプリントは教員が保管しているので申し出ること
8)活発な討論は問題ないが、不必要な私語をはじめ学習に関係ない行為は容赦なく減点の対象とする。
9)講義前後以外の質問は、配布資料に記載するメールアドレスで対応する
10)秘書検定については基本的に3級受験、学習進度の早い学生については2級の受験を薦める。授業内でも試験対策は行うが、積極的に検定に臨む者は、早めに問題集を購入し対策をとるとよい。"











授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1 身近な商品・サービスからイメージをふくらませる




"1)授業で挙げた商品・サービスの内容と提供する企業名を正確に理解できる
2)授業で挙げた企業についての情報を正確に理解できる
3)授業で挙げた企業の業界における位置・役割を理解できる
4)授業で挙げた広島の企業の情報を正確に理解できる"




2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週 2 給与・社会保障・税金・保険等のお金に関する内容からイメージをふくらませる




"1)授業で挙げた給与の内容を正確に理解できる
2)授業で挙げた社会保障の内容を正確に理解できる
3)授業で挙げた税金の内容を正確に理解できる
4)授業で挙げた保険の内容を正確に理解できる"




2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 3 礼儀作法・マナーからイメージをふ くらませる




"1)秘書検定の問題を参照にしながらマナーに関する内容を正確に理解できる
2)実際に学習した内容を実践できる(主に書式などの事務的なもの)"




2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週 "4 実際の働く姿に触れる 
  -総合演習・実践練習-"




"1)これまでの内容を元に、実際に働く人の姿に触れ、自己の展望を示す
2)秘書検定の問題を解く(※基本的に3級)
3)実際に学習し礼儀作法・マナーを実践できる(事務的なものに加え動作・服装等まで)"




4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合6010001515100
基礎的能力301000101060
専門的能力200005530
分野横断的能力100000010