プログラミング基礎

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 プログラミング基礎
科目番号 0019 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 流通情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 やさしいC 第4版
担当教員 岩切 裕哉

到達目標

(1)コンピュータの仕組みを理解する。
(2)基本的なC言語のプログラムが作成できる。
(3)フローチャートがかける。
(4)プログラムの誤りを発見し、修正できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1C言語のプログラムの基本的な作り方が理解できる。プログラムの処理手順を説明できる。C言語のプログラムの基本的な作り方が理解できる。C言語のプログラムの基本的な作り方が理解していない。
評価項目2配列、文字、関数、プリプロセッサ、ポインタについて理解し、自由にプログラムを作ることができる。配列、文字、関数、プリプロセッサ、ポインタについて理解し、簡単なプログラムを作ることができる。配列、文字、関数、プリプロセッサ、ポインタについて理解していない。
評価項目3コンピュータの構成を理解できる。マイコンボードを使った簡単なプログラムを作ることができ、プログラムの動作を説明できる。コンピュータの構成を理解できる。マイコンボードを使った簡単なプログラムを作ることができる。コンピュータの構成を理解していない。マイコンボードを使った簡単なプログラムを作ることができない。
評価項目4LEDやスイッチなどを組み合わせ、簡単な回路をマイコンボードに接続し、動作させるプログラムを作ることができ、動作について説明できる。LEDやスイッチなどを組み合わせ、簡単な回路をマイコンボードに接続し、動作させるプログラムを作ることができる。LEDやスイッチなどを組み合わせ、簡単な回路をマイコンボードに接続し、動作させるプログラムを作ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この授業では、C言語の基礎について学ぶ。また、学んだC言語を利用して、Arduinoマイコンボードで動作するプログラムを作成し、コンピュータが動作する仕組みを学ぶ。ハードウェア、ソフトウェアを通したシステム開発の基礎学ぶ。ハードウェアの動作を考え、プログラムを作成することで、論理思考の修得を目指す。
授業の進め方・方法:
授業は演習を中心に進める。試行錯誤することが大事です。また、分からないところがあれば積極的に質問すること。
教科書を参考に、予習復習を必ずすること。
演習課題をレポートとして提出してもらう。課題は必ず提出すること。
注意点:
不明な点があれば、研究室まで質問しに来てください(昼休みにはなるべく研究室にいるようにしています)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 C言語の基礎 プログラミングの手順を把握し、実行できる。
入出力関数を用いた例題を解くことができる。
2週 C言語の基礎 プログラミングの手順を把握し、実行できる。
入出力関数を用いた例題を解くことができる。
3週 C言語の基礎 データ型の種類を挙げ、各種適切に使い分けられる。
四則演算を正しく行うことができる。
変数について説明できる。
4週 C言語の基礎 if文を適切に用いることができる。
複雑な条件式を用いて、分岐処理を記述することができる。
5週 C言語の基礎 switch文を適切に用いる事ができる。
6週 C言語の基礎 for文を適切に用いる事ができる。
while文を適切に用いる事できる。
7週 前期中間試験
答案返却・解説
8週 配列、文字、関数、ポインタ 配列を用いた簡単なプログラムを組むことができる。
2ndQ
9週 配列、文字、関数、ポインタ 文字列と配列の関係を理解し、簡単なプログラムを作ることができる。
文字コードを説明できる。
10週 配列、文字、関数、ポインタ 標準ライブラリ関数を利用することができる。
11週 配列、文字、関数、ポインタ ユーザ関数を用いたプログラムを作ることができる。
12週 配列、文字、関数、ポインタ ユーザ関数を用いたプログラムを作ることができる。
13週 配列、文字、関数、ポインタ アドレス、ポインタについて説明できる。
ポインタと配列の関係を理解し、それぞれ適切に利用できる。
14週 配列、文字、関数、ポインタ アドレス、ポインタについて説明できる。
ポインタと配列の関係を理解し、それぞれ適切に利用できる。
15週 配列、文字、関数、ポインタ アドレス、ポインタについて説明できる。
ポインタと配列の関係を理解し、それぞれ適切に利用できる。
16週 前期末試験
答案返却・解説
後期
3rdQ
1週 マイコンボードを用いたプログラミング 簡単な回路を動作させるプログラムを作ることができる。
2週 マイコンボードを用いたプログラミング 簡単な回路を動作させるプログラムを作ることができる。
3週 マイコンボードを用いたプログラミング 簡単な回路を動作させるプログラムを作ることができる。
4週 マイコンボードを用いたプログラミング 簡単な回路を動作させるプログラムを作ることができる。
5週 マイコンボードを用いたプログラミング マイコンボードで動作させるプログラムのフローチャートを示すことができる。
マイコンボードで動作させるプログラムを作成し、動かすことができる。
6週 マイコンボードを用いたプログラミング PCとマイコンボードを連携させて動作させるプログラムを作ることができる。
7週 マイコンボードを用いたプログラミング PCとマイコンボードを連携させて動作させるプログラムを作ることができる。
8週 後期中間試験
答案返却・解説
4thQ
9週 マイコンボードで動作するオリジナルのプログラムの開発 LEDやスイッチなどを組み合わせ、簡単な回路をマイコンボードに接続し、動作させるプログラムを作る。
10週 マイコンボードで動作するオリジナルのプログラムの開発 LEDやスイッチなどを組み合わせ、簡単な回路をマイコンボードに接続し、動作させるプログラムを作る。
11週 マイコンボードで動作するオリジナルのプログラムの開発 LEDやスイッチなどを組み合わせ、簡単な回路をマイコンボードに接続し、動作させるプログラムを作る。
12週 マイコンボードで動作するオリジナルのプログラムの開発 LEDやスイッチなどを組み合わせ、簡単な回路をマイコンボードに接続し、動作させるプログラムを作る。
13週 マイコンボードで動作するオリジナルのプログラムの開発 LEDやスイッチなどを組み合わせ、簡単な回路をマイコンボードに接続し、動作させるプログラムを作る。
14週 マイコンボードで動作するオリジナルのプログラムの開発 LEDやスイッチなどを組み合わせ、簡単な回路をマイコンボードに接続し、動作させるプログラムを作る。
15週 マイコンボードで動作するオリジナルのプログラムの開発 プレゼンテーションできる。
16週 学年末試験
答案返却・解説

評価割合

試験発表レポート・課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60040000100
基礎的能力0000000
専門的能力60040000100
分野横断的能力0000000