データベース

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 データベース
科目番号 0032 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 流通情報工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 参考書:データベース入門(サイエンス社), SQLゼロからはじめるデータベース操作(翔泳社)
担当教員 加藤 博明

到達目標

(1) データベースシステムの基本概念を理解し、説明できる
(2) 問い合わせ言語SQLの基礎を理解し、基本的な問合せが行える
(3) DBMSを用いて基本的なデータベース操作ができるようになる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1データベースの概念と仕組み、またその管理システムの機能が説明できる。データベース管理システムの基本概念が説明できる。データベース管理システムの基本概念が説明できない。
評価項目2SQLの基礎を理解し、テーブルの操作や、データに対する複雑な問合せのSQL文が記述できる。データへの基本的な問合せのSQL文が記述できる。データへの基本的な問合せのSQL文が記述できない。
評価項目3DBMSを用いてテーブルとデータに対する複雑な操作ができる。DBMSを用いてテーブルとデータの基本的な操作ができる。DBMSを用いてテーブルとデータの基本的な操作ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
データベースは情報社会を支える基盤技術の一つであり、大規模な組織の情報管理のために不可欠なものとなっている。広く普及しているリレーショナルデータベースを中心に、基礎的な項目について、理論と実践の両面から学習する。
授業の進め方・方法:
(1) 講義と演習を組み合わせながら進める。
(2) 演習課題をレポートとして提出してもらい、適宜、発表する場を設ける。
(3) 学習内容についてわからないことばあれば、積極的に質問すること。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.データベースの基本概念

1-(1)データベースとその管理システム(DBMS)の概要が理解できる。


2週 1.データベースの基本概念 1-(2)DBMSの主機能、構成が理解できる。
3週 2.リレーショナルデータモデル 2-(1)リレーショナルデータモデルが理解できる。
4週 2.リレーショナルデータモデル 2-(2)整合性制約が理解できる。
5週 3.リレーショナル代数 3-(1)集合演算が理解できる。
6週 3.リレーショナル代数 3-(2)リレーショナル演算が理解できる。
7週 3.リレーショナル代数 3-(3)リレーショナル演算が記述できる。
8週 中間試験
答案返却・解説
2ndQ
9週 4.問合せ言語SQL 4-(1)SQLの基本的な記述ルールが理解できる。
10週 4.問合せ言語SQL 4-(2)リレーショナルデータベースの構築法が理解できる。
11週 4.問合せ言語SQL 4-(3)テーブルを操作するSQLが記述できる。
12週 4.問合せ言語SQL 4-(4)データへの問合せSQLが記述できる。
13週 5.データベースの設計 5-(1)実体関連モデルが理解できる。
14週 5.データベースの設計 5-(2)実体関連モデル図が記述できる。
15週 5.データベースの設計 5-(3)正規化の概念が理解できる。
16週 期末試験
答案返却・解説

評価割合

試験小テストレポート・課題発表成果品・実技その他合計
総合評価割合70030000100
基礎的能力0000000
専門的能力70030000100
分野横断的能力0000000