情報セキュリティ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 情報セキュリティ
科目番号 0048 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 流通情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 参考書: 情報セキュリティ読本 四訂版(実教出版)、コンピュータネットワーク入門 -TCP/IPプロトコル群とセキュリティ- (サイエンス社 )
担当教員 加藤 博明

到達目標

(1)外部リスク要因、内部リスク要因を理解する。
(2)脅威とその対策を理解する。
(3)セキュリティ対策とセキュリティ技術を理解する。
(4)暗号化技術を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1リスク要因が理解でき、対策を自ら考察できる。リスク要因が理解できる。リスク要因が理解できない。
評価項目2脅威とその対策が理解でき、自ら提案できる。脅威とその対策が理解できる。脅威とその対策が理解できない。
評価項目3セキュリティ対策とセキュリティ技術が理解でき、 自ら提案できる。セキュリティ対策とセキュリティ技術が理解できる。セキュリティ対策とセキュリティ技術が理解できない。
評価項目4暗号化技術が理解でき、復号化までできる。暗号化技術が理解できる。暗号化技術をが理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報セキュリティの基礎を学び、脅威およびその対策を学習する。セキュリティ対策とセキュリティ技術について理解する。最後に、暗号化技術を習得する。
授業の進め方・方法:
(1) 講義と演習を組み合わせながら進める。
(2) 演習課題をレポートとして提出してもらい、適宜、発表する場を設ける。
(3) 学習内容についてわからないことばあれば、積極的に質問すること。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1. セキュリティリスク 1-(1) インターネットとは何かが理解できる。
2週 1. セキュリティリスク 1-(2) セキュリティリスクの概要が理解できる。
3週 1. セキュリティリスク 1-(3) 危険の認識と対策の必要性が理解できる。
4週 2. 情報セキュリティの基礎 2-(1) 情報セキュリティの概要が理解できる。
5週 2. 情報セキュリティの基礎 2-(2) 外部のリスク要因が理解できる。
6週 2. 情報セキュリティの基礎 2-(3) 内部のリスク要因が理解できる。
7週 2. 情報セキュリティの基礎 2-(4) 情報リテラシーと情報倫理が理解できる。
8週 3. 脅威とその対策 3-(1) マルウェアとは何かが理解できる。
2ndQ
9週 3. 脅威とその対策 3-(2) セキュリティ対策の基本が理解できる。
10週 3. 脅威とその対策 3-(3) 標的型、誘導型攻撃への対策を理解できる。
11週 3. 脅威とその対策 3-(4) フィッシング詐欺への対策が理解できる。
12週 3. 脅威とその対策 3-(5) 無線LANの脅威とその対策が理解できる。
13週 3. 脅威とその対策 3-(6) スマートフォンの脅威とその対策が理解できる。
14週 4. 情報セキュリティ対策 4-(1) 組織のセキュリティ対策が理解できる。
15週 4. 情報セキュリティ対策 4-(2) 組織の一員としてのセキュリティ対策が理解できる。
16週 前期末試験
答案返却・解説
後期
3rdQ
1週 5. セキュリティ技術 5-(1) パスワードの重要性が理解できる。
2週 5. セキュリティ技術 5-(2) 典型的な攻撃手法が理解できる。
3週 5. セキュリティ技術 5-(3) ファイアウォールの基本が理解できる。
4週 5. セキュリティ技術 5-(4) 暗号とデジタル署名の概念が理解できる。
5週 6. 法規と制度 6-(1) 情報セキュリティの国際標準が理解できる。
6週 6. 法規と制度 6-(2) 情報セキュリティの関連法規が理解できる。
7週 7. セキュリティの基礎理論 7-(1) 暗号化と復号が理解できる。
8週 7. セキュリティの基礎理論 7-(2) 秘密鍵と公開鍵が理解できる。
4thQ
9週 7. セキュリティの基礎理論 7-(3) 認証と署名が理解できる。
10週 7. セキュリティの基礎理論 7-(4) 対称鍵暗号アルゴリズムが理解できる。
11週 7. セキュリティの基礎理論 7-(5) 公開鍵暗号アルゴリズムが理解できる。
12週 8. セキュリティプロトコル 8-(1) 階層プロトコルが理解できる。
13週 8. セキュリティプロトコル 8-(2) セキュリティプロトコルが理解できる。
14週 8. セキュリティプロトコル 8-(3) 鍵交換アルゴリズムが理解できる。
15週 8. セキュリティプロトコル 8-(4) 無線LANのセキュリティ規格が理解できる。
16週 後期末試験
答案返却・解説

評価割合

試験小テストレポート・課題発表成果品・実技その他合計
総合評価割合70030000100
基礎的能力0000000
専門的能力70030000100
分野横断的能力0000000