ライフサイクル・アナリシス

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 ライフサイクル・アナリシス
科目番号 19専15022 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 産業システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 風呂本 武典

到達目標

(1)企業活動と環境問題を理解する。 
(2)基礎理論を自分の言葉で説明できる。
(3)実際の環境保全活動の問題を理解し疑問を究明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ライフサイクルアナリシスを説明できるライフサイクルアナリシスを理解しているライフサイクルアナリシスを説明できない
評価項目2ステークホルダー資本主義の必要性を説明できるステークホルダー資本主義の必要性を理解しているステークホルダー資本主義を理解できない
評価項目3企業の社会的責任を説明できる企業の社会的責任を理解している企業の社会的責任を理解していない
評価項目4SDGsの本質を理解して、指針を論じることができるSDGsについて17項目の内容を理解している。SDGsについて理解していない。
評価項目5ESGについて具体的に自分のビジョンを論じることができるESGについて意義を説明することができる。ESCについて説明ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
地球環境の保全と持続ある社会を目指して、SDGsあるいはESGといった取り組みを行うことが、企業の社会的責任として求められている。その理念と実際を知ること、また持続ある社会に向けての企業や市民の行動について考察することを目的とする。
授業の進め方・方法:
前回までの授業内容を復習し自らのものとして次の授業に参加してください。一人一人の、積極的な参加を求めます。
注意点:
当然ですが、授業の妨げとなる行為は禁止し、注意を聞かない場合にはこれにペナルティを課します。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 会社とは 企業経営入門
2週 会社とは 企業
3週 会社とは コーポレート・ガバナンス
4週 会社とは 経営理念と戦略
5週 企業の社会的責任 公害問題、環境問題
6週 企業の社会的責任 労働問題、消費者保護
7週 企業の社会的責任 CSR報告書、ESG投資
8週 企業の社会的責任 株主資本主義からステークホルダー資本主義へ
4thQ
9週 SDGs SDGsの理念
10週 SDGs SDGsの具体的目標と現実
11週 SDGs SDGsウオッシュ問題とESG
12週 SDGs グローバル資本主義と持続ある社会
13週 ライフサイクルアナリシス 部門ごとの計測と部分最適
14週 ライフサイクルアナリシス トータルでの環境負荷削減、全体最適
15週 ライフサイクルアナリシス 制度設計と法的規制
16週 レポート作成、報告発表 レポート作成、報告発表

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート・課題発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力300000030
専門的能力3010000040
分野横断的能力2010000030