到達目標
(1)サプライチェインマネジメントの概要について説明できる。
(2)制約理論の基本事項について間単に説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | サプライチェインマネジメントの概要について、歴史的な背景を含めて簡単に説明できる。 | サプライチェインマネジメントの概要について簡単に説明できる。 | サプライチェインマネジメントの概要について説明できない。 |
評価項目2 | 制約理論がどのようなもであるかを簡単に説明でき、集中の5段階やそれを進めるためによく用いられる手法について簡単に説明できる。 | 制約理論がどのようなもであるかを簡単に説明でき、集中の5段階についてその概要を説明できる。 | 制約理論がどのようなもであるかが説明できない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
近年、流通業や製造業などでは企業経営の手法としてサプライチェインマネジメト(SCM)といった考え方が普及しつつある。本講義では、SCMで用いられる理論の一つとして、「制約理論(TOC)」について学習する。
授業の進め方・方法:
授業は講義を中心に、サプライチェンマネージメントの概要を学び、製薬理論の中心となる「集中の5段階」、製薬条件を管理するための手法、思考プロセスの順に授業を進めたい。
また、最後に自学自習の成果レポートとして「今岡善次郎著 サプライチェーンマネジメント」または「エリアフゴールドラット他著 ザ・ゴール コミック版」の概要をまとめてもらう。
注意点:
「今岡善次郎著 サプライチェーンマネジメント」は資料として渡すが、「エリアフゴールドラット他著 ザ・ゴール コミック版」は自分で用意すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
サプライチェインマネジメント (SCM)とは1 |
SCMの概要を説明できる。
|
2週 |
SCMとは2 |
SCMにおける物、金、情報の動きを説明できる。
|
3週 |
SCMとは3 |
SCMにおける需要予測と在庫管理について説明できる。
|
4週 |
SCMとは4 |
SCMと制約理論との関連を説明できる。
|
5週 |
制約理論の概要1 |
制約理論とはどのようなものか、その概要を説明できる。
|
6週 |
制約理論の概要2 |
制約理論における集中の5段階について学ぶ
|
7週 |
集中の5段階1 |
集中の5段階を理解するために、鎖とハイキングのアレゴリーおよび部分最適化と全体最適化について説明できる。
|
8週 |
集中の5段階2 |
制約条件のタイプと集中の5段階について説明できる。
|
2ndQ |
9週 |
制約条件管理のための手法1 |
ドラムバッファー・ロープとプロジェクト管理について説明できる。
|
10週 |
制約条件管理のための手法2 |
クリティカル・チェインとVAT管理について説明できる。
|
11週 |
制約条件の思考プロセス1 |
現状問題構造ツリーとIf-Thenロジックについて説明できる。
|
12週 |
制約条件の思考プロセス2 |
対立解消図と未来構造ツリーについて説明できる。
|
13週 |
制約条件の思考プロセス3 |
ネガティブブランチ、前提条件ツリーと移行ツリーについて説明できる。
|
14週 |
制約条件の評価尺度1 |
スループットとは何かを簡単に説明できる。
|
15週 |
制約条件の評価尺度2 |
スループット会計について簡単に説明できる。
|
16週 |
予備 |
|
評価割合
| 試験 | レポート課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |