到達目標
(1) 旋盤主要部の構造と機能を説明できる。
(2) 機械材料の性質と種類を説明できる。
(3) 鋳造、溶接、塑性加工、切削加工、研削加工の種類、特徴、原理を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | 旋盤主要部の構造と機能を理解し、適切な加工手順を説明できる。 | 旋盤主要部の構造と機能を説明できる。 | 旋盤主要部の構造と機能を説明できない |
| 評価項目2 | 機械材料の性質と種類を理解し、加工品の使用目的に合わせた適切な材料を選択できる。 | 機械材料の性質と種類を説明できる。 | 機械材料の性質と種類を説明できない。 |
| 評価項目3 | 鋳造、溶接、塑性加工、切削加工、研削加工の種類、特徴、原理を理解し、加工品の形状や用途に合わせた適切な手法を選択できる。 | 鋳造、溶接、塑性加工、切削加工、研削加工の種類、特徴、原理を説明できる。 | 鋳造、溶接、塑性加工、切削加工、研削加工の種類、特徴、原理を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
モノづくりに必要な基礎的な知識と考え方を身につける。加工品の形状や使用用途に対して最適な加工法を提案できる機械技術者であることを目指す。講義では，加工機の各種構造や材料、加工方法の特徴について学ぶ．
授業の進め方・方法:
本科目は授業計画に従って授業を進めます。学習内容は、設計（CAD,CAM）、機械加工などであり、「実習工場に設置された工作機械や測定器具の取り扱い」「比較的よく使用される材料の特徴」「切削以外の加工方法と特徴」を主体とする。また、毎時間ごとに学習内容および進捗状況を簡単にまとめて提出する。
注意点:
本科目では、工作機械の実物を見学する機会があるため、作業服が必要となる。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
安全講習 |
状況に応じた適切なヒヤリハットを想定し、適切な対策を考案することができる。
|
| 2週 |
工作機械の定義 |
工作機械の分類について説明できる。
|
| 3週 |
工作機械の特徴 |
各種工作機械の特徴と使用方法を説明できる。
|
| 4週 |
工作機械の見学 |
各種工作機械の実物について、各装置の役割が説明できる。
|
| 5週 |
旋盤の種類と定義 |
旋盤の種類と特徴について説明できる。
|
| 6週 |
旋盤の構成部品 |
旋盤の構造について、構成部品の名称を用いて説明できる。
|
| 7週 |
切削理論 |
切削抵抗や温度などについて説明できる。
|
| 8週 |
バイト |
切削対象や形状に適したバイトを選択できる。
|
| 4thQ |
| 9週 |
測定器具 |
ノギス・ダイヤルゲージ・マイクロメータによる測定ができる。
|
| 10週 |
材料の種類と特徴 |
鉄・アルミニウムの種類と加工における特徴について説明できる。
|
| 11週 |
材料の種類と特徴 |
銅・ステンレスの種類と加工における特徴について説明できる。
|
| 12週 |
切削以外の加工技術 |
切削加工以外の加工技術の名称と特徴について説明できる
|
| 13週 |
鋳造による成形 |
鋳造の工程や特徴について説明できる。
|
| 14週 |
外力による成形 |
プレス加工の特徴について説明できる。
|
| 15週 |
結合による成形 |
ボルト、接着、溶接、リベットなどの特徴について説明できる。
|
| 16週 |
|
|
評価割合
| 試験 | 小テスト | レポート・課題 | 発表 | 成果品・実技 | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 70 | 0 | 30 | 0 | 0 | 0 | 100 |
| 基礎的能力 | 50 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 70 |
| 専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 分野横断的能力 | 20 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 30 |