到達目標
1)新自由主義政策が格差を拡大する現在、あらためて地域における産業振興政策のあり方や考え方と共に,それらの政策の評価方法について学ぶ
2)格差社会の中で福祉の在り方、社会参画の方法について考察する。
3)上記について4000字程度のレポートにまとめて提出
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 新自由主義の構造について説明できる
| 資本主義社会が生み出す矛盾が理解できる
| 資本主義システムの問題点が理解できない
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評価項目2 | 潜在能力アプローチ論が理解できる
| 救貧でない福祉、社会参画について考察できる
| 資本主義社会の福祉の問題点が理解できない
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評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現代福祉国家における公共政策と評価のあり方の基本を理解することを目的とする。システムとしての国家と市場経済システムとの関係を理解する。
具体的には社会全体と個人の経済的、精神的豊かさの実現のための産業、経済の効率化と福祉諸政策、個人の心の豊かさについての関係について考察する。
授業の進め方・方法:
社会システムのあり方について自ら論じられるようになれることを目指したい。テキストは用いるがゼミ形式で討論を行うことで理解を深めたい。
指定文献以外にも積極的に参考文献を読了し、知見を広めること。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
社会経済システムの変遷 |
原始共産制かtら封建制、資本主義社会、社会主義革命まで、人類の経済史を振り返る 富の偏在と社会システムについて理解する 福祉制度がどのような目的で誕生したかを知る
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2週 |
社会経済システムの変遷 |
同上
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3週 |
社会経済システムの変遷 |
同上
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4週 |
福祉国家と公共政策 |
資本主義システムが生み出す格差社会と富の再分配手法について理解する 冷戦構造が福祉国家を生み出し、新自由主義が福祉を破壊する構造を知る。 ミニマム保障について理解する。ナショナルミニマムシビルミニマムについて学ぶ 経済成長が優先する社会システムについて学ぶ
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5週 |
福祉国家と公共政策 |
同上
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6週 |
福祉国家と公共政策 |
同上
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7週 |
新しい公共政策論の展開 |
経済成長理論の限界性、公共政策、公共哲学の変化について知る。 ジョンロールズ、アマルティアセンなどの理論から救貧でない福祉や社会参画手段を理解する 自由とは何かを考察する
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8週 |
新しい公共政策論の展開 |
同上
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2ndQ |
9週 |
新しい公共政策論の展開 |
同上
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10週 |
地域経営と住民自治 |
内発的発展論による地域社会の自主自律した発展について学ぶ 外地型開発による地域疲弊の構造を学ぶ 開発と福祉、地方財政の問題を理解する
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11週 |
地域経営と住民自治 |
同上
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12週 |
地域経営と住民自治 |
同上
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13週 |
社会システムの哲学 |
潜在能力アプローチ論について考察する 地域資源活用のための政治システム、地域協業システムについて考察する 多面的発展社会とはなんであるか理解する
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14週 |
社会システムの哲学 |
同上
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15週 |
社会システムの哲学 |
同上
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16週 |
レポート作成期末試験 |
社会のセーフティネットについてのレポートを作成提出する
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート・課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 0 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |