海事システム論

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 海事システム論
科目番号 19専16006 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海事システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 岩切 敬晃

到達目標

(1) 最近のシステムの動向を理解し、説明できる。
(2) 論文調査ができる。
(3) 問題定義及びその対策について考え、発表することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1最近のシステムの動向を深く理解し、説明できる。最近のシステムの動向を理解し、説明できる。最近のシステムの動向を説明できない。
評価項目2論文調査をして、まとめることができる。論文調査ができる。論文調査ができない。
評価項目3問題定義及びその対策について深く考え、発表することができる。問題定義及びその対策について考え、発表することができる。問題定義及びその対策について発表できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
海事におけるシステムに関する専門的知識・技術の確立と発展的応用を目標とする。船舶の動静監視システムを始め、船舶運航管理においても、情報や通信技術により、高度なシステム化が行われている。最新の研究事例を紹介し、現状の問題点や改善策について議論しながら、今後のシステムのあり方について考える。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式を主体とするが、一部は発表形式として授業を進める。
注意点:
(1) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。
(2) 学習内容の定着には,日々の予習復習が不可欠である。教科書・配付資料などを活用して主体的に学習すること。
(3) 定期試験は、発表形式とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 動静監視システム 測位機器(GPS、DGPS、KGPS)について理解できる。
2週 動静監視システム 測位に使用されるQZSSについて理解できる。
3週 動静監視システム 動静監視システムまとめ
4週 航行支援用システム AISについて理解できる。
5週 航行支援用システム AISで使用されるパケット通信について理解できる。
6週 航行支援用システム 航行支援用システムまとめ
7週 自動操船システム 熟練者操船学習について理解できる。
8週 自動操船システム 学習に使用されるNN及びGAについて理解できる。
2ndQ
9週 自動操船システム 自動操船システムまとめ
10週 最近の研究事例紹介 最近の研究の動向について、理解できる。
11週 論文調査及び選定 論文調査の進め方について、理解できる。
12週 論文調査及び選定 論文調査を行うことができる。
13週 論文調査及び選定 論文調査を行うことができる。
14週 論文調査及び選定 現状の問題点及び改善策について議論ができる。
15週 論文調査及び選定 現状の問題点及び改善策について議論ができる。
16週 まとめ

評価割合

試験発表レポート・課題態度成果品・実技その他合計
総合評価割合1000100000200
基礎的能力50050000100
専門的能力0000000
分野横断的能力50050000100