機構設計論

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 機構設計論
科目番号 19専16012 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海事システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書は特に定めず、プリントを主体とする。
担当教員 吉田 哲哉

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1複雑なカムについてExcelを使用し、カム曲線を計算できる。基本的なカムについて Excelを使用し、カム曲線を計算できる。基本的なカムについてExcelを使用し、カム曲線を計算できない。
評価項目2複雑なリンク機構について Excelを使用し、リンク機構の運動解析ができる。基本的なリンク機構についてExcelを使用し、リンク機構の運動解析ができる。基本的なリンク機構について Excelを使用し、リンク機構の運動解析ができない。
評価項目3複雑な歯車列についてExcelを使用し、機能計算と強度計算ができる。変速機の歯車列についてExcelを使用し、機能計算と強度計算ができる。変速機の歯車列についてExcelを使用し、機能計算と強度計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目で最新の技術動向を把握し、新たなものづくりに活用できる能力を習得する。
授業の進め方・方法:
授業計画にしたがって授業を進めます。学習内容は、カム機構、リンク機構、歯車機構である。
演習としてExcelでの解析を行う。
注意点:
(1)ゼミ形式で,学生とのコミュニケーションをとりながら、習熟度に合わせてポイントを押さえ授業を進める。
(2)ポイント毎に演習課題を行うので、必ず期限内に提出すること。
(3)本科で学習した機構学、設計製図について復習しておくこと。
(4)Excelの使用方法について学習しておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1カム機構 1-(1) カムの基本、カム機構の分類と形式を理解できる。
2週 1カム機構 1-(2) カム機構の設計手順を説明できる。
3週 1カム機構 1-(3) カム曲線、カム曲線の特性値、ユニバーサルカム曲線を説明できる。
4週 1カム機構 1-(4) Excelを使用し、カム曲線を計算できる。
5週 1カム機構 1-(4) Excelを使用し、カム曲線を計算できる。
6週 2リンク機構 2-(1) 平面リンク機構の運動解析と解析モジュールによるシステム解析方法を理解できる。
7週 2リンク機構 2-(2) 解析モジュールの計算式を理解できる。
8週 2リンク機構 2-(3) 解析モジュールを用いた解析手順を理解できる。
2ndQ
9週 2リンク機構 2-(4) Excelを使用し、リンク機構の運動解析ができる。
10週 2リンク機構 2-(4) Excelを使用し、リンク機構の運動解析ができる。
11週 3歯車機構 3-(1) 変速機の基本構造を理解できる。
12週 3歯車機構 3-(2) 機能計算に必要な駆動力、走行抵抗、減速比等を求めることができる。
13週 3歯車機構 3-(3) 歯車の寸法計算と強度計算ができる。
14週 3歯車機構 3-(3) 歯車の寸法計算と強度計算ができる。
15週 3歯車機構 3-(4) Excelで変速機の歯車列の機能計算ができる。
16週 3歯車機構 3-(4) Excelで変速機の歯車列の機能計算ができる。

評価割合

試験小テストレポート・課題発表成果品・実技その他合計
総合評価割合00802000100
基礎的能力0000000
専門的能力00802000100
分野横断的能力0000000