到達目標
数学に関する様々なテーマに触れ、社会で実践できる論理的思考力を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
初等関数 | 初等関数の基礎を理解し、発展的な問題を解くことができる。 | 初等関数の基礎が理解できる。 | 初等関数の基礎が理解できない。 |
線形代数 | 線形代数の基礎を理解し、発展的な問題を解くことができる。 | 線形代数の基礎を理解できる。 | 線形代数の基礎が理解できない。 |
微分積分学 | 微分学と積分学の基礎を理解し、発展的な問題を解くことができる。 | 微分学と積分学の基礎を理解できる。 | 微分学と積分学の基礎が理解できない。 |
確率統計 | 確率統計の基礎を理解し、発展的な問題を解くことができる。 | 確率統計の基礎を理解できる。 | 確率統計の基礎が理解できない。 |
離散数学 | 離散数学の基礎を理解し、発展的な問題を解くことができる。 | 離散数学の基礎を理解できる。 | 離散数学の基礎が理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
理工学に必要な基礎知識のスピーディな体得を目指す。数理科学B、数理科学C、専門科目を習得するために必要不可欠な数学にl関する知識を学び、自然現象を科学的に理解するとともに実践に際してそれらを活用できる能力を習得する。数学に関する様々なテーマに触れ、社会で実践できる論理的思考力を身につける。
※この科目では、金融企業での実務経験がある教員が、その経験を活かして実践的な統計学等の教育を行う。
授業の進め方・方法:
演習中心の授業を行う。毎回その授業の内容の課題を出題する。
注意点:
(1) 今後学ぶ数学や専門科目の基礎となる科目であるから、学習内容をしっかりと身に付ける必要がある。
(2) 学習内容の定着には、日々の予習復習が不可欠である。教科書・問題集などを活用して主体的に学習すること。
(3) 復習課題を出題するので必ず期限内に提出すること。
(4) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
論理的思考力養成① |
問題の条件が整理できる。
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2週 |
論理的思考力養成② |
問われている内容を理解することができる。
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3週 |
論理的思考力養成③ |
筋道を立てて考えることができる。
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4週 |
論理的思考力養成④ |
自分の考えを筆記で説明することができる。
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5週 |
論理的思考力養成⑤ |
自分の考えを口頭で説明することができる。
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6週 |
確率論① |
確率を理解するために必要な場合の数の計算ができる。
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7週 |
確率論② |
確率の定義が理解できる。
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8週 |
確率論③ |
いろいろな確率を理解し計算ができる。
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4thQ |
9週 |
確率論④ |
いろいろな統計量の意味を理解して計算ができる。
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10週 |
確率論⑤ |
複素数の定義を理解し、計算ができる。
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11週 |
離散数学① |
集合の基礎を理解し、それを使った説明ができる。
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12週 |
離散数学② |
命題と論証の基礎を理解し、それを使った説明ができる。
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13週 |
離散数学③ |
集合と命題についての応用ができる。
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14週 |
離散数学④ |
論理的思考力等を利用して、グラフ理論に関する考えを理解することができる。
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15週 |
離散数学⑤ |
論理的思考力等を利用して、グラフ理論に関する問題を解くことができる。
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16週 |
総合演習 |
これまでの内容の理解度の確認を試験形式で行う。
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評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |