航海シミュレーション概論

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 航海シミュレーション概論
科目番号 19専16019 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海事システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布資料
担当教員 片倉 広暁

到達目標

(1)海上における規則の概要を説明できる。
(2)事例調査により、事故原因を討論する。
(3)人間工学の観点から事故原因を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1海上における規則(海上衝突予防法、海上交通安全法、港則法等)の概要を説明できる。海上における規則(海上衝突予防法、海上交通安全法、港則法等)の概要を理解している。海上における規則(海上衝突予防法、海上交通安全法、港則法等)の概要を説明できない。
評価項目2事例調査から事故原因を詳しく調べ、説明できる。事例調査から事故原因を詳しく調べ、概ね説明できる。事例調査から事故原因を詳しく調べ、説明できない。
評価項目3人間工学の観点から事故原因を説明できる。人間工学の観点から事故原因を概ね説明できる。人間工学の観点から事故原因を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の目標は、操船シミュレーター室で人間工学の観点から事故原因を追究し、海難防止策に関して学習する。
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式で授業を進め,操船シミュレーター室を活用する。
注意点:
(1)配布した資料を持参すること。
(2)学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 海上衝突予防法 予防法の概要について理解する。
2週 海上交通安全法 海交法の概要について理解する。
3週 港則法 港則法の概要について理解する。
4週 海難事例 (衝突) 海難事例を調査し、事故の特性を理解する。
5週 海難事例(座礁) 海難事例を調査し、事故の特性を理解する。
6週 海難事例(狭水路) 海難事例を調査し、事故の特性を理解する。
7週 海難事例(視界制限状態) 海難事例を調査し、事故の特性を理解する。
8週 人間工学(疲労) 課題を中心に理解を深める。
4thQ
9週 人間工学(視線) 課題を中心に理解を深める。
10週 人間工学(心拍) 課題を中心に理解を深める。
11週 操船シミュレーター(概要) BRMや航海当直等を理解する。
12週 操船シミュレーター(荒天) 視界制限状態の航海当直を理解する。
13週 操船シミュレーター(狭水路) 国内や国外の航路を航行し、理解を深める。
14週 課題発表 講義内容に関する課題発表を行い、理解を深める。
15週 課題発表 講義内容に関する課題発表を行い、理解を深める。
16週 試験

評価割合

試験小テストレポート・課題発表成果品・実技その他合計
総合評価割合50005000100
基礎的能力0000000
専門的能力50005000100
分野横断的能力0000000