到達目標
1)社会に出るにあたり、最低限必要な法的素養を身につける。
2)知的財産法についての一般的な事柄については、しっかり身につける。
3)上記について7000字程度のレポートにまとめて提出してもらう。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 法学の基本的事項、法律行為、契約、債務不履行、不法行為などを理解し説明できる。 | 法学の基本的事項を理解し説明できる。 | 法学の基本的事項を理解し説明できない。 |
評価項目2 | 知的財産法の基本的事項、著作物、著作権、特許権などを理解し説明できる。
| 知的財産法の基本的事項を理解し説明できる。 | 知的財産法の基本的事項を理解し説明できない。 |
評価項目3 | 実際の判例を読み、分析し、自分の考えを示すことができる。 | 実際の判例を読み、理解することができる。 | 実際の判例を読み、理解することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
近年、法令順守の意識は高まってきている。そのような中、社会出てビジネスパーソンになるために必要な法的知識を確認する。知的財産法をメインで取り上げ、発表形式で学習していく。
授業の進め方・方法:
法的素養の習得を目指す。具体的はわが国の法、その基礎を確認し、重要判例の検討を通じて目的を達成したい。こうした学習を通して、身の回りの社会における問題点を発見する能力や、論理的な発表能力を身に付ける。
注意点:
(1)初回のガイダンスには必ず出席すること。ガイダンスにおいて履修上の注意点を説明する。ガイダンスに出席せずに履修することは認めない。履修を希望しており、ガイダンスに出席できない場合は、事前に必ず申し出ること。(2)六法を必ず持ってきて、実際に条文を読む癖をつけましょう。法律独特の言い回しに慣れましょう。
(3) 課題レポートを提出すること。
(4)最低一回(できれば2回)は報告してもらいます。
(5) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、法学概論 |
法学一般について、法律がなぜあるか、法を守らないとはどう言うことを意味するのかを理解し、説明できる。
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2週 |
民法 |
知的財産法を理解するのに必要な基本的事項を理解し、説明できる。
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3週 |
知的財産法 |
知的財産法の概要を理解し、説明できる。
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4週 |
著作権法1 |
著作者、著作物について理解し、説明できる。
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5週 |
著作権法2 |
著作権、著作者人格権について理解し、説明できる。
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6週 |
著作権法3 |
侵害に対する救済方法について理解し、説明できる。
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7週 |
特許法1 |
特許要件について理解し、説明できる。
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8週 |
特許法2 |
特許登録手続について理解し、説明できる。
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2ndQ |
9週 |
特許法3 |
特許権侵害について理解し、説明できる。
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10週 |
事例確認1 |
判例を分析するうえで必要な知識を確認する。
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11週 |
判例報告1 |
確認した知識をもとに判例報告を行い、自らの考えを示す。
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12週 |
事例確認2 |
判例を分析するうえで必要な知識を確認する。
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13週 |
判例報告2 |
確認した知識をもとに判例報告を行い、自らの考えを示す。
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14週 |
事例確認3 |
判例を分析するうえで必要な知識を確認する。
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15週 |
判例報告3 |
確認した知識をもとに判例報告を行い、自らの考えを示す。
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16週 |
レポート作成期末試験 |
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評価割合
| 試験 | レポート・課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 90 | 0 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 40 | 0 | 10 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 0 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |