特別研究Ⅱ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 特別研究Ⅱ
科目番号 19専26027 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 10
開設学科 海事システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 通年 週時間数 5
教科書/教材 教科書は使用しない。参考書は各研究室のテーマに関した専門書および研究論文を使用する。
担当教員 酒池 耕平

到達目標

(1) 研究の目的を理解し、心がけておくべき基本的な事項について認識できる。
(2) 研究計画を立案し、安全に研究を実施できる。
(3) 研究の目的・方法・結果・考察・結論等をまとめた論文が作成できる。
(4) 研究成果の資料を作成して発表し、説明することができる。
(5) 自主的に新しい情報や知識を習得し、課題への継続的な取り組みができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1特別研究を遂行するに当たっての心構えについて認識できる。特別研究を遂行するに当たっての心構えについて概ね認識できる。特別研究を遂行するに当たっての心構えについて認識できていない。
評価項目2各研究室に所有されている機器・器具を用いて、基本的な手順をもとに安全に研究を実施することができる。各研究室に所有されている機器・器具を用いて、安全に研究を実施することができる。各研究室に所有されている機器・器具を用いて、安全に研究を実施することができない。
評価項目3研究の目的を理解して研究を遂行し、得られた成果を順序立ててていねいに整理することができる。研究の目的を理解して研究を遂行し、得られた成果を整理することができる。研究の目的を理解せずに研究を遂行したうえに、得られた成果を整理することができない。
評価項目4研究の目的・手順・成果を論理的にまとめ、評価・報告することができる。研究の目的・手順・成果をまとめ、説明することができる。研究の目的・手順・成果を説明することができない。
評価項目5得られた成果を分析し、研究成果の妥当性を評価・考察するとともに、評価結果をもとに研究計画を再構築することができる。得られた成果を分析し、研究成果の妥当性を評価・考察することができる。得られた成果から、研究成果の妥当性を評価・考察することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
海事システム工学に関する高度な研究において、研究活動全体を理解し、研究活動に主体的に参加できるように指導する。研究テーマを選択し、研究対象への論理的・実験的アプローチ手法、解析・評価法など一連の研究活動を遂行する。研究活動を通じて、課題を発見してその解決策を計画して実行に移すとともに、その結果を検証する能力を身につけることを目標とする。 
授業の進め方・方法:
(1) 特別研究の研究テーマは、特別研究担当教員と学生が相談して決定する。
(2) 研究テーマに関係する専門科目の授業の復習、専門書や研究論文などを読んで理解に努めること。
(3) 研究は、文献収集・実験・データ解析を実施し、研究成果は論文としてまとめること。
(4) 特別研究論文は、所定の様式(目的、実験方法、結果、考察・検討、結論など)に従って作成し、提出すること。なお特別研究論文は、専攻科修了要件になるので、必ず提出すること。
(5) 特別研究発表会は公開とし、学外者、教員、専攻科生を対象としてプレゼンテーションを行う。その際、アブストラクトをA4用紙1枚以内にまとめて提出すること。
注意点:
(1) 特別研究の研究テーマは、特別研究担当教員と学生が相談して決定する。
(2) 研究テーマに関係する専門科目の授業の復習、専門書や研究論文などを読んで理解に努めること。
(3) 研究は、文献収集・実験・データ解析を実施し、研究成果は論文としてまとめること。
(4) 特別研究発表会は公開とし、学外者、教員、専攻科生を対象としてプレゼンテーションを行う。その際、アブストラクトをA4用紙1・2枚以内にまとめて提出すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 応用研究の復習 特別研究Ⅰの成果を踏まえて研究テーマを設定する。
2週 課題の検討と設定 論文検索や特許検索などを通じて研究課題に対する既往研究のサーベイや関連する分野の状況を把握する。
3週 課題の検討と設定 研究テーマを認識する。
4週 研究手法・解析法の検討 研究テーマに対して、研究方法・分析方法が適切であるかの検討を行う。
5週 研究手法・解析法の検討 研究テーマに対して、研究方法・分析方法が適切であるかの検討を行う。
6週 研究スケジュールの策定 研究のスケジュールを策定し、それに従って研究を実施する。
7週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
8週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
2ndQ
9週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
10週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
11週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
12週 研究成果の検討と再実施 スケジュールに従って研究を実施する。
13週 研究成果の検討と再実施 スケジュールに従って研究を実施する。
14週 学位授与機構提出用計画書の作成 スケジュールに従って研究を実施する。
15週 学位授与機構提出用計画書の作成 スケジュールに従って研究を実施する。
16週
後期
3rdQ
1週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
2週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
3週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
4週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
5週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
6週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
7週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
8週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
4thQ
9週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
10週 研究の実施 スケジュールに従って研究を実施する。
11週 論文の作成 研究成果をまとめて、執筆要綱に従って論文を作成することができる。
12週 論文の作成
13週 特別研究発表会 特別研究発表会において研究テーマについて、視聴者に理解できるようにプレゼンテーションできる。
14週 論文の修正 発表会等における指摘事項を踏まえて、論文の修正を行い特別研究論文を完成させる。
15週 学位授与機構提出用の成果報告書の作成 学位申請用の成果報告書を作成する。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度成果品・実技その他合計
総合評価割合030005515100
基礎的能力0100015530
専門的能力0100020535
分野横断的能力0100020535