到達目標
(1) PDCAサイクルの概要とその目的を説明できる
(2) ISO14001の規格要求事項で使用される用語と概要を説明できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 環境への取り組みをISOの標準化によってもたらされるメリットについて説明できる。 | 環境マネジメントシステムの規格化に至る経緯について説明できる。 | 環境マネジメントシステムの規格化に至る経緯について説明できない。 |
評価項目2 | PDCAサイクルの「P」「D」「C」「A」それぞれの内容と流れについて説明できる。 | PDCAサイクルの概要について説明できる。 | PDCAサイクルの概要について説明できない。 |
評価項目3 | 環境マネジメントシステムの規格要求事項について説明できる。 | 環境マネジメントシステムの概要を説明することができる。 | 環境マネジメントシステムの概要を説明することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現在,CSRに環境保全活動を含む企業が多く,海運業においても環境に関するマネジメントシステムであるISO14001の認証取得している例も少なくない。この講義ではこれまで学習してきた船舶運航技術にマネジメントシステムを融合させ,新たなシステム開発に活用できる能力を身につけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
基本的には講義方式で授業を進めるが、内容によっては演習形式ですすめる場合もある。
注意点:
(1) どの分野とも関係する「環境」に関する基礎となる科目であるから,学習内容をしっかりと身に付ける必要がある。
(2) 学習内容の定着には,日々の予習復習が不可欠である。配付資料などを活用して主体的に学習すること。
(3) 復習課題を出題するので必ず期限内に提出すること。
(4) 学習内容についてわからないことがあれば,積極的に質問すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
マネジメントシステムの概要 講義 |
マネジメントシステム規格及び環境マネジメントシステムの規格化に至る経緯を説明できる。
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2週 |
マネジメントシステムの概要 講義 |
現在の世界及び我が国の温室効果ガス排出事情について説明できる。
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3週 |
マネジメントシステムの概要 講義 |
PDCAサイクルの概要について説明できる。
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4週 |
マネジメントシステムの概要 講義 |
マネジメントシステムで使用される用語について説明できる。
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5週 |
環境マネジメントシステム規格 講義 |
一般的要求事項,環境方針について説明できる。
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6週 |
環境マネジメントシステム規格 講義 |
環境側面について説明できる。
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7週 |
環境マネジメントシステム規格 講義 |
法的及びその他の要求事項について説明できる。
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8週 |
環境マネジメントシステム規格 講義・演習 |
目的、目標及び実施計画について説明できる。
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2ndQ |
9週 |
環境マネジメントシステム規格 講義 |
資源、役割、責任及び権限,力量、教育訓練及び自覚について説明できる。
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10週 |
環境マネジメントシステム規格 講義 |
コミュニケーション,文書類,文書管理について説明できる。
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11週 |
環境マネジメントシステム規格 講義 |
運用管理,緊急事態への準備及び対応について説明できる。
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12週 |
環境マネジメントシステム規格 講義 |
監視及び測定,順守評価について説明できる。
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13週 |
環境マネジメントシステム規格 講義・演習 |
不適合並びに是正処置及び予防処置,記録の管理について説明できる。
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14週 |
環境マネジメントシステム規格 講義・演習 |
内部監査について説明できる。
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15週 |
環境マネジメントシステム規格 講義 |
マネジメントレビューについて説明できる。
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16週 |
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まとめ
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |